川湯温泉から網走まで

知床峠

朝、早く起きて朝風呂に入ってきました。温泉は朝も入れて気持ちよかった。
やっぱりすいていたなあ。平日泊だったからね。
それから朝食バイキング。意外とおいしいぞ。うんうん。
いつも思うのだが、旅行で出る朝食でうれしいのはペンションの食事。
こっつあんちのも好きだな。
バイキングは食べ過ぎるし、どこも同じなのががっかりだし、和食のは絶対納豆が出るので×。
ペンション系はパンとコーヒーなのがうれしい。
朝食を食べてから、車にて出発。
まずは屈斜路湖。ここはチラ見程度で通りすぎ。
次は開陽台というところを目指します。ここはしばらく距離があるのでカーナビに行き先を設定しようとしたらなんだかうまく行きません。
私はカーナビの説明書を読み始めました。
天気もよく、かさんも好調のようでした。
ふと顔を上げるとすごい長い直線。まさに北海道です。両サイドは牧草地。雄大な風景です。
すると、道に一人の男性が出てきました。はて?

開陽台は330度の絶景

さて、旅は続きます。
カーナビと地図の場所を読み間違えつつも、カーナビが人間ナビ(私)の間違いを補填してくれてなんとか着くことができました。
ここも高台になっているところに、低い展望台があるだけのところでした。観光客は結構いるみたい。
そこで写真を撮ったりしました。330度の絶景です、と書いてあるのですが、なんで30度の不足分はなんだろう?なんて話しました。

トドを食う

開陽台を出発し、今度は知床半島に行きます。
知床半島は自然公園になっているため、先端のほうは行くことができません。
というわけで、半島の中くらいのところから、南北を結ぶ道があります。知床峠という名前がついています。
その南端には町があります。そこで食事をとることにしました。
道の駅みたいなところに、トドやエゾジカを食べさせてくれるところがあるというのでそこにいきました。
そこでは、地元の中学生が学校の行事で出店を出していたり、学校で作った知床を紹介したパンフレットなどを配っていました。なかなかにぎやかでした。
さて、食事です。私はトド定食、かさんはエゾシカ定食を頼みました。
よく見ると、馬鹿定食というのもあります。これはトド(海馬)とエゾシカ(鹿)の両方の定食ということだったのでこれを頼めばよかったなあと後悔しました。
で、味ですが、トドはとにかく堅い。おいしいものではないなーという感じです。
シカはおいしかったです。牛肉と豚肉のあいのこのような感じ。
レジでお会計を済ますと、トドを食べた認定証をもらいました(笑)
北海道での獣研究を行うことができ、満足しました。

知床五湖を見る

知床峠を上っていきます。途中で展望台がありそこで止まりました。
まあ、たいしたことがなかったように思います。
そこは第一展望台だったので、第三展望台というところにいきました。
しかし、第三展望台を気づかずに通り過ぎてしまいました。(実際にはとまったんだけど、ここは違うよね、と出てしまった)
うまく折り返すところが見つからず、そのまま峠を下ってしまいました。
知床半島の北側についたので、今度は知床五湖を目指します。
今まで北海道にきてどこも空いていたのですが、ここは駐車場の入り口で渋滞していました。しばらく待ちます。15分くらいで入ることができました。
ここはすごい広さの駐車場がありました。そしてほとんど埋まっています。
早速湖を見に行きます。
湖は5つあるのですが、5つを全部見るコースだと90分かかるそうです。
ちょっと90分も歩くのはしんどいかな、と一湖と二湖を見る40分コースにしました。
10分ほどハイキングコースのような道を歩くと湖が見えてきました。
まあ、それなりです。写真を撮りました。
それから、10分ちょっと歩くと二湖につきました。
しかし、ここでかさんの体調に異変が。おなかを下したようです。
急いで戻ることにします。
途中で、野生のシカが道の脇3メートルくらいのところで座ってこちらを見ているところで人だかりができていました。
ガイドの人によると「別に人なつっこいわけではなく、人間程度ならこの距離があればいつでも逃げられるとナメてるんです(笑)」とのこと。なるほどね。
なんとか入り口まで戻ることができて、無事トイレに到着。
その間、私はレストハウスに入ってハスカップのソフトクリームをゲット。とてもおいしい。
トイレから戻ってきたかさんも復調していたので、食しました。

網走へ

さて、知床五湖を後にし網走に向かいます。
途中にある北浜駅という無人駅がなかなか風流があるそうなので、寄ってみることにしました。
あたりが暗くなったころにやっとこさ到着。
この駅は海岸のすぐそばに駅があります。駅舎の横に展望台?のようなものがあるので登って見ました。線路の向こうは海岸です。きれいな砂浜がえんえんとひろがっていますが、果たしてこのあたりの人に海水浴という文化があるのだろうか、と考えました。
駅舎の中に入ってみました。壁にはキップやら名刺やらが大量に貼ってあり壁自体が見えないです。
ここから網走までは十数キロです。結構遅くなってしまいました。
ホテル前で少し迷いつつもなんとか着くことができました。
ここはキレイなホテルでした。前日のホテルがどこか牧歌的な親しみやすさがあったとすればここは緻密さと高級感があふれる感じです。
食事は部屋食ではありませんでした。そのため指定時間にレストランに移動する必要がありました。一番遅い時間を指定し、先にお風呂に入ることにしました。
ここのお風呂は温度が気持ちよく、また露天風呂が広めできれいでライトアップなんかもされていて前日よりもさらによかったです。
食事は前日よりも少し豪華な内容でしたが、部屋食という環境には勝てません。
しかし、生ビールがおいしかった。前日は瓶ビールだったので。
食事が終わった後、私は再度温泉に行き、かさんはフットマッサージにいきました。
私も温泉が終わった後にフットマッサージにいきました。胃とか腎臓とかが悪いと言われました。あたりです。