何にしろ極端なんだよね

たばこの販売を原則禁止し、医師の処方箋がある場合のみ購入できるようにする法案について、アイスランド議会が審議を始めることになった。公共の場所での全面禁煙を目指す１０年計画の一環という。
たばこ販売禁止を・アイスランド、法案審議へ

　まぁ、タバコも大麻や麻薬、覚せい剤と同じだという医学的・法律的なコンセンサスがえられたということなんでしょう、きっと。そして世界的にそういう方向に向かいつつあるんだろうね。
　でも、インドはガンジャを認めているし、厳しくなったとはいえオランダのコーヒーハウスも有名だから、一部の「金と寿命を無駄にするのが好きな人」の権利も認めて欲しいものだ。明らかに、暴力団の資金源となっているドラッグ類とか、中毒の末にとんでもない症状を巻き起こす薬はヤバイと思うんだけど、タバコで精神疾患を起こす人はいないので、それくらいの権利は認めて欲しいものだ。だいたい、もし日本でタバコを法律で禁止したら、すぐに暴力団が密輸した洋モクを売り始めると思わない？(^^;;
　私も楽しみのために「金と寿命を無駄にするのが好きな人」なので、ちょっと窮屈になりつつあるなぁと思っている。自分の健康へのリスクは承知しているんだからね。だいたいさぁ、「国は国民の健康を守る必要がある」とか言いながら、国民を死地に赴かせるための軍隊とか戦争を容認するって、この不安定感、凄くね？
　ちなみに、漫画の「ブラックラグーン」は、メインの登場人物が全員喫煙者なんだけど、タバコが規制されたらこういう作品も不適切ということで規制されちゃうのかなぁ。それは絶対に間違っているよね。

ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)