「東京お台場トリエンナーレ」2025年10月に開催 現代アートの国際芸術祭、都内で初めて(東京新聞2024年5月15日) 

東京都は14日、東京・お台場で2025年10~12月、現代アートを中心とした大規模な国際芸術祭「東京お台場トリエンナーレ2025」を開催すると発表した。トリエンナーレを都内で開くのは初めて。
 都と一般社団法人お台場トリエンナーレ実行委員会による共催。都立台場公園やフジテレビ湾岸スタジオ日本科学未来館などを会場に、国内外で活躍するアーティストの作品を展示する。展示内容などの概要は今秋に発表する。
 「トリエンナーレ」はイタリア語で3年に1度を意味する。各国で同様の国際芸術祭が開かれており、国内では横浜市さいたま市などで開催実績がある。(三宅千智)

本記事では、東京都における芸術祭の取組を紹介。

同都では、同「実行委員会との共催」により、「2025年10月」から同年「12月」の間、「台場公園(第三台場)、フジテレビ本社屋・湾岸スタジオ日本未来科学館」等を会場に、「国際芸術祭を開催」*1

「大きなイベント」*2の開催状況は要確認。

エコ家電に買い替え、横浜市が「応援」第2弾 20%還元、最大3万円分 6月6日スタート(東京新聞2024年5月14日)

横浜市は6月6日から、一定の省エネ性能基準を満たすエアコンや冷蔵庫、発光ダイオード(LED)照明器具を購入するとポイント還元を受けられる「横浜市エコ家電応援キャンペーン」(エコハマ)第2弾を始める。市民が市内の登録店で対象商品を購入し、市内の自宅に設置すると、税抜き購入額の20%(上限3万円分)が還元される。期間は12月26日まで。
 国の交付金を活用し、第1弾は昨年8月29日~今年1月末に実施した。制度設計の都合上、エアコンの需要が高まる時期を過ぎていたこともあり、還元ポイント分の予算16億円のうち使われたのは75%にとどまっていた。第2弾は14億円で、予算に達し次第、期間内でも終了する。
 対象商品は、国の統一省エネラベルが示す省エネ機能で、エアコンなら多段階評価点(★の数)2・4以上、冷蔵庫は450リットル以下は2・0以上、451リットル以上なら3・0以上、LED照明器具は4・0以上。エアコンは第1弾で3・0以上としていたが、基準を引き下げて対象を拡大する。
 還元を受けられるのは1人当たりエアコン、冷蔵庫は各1台、LED照明器具は2台まで。購入先は市内の実店舗に限り、インターネットは対象外。ポイントは12種類の中から選ぶ仕組みで、商品券も可能。市は5月13日に市民向けコールセンター=電045(900)4830=を開設し、店舗登録申請の受け付けも始めた。(神谷円香)

本記事では、横浜市における温暖化対策の取組を紹介。

同市では、「物価高騰等に直面する」同「市民の」「支援」と「温暖化対策を推進」を目的に「登録店舗」で「エコ家電」の「対象製品を」「購入」し同「市内の自宅に設置した後」、「オンラインまたは郵送で」「申請」した同「市民」に「対象製品の本体購入価格(税抜)」の「20%」で「1台あたり上限3万円」「分のポイント還元」*1の取組を実施。

「環境に配慮しようとする消費者の選択」*2の状況は、要確認。

「指示待ち自治体を作り出す」 保坂展人・世田谷区長が地方自治法改正案の廃案求める 区新庁舎で会見(東京新聞2024年5月11日)

自治体に対する国の指示権を拡大する地方自治法改正案を巡り、東京都世田谷区の保坂展人区長は10日、定例会見で「指示待ち自治体を作り出してしまう。命を守る対策としては脆弱(ぜいじゃく)になる恐れがある」と懸念し、廃案を求めた。
 保坂区長は新型コロナウイルス感染症の対応まとめも説明。区独自の取り組みとして、高齢者施設での感染を広げないため、職員らを対象に感染の有無を調べる検査をしたことなどを紹介。「コロナの対応は国がいつも正しかったわけではない」と述べた。
 会見は3月末に完成した新庁舎で初めて行われた。施工業者の計画の見誤りなどで遅れ、屋上庭園なども含めた全体の完成は2029年4月の予定。今月19日には区民向けの内覧会がある。(奥野斐)

本記事では、世田谷区における感染拡大防止の記録の取組のを紹介。

同区では、同「区」の「新型コロナウイルス感染症対応の経験」を「次の新興・再興感染症発生時の対応に活かす」目的から、「世田谷区感染症予防計画」「の別冊として対応記録を作成」*1

同記録では「世田谷区は新型コロナウイルスとどう向き合ったか?」「世田谷区における新規感染者数の推移」「世田谷区における主な取組み」*2から構成。

同記録を通じた、今後の「実務の基礎」((金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)308頁

)の整備状況は、要確認。

離婚の時の「転居費用」6月から中野区が補助制度 「子育て世帯」向け、最大30万円 23区で初(東京新聞2024年5月12日) 

 東京都中野区は、子育て世帯が離婚に向けて転居する際にかかる費用の補助を6月から始める。区によると、離婚に向けた転居費用の支援は23区で初めてという。
 対象は、1年以上区内に在住し、18歳未満の子を育てる区民。区内での転居費用と礼金、仲介手数料、前払い家賃などの初期費用について30万円を上限に補助する。所得制限あり。
 区は区民からの窓口相談を受ける中で、ひとり親家庭や離婚協議中の「実質ひとり親家庭」が特に経済面や生活面で困難を抱えやすいと分析した。2023年度からは離婚成立前の実質ひとり親家庭へ子1人当たり10万円の給付金を支給するなど支援を進めている。
 酒井直人区長は「中野区は賃貸住宅の家賃が高く、離婚成立前に別居している状態だと生活が苦しい状況というのが調査で明らかになった」と話した。
 申請は転居日から6カ月以内。希望者は賃貸契約前に子育て支援課窓口で事前相談が必要。(長竹祐子)

本記事では、中野区におけるひとり親家庭への取組を紹介。

同区では、「18歳未満の」「子」「を養育しており」、同「区内に引き続き1年以上居住している」「ひとり親家庭および実質ひとり親家庭」を対象に、「住まい確保を経済的に支援」する目的から、「補助上限額 30万円」で「転居費用」と「礼金、仲介手数料、前払い家賃」の「初期費用」の「支援」*1を実施。

「家族」*2の状況を踏まえた同取組。実施状況は、要観察。

品川区役所「子ども連れ歓迎」 ロビーに「赤ちゃん休憩スペース」「おむつ真空パック機」 育児経験者の女性職員2人が発案(東京新聞2024年5月9日) 

 
 東京都品川区は、区役所本庁舎3階ロビーに「赤ちゃん休憩スペース」と、使用済みおむつを快適に処理できる「おむつ真空パック機」を設置した。区が昨年度実施した職員事業提案制度で、育児経験者の女性職員2人が発案した。同制度の実用化第1号となる。(小沢慧一)
 休憩スペースには縦2メートル、横1メートルのクッション材マットが敷かれており、保護者は乳幼児を下ろして休憩できる。一方、真空パック機は、使用済みおむつを投入すると、自動的にラミネートで圧縮、密封される。細菌やにおい漏れを防ぎ、使用済みおむつを持ち歩く負担が減る。いずれも無料で利用できる。
 休憩スペース提案者の区保育施設運営課の北崎好美さん(37)は、抱っこひもで幼い子どもと外出した際、子どもを下ろして休憩する場所が少ないことに気付いた。「区が『赤ちゃんが座る場所あるよ』とメッセージを発信したら、育児中でも外出しやすい」と狙いを説明する。
 真空パック機は、同じく育児経験者で区子ども育成課の山森海さん(38)が提案した。商業施設に置かれた同様の装置を利用すると、その日の活動の幅が広がったことから「設置をきっかけに、区民の方々が公共施設を気軽に活用してほしい」と期待する。
 森沢恭子区長は「今回設置した設備は、子ども連れが歓迎されているというメッセージになる」と話している。

本記事では、品川区における庁舎利用の取組を紹介。

同区では、2024年「5月7日」に同区「庁舎3階の正面玄関ロビー」に「乳児を下ろして休憩ができる」「スペース」と「使用済おむつを」「処理できる」「真空パック機」を「設置」*1

同事業は、

「現場の実務」*2に基づく「職員事業提案制度」*3による事業化の取組。他の提案事業の実現状況は要観察。