ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

並ぶ

 私たちの親の代に聞くと(うちの場合はもう既に4人とも他界しているけれど)、戦後は配給のために並んだとか、外食券食堂に並んだとかという話を聞く。いや、うちの親はそんなことを経験していないけれど、そのまた聴きかも知れないし、テレビや映画で見たのかもしれない。
 しかし、私がまだ小学校にも上がらなかった頃の電車は並んでなんかいなかった。駅で人が並ぶようになったのは一体いつからなんだろう。自分は子どもの頃から小さかったから、すばしっこいということになっていて(実は全然違う)、電車が来たら人が降りるか降りないかの瞬間に脱兎(こんな時はどうして兎なのかねぇ)の如く駆け込んで、緑色の別珍のような座席に飛び乗って「とったよ、とったよ、お母さん、とったよ」と叫ぶ、実に憎たらしい行為に及んでいたことを想い出す。それを戒めることのなかったわが両親にも今となっては是としたくない気持ちになるけれど、それが昔の子どもに許されたことだったのだろうか。
 何しろ電車の中で子どもが阿鼻叫喚の如く泣き叫ぶのがごく普通だったという記憶で、今のように電車の中で赤子が泣くと「なに?!」という雰囲気が電車の中に流れたりはしなかった。この辺も大きく変わったんだなぁと思うけれど、それではそれはいつ頃から変わったのかといったら、全く指摘することはできない。
 並ぶという点についていうと、多分1964年のオリンピックがとても大きな影響を与えたのではないかという気がしないでもない。

サン・ミョン・ムーン

 世界基督教統一神霊協会統一教会)の創始者文鮮明がついに肺炎などの合併症のため92歳で死去したそうだ。
 私は「癌は切らずに治る、神霊教」も統一協会のことかと思っていた。しかし、勝共連合は確実にここだ。そのために統一協会には日本の保守派といわれる政治家が多く縁を持っているといわれている。
 原理運動、霊感商法合同結婚式といった様々に信者を洗脳して動かしている。これもまたマルチ商法と同じ様なもので、一般信者が馬鹿を見る。人間はなかなか学習はしないのだよ。
 それにしても、あっちの方は未だに大丈夫なんだろうか。多分なかなか真実を明かすということはないだろうけれど。

2012年09月02日のツイート