副都心線、ダイヤが激しく乱れる

6月2日*1に、

どこまで正常ダイヤを維持できるかがこれから試される。
一方、各駅停車は通過待ちが長く感じるだろうなと思う。特にダイヤが乱れたときはどうなるのだろうか。

と書いたら、想像していた以上にダイヤが乱れたようだ。しかも、職員の訓練不足が目立つ。ポイント切り替えに失敗したとか、機械操作に手間取ったとか、駅員が利用客に対してどういう言い訳をしたか聞いてみたいようなものもあった。
 やはり、一度ダイヤが乱れると直せないようだ。2線併合2線分割。しかも急行運転あり。これで将来、東横線がつながったら、毎朝大混乱である。国鉄常磐線各駅停車103系1000番台以来の「迷惑乗り入れ」となること間違いなしである。毎朝、東京地下鉄が「東急が乱れた」と言い、東武が「西武の副都心線乗り入れが遅れた」と言い、西武が「東武有楽町線乗り入れが遅れた」と言い、お互いに罪をなすりつけあう。
 よほどの発想の転換がなければ、ダイヤ改正を通じて運転停車は長くなっていき、運転本数は減る。それで混雑が激しくなればますますダイヤが乱れる。悪循環である。
 もっとも、わたしは昨年のうちから、直通運転の複雑化に伴う混乱連鎖は予想済みである*2
 南北線都営三田線白金高輪モデルを採用するしかないのだろうか。
 新線建設や沿線振興に力を注いできた人たちにしてみたら大変がっかりなことだろう。渋谷方面より新木場方面に向かう客の方が多いという話も聞こえてくるが、他のブログで論じられているように本当に定期券経路の問題なのだろうか。今は見物客も多いと思うが、鉄道好きの人がいなくなってから後の利用状況推移に注目だ。