マルハニチロ マルハニチロ、冷凍食品から農薬=最低630万パック自主回収

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マルハニチロ、冷凍食品から農薬=最低630万パック自主回収

 食品大手のマルハニチロホールディングスは29日、子会社の群馬工場(群馬県大泉町)で生産した冷凍食品から農薬が検出されたと発表した。原因は調査中だが、現時点では不明。賞味期限にかかわらず同工場で生産された全ての商品の自主回収を始めた。
 マルハニチロと子会社のアクリフーズ(東京)によると、検出されたのは虫の駆除に使うマラチオンという農薬の一種。回収対象の商品数は最低でも630万パックに及ぶという。 
株式会社マルハニチロ食品マルハニチロしょくひん)は、加工食品を製造販売する会社である。
コーポレートスローガンは「世界においしいしあわせを」。

概要編集
水産・食品関連企業グループのマルハニチロホールディングスの中核企業。2008年4月1日に同社内の事業再編に伴い、それまでの株式会社ニチロを改組、ニチロマルハニチロHD内の一員であったマルハの食品事業を統合し、マルハニチログループの食品事業を担う中核企業としてスタートした。

主にスーパーやコンビニエンスストアなどの小売店で販売されるマルハ・ニチロ両社の一般向け商品を扱う。長年親しまれている「マルハ」「あけぼの」の2つのブランドを継承、展開する。

商品のパッケージには、「マルハ」「あけぼの」のブランドロゴに加え、「マルハニチロ」のロゴマーク経営統合したマルハとニチロの英語の頭文字「M」と「N」を波をイメージしてデザインされたもの)が付く。なお、レトルト食品の「金のどんぶり」やデザートゼリーの「今日のくだもの」「ゼリーdeゼロ」については、「マルハニチロ」のロゴマークのみ付く。