本日も

nostalji2017-09-22

ダビングして持って来た『蟻地獄作戦』(1964年・東宝/監督:坪島孝)を観る。
北支最前線の東平橋守備隊が全滅して、橋を八路軍に奪われます。八路軍の大軍が来る前に橋を爆破する必要があり、一色中尉(仲代達矢)率いる爆破決死隊が結成されるのね。決死隊メンバーは、脱走常習の栗山軍曹(佐藤允)、上官に反抗的な天道二等兵夏木陽介)、コソ泥の女木原二等兵(堺佐千夫)、上官殺しの西上等兵平田昭彦)、それに道案内役として大陸浪人の佐野鉄山(中丸忠雄)と、すねに傷持つならず者ばかり。行く手には八路軍だけでなく、梁大馬(三橋達也)率いる馬賊国府軍ゲリラも待ち構えており……
主役が佐藤允から仲代達矢になり、妙に真面目なものになってカラッとした面白さが出ていません。アクション演出にも間延びしたところがあり、全体的に今イチです。喜八監督と見比べるために、未見の3作品を観てきましたが、喜八作品の素晴らしさを改めて実感で〜す。