ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

北朝鮮アナウンサー

 テレビのニュースでしかもちろんお目にかかれないのだけれど、北朝鮮のテレビに首領様関連ニュースでないと出てこないベテラン女性アナウンサー(あれはやっぱりアナウンサーなんだろうなぁ)がおられる。もう思い入れたっぷりで、しまいには原稿に頬ずりをしてしまいかねない。
 あの人の放送を見ていると、北朝鮮の人たちはやっぱり厳か優雅という感じを持つのだろうか。だとすると、タモリか誰かがあの人の物まねをしたり、うちのようにテレビであの人の喋り方を見ていて思わず笑い出してしまうようなところを見たら、あちらの方々はお怒りになるんだろうか。真剣と笑いは本当に紙一重なんだなぁと考え込んでしまう。

銀座へ

 先週金曜日は京橋まで足を伸ばし、日本橋から帰ってきた。今日は雨だけれど、銀座へ足を伸ばしてみようと家を出た。平日の雨ということで駅の構内もそんなに人混みではなかった。表に出ると雨が降っていることもあるのだろうけれど、殆ど中国人観光客を見かけない。いつもだったらバスが止まっていたり、逆にバスを待って固まりになっていて歩きにくかったりするのに全然見ない。中国語の会話を聞いたのは「おたく」系と覚しき男の子6人ぐらい(5人だったかなぁ)が吉野家に入ろうとしているところぐらいだ。
 私は朝飯がやたら早かったので、腹が減っていて松坂屋の地下に入り込んでまだ誰も客が入っていない乾山の5つしか席のないカウンターでひれカツ丼を喰らった。上にのっていた三つ葉の匂いがぷぅ〜んとして、いやそそる、そそる。
 そういえば天ぷら屋とか蕎麦屋、すき焼き屋ではもちろんだけれど、外国人客を見かけることがあるけれど、カツ丼を喰らっている外国人というのはあんまり見ない。なんか意味があるのだろうか。そういえば鰻もそうだ。鰻は子どもだってなんだか見た目も気持ち悪いし、ぬるっとしていて嫌だという。いや、かくいう私がそうだったのだ。だから外国人から見て、何となく取っつきにくいなぁというのはわかる。しかし、カツ丼はなんでダメだろう。卵で閉じてあるから?だとしたら、親子丼もダメだね、君たち。
 とはいえ、日本にいる外国生まれの人たち全員を十把一絡げで論じるのははなはだどころかむちゃくちゃだ。
 教文館で「週刊金曜日」のバックナンバーを捜すと先々週の号が見つからない。店員さんにお伺いしたら、もう持っていないという。どうしたんだろう。いつの間にか500円だったのが580円になっていた。それでも店員さんが「この週刊誌は良く持ってますよねぇ」と感心していた。そろそろ定期購読しないとなくなっちゃうだろうか。
 カメラを見ようと千日劇場跡のビックカメラに行くと、「携帯電話」売り場はあんまり変わったように見えなかったのだけれど、中はなんと半分がテレビ売り場で、残りの半分ほどが自転車売り場になっていた。他のものはもう置いてない。昔のそごうの売り場に行ってくれというわけだ。面倒だから京橋に向かい、QBで千円出して頭を刈って貰う。
 たったこれだけ歩いただけなのに、疲労困憊。一ヶ月家から出なかった影響がくっきりだ。

19年後

 どこの新聞記事だったか忘れたけれど、50歳を過ぎてジョギングしている人はしていない人に較べて19年後の(なんで19年後?)死亡率が半分以下だというんだ。だから、今日は雨だけれど出掛けよう。
 19年後じゃ、どっちにしても生きちゃいないなという気になるけれど、いずれにしろ、こんなポヤポヤ頭じゃ、出掛けるのが億劫だから、床屋に行かなくちゃならん。雨はその内上がるだろう。

福島第一原子力発電所5号機

 今月2日、タービンの1台がふだんより回転数が上がって自動で止まるトラブルが発生し、東京電力が原因を調べました。その結果、タービンに送る蒸気の量を調整する装置のケーブルが抜けていたことが原因で、先月16日に社員が誤って、本来、隣にある検査中の6号機で抜くべきケーブルを運転中の5号機の同じ装置で抜いていたことがわかりました。またこれに伴って、緊急時に原子炉を冷やすために水を送る装置が今月2日までの半月余りにわたって動かない状態(NHK 2010年9月27日 21時55分)

 だからやめた方が良いって、原子力発電なんて。たったこれだけのことで、本当のことをいうとこの期間にもしも大きな地震が来ていたとしたら多分メルトダウンしていたのではないだろうか。しかし、その危険性について東京電力はこれ以上説明しないだろうし、保安院も追求しないだろう。全然保安なんてしていないんだ。

パソコン

 とにかくいつ買ったのか覚えていないけれど、1995年6月に豪州のSydneyに行った時、私は二台のアップルを持っていった。ひとつはモニター一体型のLC520でもうひとつはクルクル回るボールがついていたPowerBook150という奴だった。150はプリンターと一緒に機内に持ちこんでいった。520は引っ越しの荷物と一緒に船便で運んだ。
 「二台持ちこむ」といったら「課税されたときは自分の責任で負担せよ」という返事が来たのには驚いた。驚いたけれど、どうも事前のやりとりでは行く先の小さな事務所にはパソコンそのものがあるのかないのかわからない。行ってみたらないことはないのだけれど、二代前にいた人が導入した古いものでもう誰も使い方がわからないというものだった。もったいないなぁと思ったけれど、私は当時の機械は全然わからない。それに仕事がラップしていないので、下手に触りたくなかった。
 当初はファックス線を外して繋げていたけれど、そのうちに専用の電話線を引いて貰って、自分の費用でプロバイダーと契約してモデムを介して繋げては東京とのメールのやりとりをした。なんで自分の費用で繋げていたのかというとその小さな事務所ではネットでメールのやりとりをすることが理解されていなかったからである。
 誰もネットに接続するという意義を見いだしてはいなかったのでどんなにその必要性を説明しても理解されなかった。今から考えてみたら黎明期だったということなんだろう。
 その内に東京も社内ネットワークが一気に構築されて周辺にもその波が及んできた。今から考えると毎月の定期的やりとりが一気に楽になった。それまではファックスでやりとりしていたのだった。
 当時良く論議されていたのはそれだけネットワークの構築に費用を費やしてどれほどのメリットが生まれるのかという点だった。得てしてコスト・マネージメント的に語られるわけで、いつも、それじゃ、今のまま、つまり、ファックスと電話、で良いではないかという結論で押し切られていたような気がする。
 早くて簡便で間違いのない伝達に、既成の方策との差をコストで表すというのは難しい。ひょっとして今度のテレビの地上デジタル化にもそれと同じ論理が存在するのだろうか。

LCC

 日本では純粋にLCCといえる航空会社というのはまだないのだろうか。だからこんど全日空がそんな会社を作るというのがニュースになっているのかな。豪州にはこれまでVirgin BlueとJet Starがあるけれど、どうやらVirginグループがV Australiaというのをつくって、米国Los Angelesとの間に飛ばしているんだそうだ。安いと往復1200豪ドルくらいだろうか。これでLCCだけで世界一周できるようになったと昨日の夜のラジオがいっていた。
 とはいえ、LCCは安い代わりに予定通りに飛ぶとは限らない。Jet Starの評判を聞いていると乗り継ぎで大変な眼にあったという声もある。だから、乗り継ぎなんて考えちゃダメ、ってことなんだろうな。ひとフライト飛んだら、その着地でのんびりして、また次に飛ぶ、ってくらいじゃないといけないって事か。
 ということは結果的に結構金がかかることになるかもしれない。時間に追われているひとにはご遠慮戴いて、時間なんかどうでも良い人向けだな。それにしても普通の座席数よりも盛りだくさんの椅子が搭載されているというから椅子は苦しそうだ。やっぱり若者向きかな。
 中には自由席というのもあるんだそうで、必ず席はあるけれど、それを決めない。そうすればチェックインに時間もかからないのだろうか。
 30年前のアフリカの某国営航空会社なんて既にそうだった。ボーディング・カードを貰っていたって下手すると席がなくて、次のフライトに廻されちゃう。だから、みんな一斉に飛行機のタラップに向かって走る。まるで羊の群れがノアの方舟に乗るように群がってタラップを上がる。それでも政府や軍の高官が優先でムッとしたら、その次が女・子どもだというところが泣かせる。そして男どもは外国人だろうがその国の男だろうが関係なしに群がるのである、わんわんと。
 そのうち立って乗る飛行機ができるというではないか。昔は冗談でそれをいっていた。つり革吊らせば良いんじゃないの!って。

睡眠時間

 本日も第一睡眠時間を終えた。昨日の午後22時頃よせ来る眠気に堪えられず寝てしまうと、午前2時半に覚醒。つまり、第一睡眠は4時間半に及ぶ。「およぶ」という表現をした場合には往々にして「長い」印象の場合を表現することが普通である。従って、この場合は間違いかも知れない。
 友人が今月初めに米国西海岸に遊び行き、その記録をアップしてくれた。彼は一度も行ったことのないところへネットで研究し、ディナーまでブックして行った。しかもあそこがうまい、ここが美味しいを全部ネット情報で手に入れていたらしい。今やそういう時代だ。同じような条件下にいながら私は人の企画に乗っかる方である。つまりイージーなんである。こういうタイプには冒険家は育たない。
 あれ?なんの話だったのだろうか。とにかく第一睡眠終了。