みなさまGWいかがお過ごしでしょうか。
最近は設計依頼を若い方からお声がけいただく機会も増えて嬉しい限りです。
現在三物件の見積をとっている段階ですがそのうち2件は若い方の住宅です。
大角設計室といえばあまり、完成見学会をやっていないのですが
設計をお考えの方を対象に、お問い合わせいただければ
日程調整は必要ですが実際に住んでいる家をご案内することも可能です。
大角設計室のアトリエそのものも、古い江戸時代の蔵をリデザインしたものですので
なにわともあれ、何度か事務所アトリエに遊びに来てくだされば
だいたいの雰囲気が理解できると思います。
設計依頼するか迷っている状態で全然かまいません。
是非お問い合わせいただければと思います。
大角設計室が、実際に建物をご案内したり、
アトリエや、または、みなさまのお宅に伺って、
会ってお話をすることの一番の目的は、何でしょうか。
実際に建物の設計監理をご依頼いただければそれは嬉しいことですが、
私達が一番大切にしているものは、別に2つあります。
1つめは家そのもの。
大角設計室が創っているものがなんとなく「いいな」と
感じられるかどうか。
「○○が良い」という個別具体的なモノではなくて
「なんとなく良い」と思ってもらえるかどうかを
大切にしています。
大角設計室が創る建物は「耐震等級」「断熱係数」「坪単価」等
単純に数値化できるものをウリにしている訳ではありません。
もちろん大角設計室も数値化できるものも、おなざりにはしていませんし
住むための快適性・安全性は満たせることは重要だと思っています。
が、その一歩むこう・ないしは一歩手前に
忘れがちな根本的なコトがあるのではないでしょうか。
「日々住んでいて心地よい・気持ちがいい」と感じさせる要素こそが
今の日本の家に一番足りない大切なものだと思っています。
そうした「心地よい・気持ち良い」家は総じて
住んでいる自分を元気にしてくれると、私達設計事務所は確信しています。
でもこの「心地よい気持ち良い」という要素は単純な数値で測ることは出来ません。
確かに計測可能な数値的要素(例えば温湿度・音環境・熱等)もありますが、
どれか一つが優れいればいいというものではなくて
複雑に重層的に要素が絡み合っている状態と言えると思います。
GWに風光明媚なものを大勢の方は観光にいかれると思いますが、
泊まる宿の設えや、建物の雰囲気、大自然の中での光等、
人が「空間から知らず知らずのうちに多大な影響」を受けていることは
経験的に理解できるのではないでしょうか。
そうした魅力が何かしらと考えてみるときっと
「なんだか、楽しかった」が先に来るはずです。
けっして、○○という情報を楽しんだわけではないはずです。
食べ物であれば(塩分濃度・グラム数・形状・値段等)だけではなく、
神社仏閣であれば(建造年月日・開祖・建築材料等)だけではなく、
キャンプであれば(道具のブランド等)だけではなく、
それらを取り巻く全ての環境・要素(時間・空間・人等)が相まって
それぞれ人生にとってすばらしい経験を生み出します。
同様に大角設計室が創る家は
数値化できない魅力が、たーーっぷり詰まった家です。
へんな言い方をすれば「ある種のわかり難さ」が魅力を生み出します。
「良くわからないけど、確かに、なんか気になる」。。
全てを伝えることが容易くないほど
想いや技術を込めた家であると確信しています。
設計事務所というのは、そういった「住む」という体験を
総合的に「楽しめる空間」として
住まい手と価値観を共有しながら一緒に
創り上げていく人生の中でのパートナーです。
ですから
私達がお会いしている方に伝えたいと、大切にしているもの
2つめは
家を一緒に創るパートナーとしての魅力です。
こればっかりは、お会いしないと伝わらないかもしれないですね。
だけど、まだまだ
どんな家を
だれと一緒に
つくろうかとお悩みの方にお勧めします。
大角設計室の創った宮城県の住宅のユーチューブ動画です。
気になる方は
誰でも、何度でもお問い合わせください。
お待ちしております。
ゆあさ