今年2度目のお上りさん

娘のコンサートに出かけた。
東へ行く列車に乗って、途中三島で降りた。
15年ほど前、富士市で暮らしていた。
その頃の友人と会う事になっていた。
富士山
富士山は美しい姿を見せて、迎えてくれた。
この山を毎日見て暮らしたことが懐かしかった。
三島「落寿園」
三島駅のすぐそばにある小松宮彰仁親王の別邸だったところ。
四季折々自然の美しい公園だ(ここも久しぶり)
「菊祭り」開催中だった。

六本木ヒルズ周辺のイルミネーション
スポンサーは韓国の企業「サムソン」だそうだ。
娘の家から歩いて15分余、東京滞在中はここが起点になった。
表参道
「表参道」と聞きなれてはいても訪れたのは初めて。
同潤会アパート
関東大震災の後に造られた当時としては超近代的なアパート。
古い建物好きの私はここが壊される前に来たかった。
残された一部を見る事が出来たが、蔦の絡まる壁面も想像とはかけ離れていた。
表参道ヒルズ
同潤会アパートの跡地に出来た表参道ヒルズ
吹き抜けになった中央部分は最下階にクリスマスツリー、らせん状に続く廊下は高級ブランドのお店が並び、クリスマスデコレーションで輝いていた。
娘とお茶
とっても今風のお店に入った。
キッチンに2人、フロアに1人、女性3人が切り盛りをしていたお店。
お客さんは皆女性。
シュガーポットは軽量カップ、ミルクピッチャーはジャムの空き瓶などアイディアいっぱい。
竹下通り
人・人・人
これほどの人を見たのは初めて。
多くのカメラマン
竹下通りの人・人・人!をカメラに収める外人観光客。
カメラに収めたい気持ちわかる!
代々木公園
ロックンローラーのグループがあちらこちらに見られる。
この頭、どのようにセットするのだろう?
目が釘付けの瞬間だった。
多くのカメラマンPART2
たむろするロッカーたちのグループ、音楽が鳴り出すと彼らは踊りだす。
決して若い人だけではない、ロッカーの過半数は昔の青年たちだった。
注目度NO1
多くのカメラマンはこの少年に照準を合わせていた。
小学校の低学年ではないだろうか?
彼の動きはなかなかのもの、カメラも関心も一人占めしていた。
忠犬ハチ公
はじめましての渋谷、そして「ハチ」だ。
思ったより大きい、そしてかた耳がたおれていた。
帰らぬ主人を待ち続けた、やさしさが伝わってくる犬ぶりだった。
岡本太郎「明日の希望」
発見された時にニュースにもなっていたので、是非見たかった。
渋谷駅の通路にかけられている。
大きい!岡本太郎さんの願いがど〜んと響いてきた。
国立新美術館
ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」
有名な作品が目玉ではなく、ゴッホその人が目玉だと言いたくなる展覧会だった。
福岡、名古屋と巡回するらしい。関西に来ないのが残念。
サントリー美術館
「その名は蔦屋重三郎」版元蔦屋重三郎の仕事をみた。
日本の出版界のフロンティアである。
有名な浮世絵師の名前が並ぶ、これらの人をプロデュースした人、さまざまな出版物を生み出した人。
製本を習っている今、並んでいる古い本は魅力的だった。
東京ミッドタウンのクリスマスツリー
あまりに背が高く。全体は写せなかった。
ありとあらゆるサンタさんが飾られていた。

通の東京ではなく、お上りさんの東京。
何を見ても「へぇ〜」「まぁ〜〜」「ふぅ〜〜ん」の東京だった。