横アリから帰ってきました。
タイミング次第ですが、下手をするとこれが今年、娘。を見る最後の可能性もあるわけで、いろんな物を背負いながら出陣して参りました。
そもそも、ツアーの最終講演なんてもの自体が初めて、卒業コンサートも初めてな自分には刺激が強すぎました。雰囲気が全然違うものですね。

演目について

特に印象深かったもの

  • 後藤真希/今まで、自分が生で見た中で、外れは一度たりともないです。素晴らしいの一言。
  • あぁ/堂々としてました。なんだか、感心してしまいました。ZYXもそうだけど、キッズに期待しているらしい自分に気づいてドキッとする(笑)。
  • ZYX/花道で飛び跳ねる6人の白い妖精たち。イキイキしていてキラキラしていて眩しいくらいでした(帰りにシングルV買っちゃいましたw)。
  • 飯田圭織/飯田さんの優雅さで誤魔化しているけど、「エーゲ海」というか「瀬戸内海」みたいな雰囲気でした(つんく♂節だしね)。
  • メロン記念日/大谷さん痩せた?
  • モーニング娘。さくら組の時点で既に泣きそうになってました(自分が)。なっちの娘。としてのラストだと思って構えてじっくり焼き付けようとは思うものの、時間は無情にもどんどん過ぎ去っていきました。濃かったけど短かったですね。

なっちコールに送られて

成功しましたね、サイリウム企画。会場は真っ白に染まりました。
その雪原の中、会場に響くなっちコールに送られて、花道を通って舞台の中心へ進むなっち。
まだ、誰も踏んでいない雪に、自分の足跡をつけて歩くのって、何だか気持ち良かったりするんですけど、昨日のなっちもそんな気分だったんじゃないかなと思います。それも、なっちのためだけに会場に積もった雪なわけですしね。

「白い…ビックリした。」

「デビューして、室蘭から出てきた私が
 まさか、こんなあったかい皆さんに囲まれて
 このステージに立てるなんて、とてもとても幸せです…。」

なっちに感激してもらえたことが嬉しい。それが大事なことだし、それだけでいい。
天井から雪が降り注ぐ中、22歳の私を歌い上げるなっち。横アリの観客を圧倒する彼女はとても凛々しく、綺麗でした。
泣き崩れるメンバーの肩を抱くなっち。
何とも表現しがたい、最上級の笑顔でメンバーを見るなっち。
まるで女神様かと思いました。なっち、天使。
感動的なシーンだったとは思うんです。各々がなっちからモーニング娘。を継承するシーン。しかし、哀しさのあまり、泣くことしかできず、退場してしまった、辻を見て、ちょっと、申し訳ない気分になってしまったのも事実。こんなにひたすら哀しみに沈む辻ちゃんを晒すようなことになってゴメンね…って…。

ふるさと

「ふるさと」って、リリース当時には、なっちに大きな十字架を背負わすことになってしまった曲だったろうなぁと思ってたりします。
他メンバーをコーラスに従え、ワントップ状態でリリースされたものの、結果は思わしくなく(鈴木あみとの対決とかもあったり)、なっちは一人でその責任を抱え込もうとしてしまったり。
既に、なっちはその呪縛からは既に抜け出してたとは思うけど、この因縁の曲を娘。での最後の曲として、重みとか格とか…その他もろもろを纏って、立派に歌いきるなっちを見て、「安倍なつみモーニング娘。を卒業する」という「事実」に対して、自分としてはストンと納得できてしまったんです。やり残しはないなって。
でもね、事実を納得できても、寂しいという気持ちがきれいに消えるわけなんてないわけで。こっちの方はストンと納得できてしまう日はなかなか来ないだろうなぁと思う。

そういえば

風邪をひきました。多分、コンサート後の汗処理を怠ったせいですけど(思ったより寒いんですね、横浜って)。いっそのこと、紺野の風邪が自分にでも感染して、彼女の風邪がなれば良いのにとか思った。