野外活動部

  今日は一昨日できなかったリア充的な休日を過ごそうと早起きしました。
  で、わりと早起きできたんで早速行こうとしたら問題が。
  17時くらいに出ようと思ったら献血の受付が17:30迄だったんです。
  博多駅までだと少し厳しいんで電話して少し遅れても大丈夫か訊いてみました。
  そしたら「ダメだしwww」と普通にシャットアウトされましたw










  仕方ないんで急いで行こうと思って家を出ると雪が…。
  昨日も降ったし俺が家出た途端に降りだすの止めてほしいです。
  で、夕方から降るようならレイトショーの後だとマズイことになりかねない、と。
  少し迷いましたが献血にはもう間に合いそうになかったんで今日もリア充的休日は断念しました。
        
  世の中のカップルの皆さんはホワイトクリスマスで良かったですね…。
  ………幸せいっぱいのところで爆発しちゃえばいいんだ!☆















  そんなわけで近くのドラッグストアで湯たんぽだけ買って帰りました。
  ストーブならお湯はいくらでも使えるしね。
  しかし全くQMAできなかったのは痛恨ですね。
  俺が車持ってればなんてことないんだけどね。
  ちなみに俺の痛車はミニカライラになると思います。
  ゆらさんからの情報でそうなりましたw
  はんかくさんが教えてくれたけど税金も普通の軽より少し安いらしいしね。
  まぁいつになるか分かりませんが…。





















  さて、今日の出来事はこれだけなんですが時間もあるし以前書くと言ってたことを。
  俺が中学のとき部活で日本一になったことがあるってのをちらっと書いたら意外とリクエストがあったんでそれを。
  その部活ってのはタイトルにある野外活動部という部です。
  字の通りですが平たく言えば山岳部のようなもの。
  これで日本一になったんです。








  まずは中一の頃に遡ります。
  実は俺は途中入部だったので最初は違う部活に入ってました。
  こっちはベタなところでバスケ部。
  当時はスラムダンクが大人気の頃で影響された人はすごく多かったです。
  他にはキャプテン翼も人気があったのでサッカー部も多かったですね。
  その反面、王道の野球部は例年より少し入部者が少なかったようです。
  昭和59年生まれの皆さんなら懐かしいんじゃないかとw







  そんなバスケ部な俺だったんですが友達がやってた野外活動部のほうが楽しそうで鞍替えしました。
  バスケ部のほうは半年くらい真面目に行ってたんで突然辞めると言いだして顧問が驚いてましたね。
  そしてスラムダンクのようにはいかずにすぐ幽霊部員になった連中も俺に続いてすぐ帰宅部になりましたw
  俺はバスケ部を辞めた1時間後には野外活動部に入ってましたね。









  そっからスタートだったんで1年のときは中体連を経験してません。
  入ってすぐに新人戦だったけどこっちは優勝しませんでした。
  というか入って本当にすぐだったんで何も分からない内に終わった感じでしたね。









  さて、そんじゃまずはどんな部活かを軽く紹介しましょうか。
  3泊4日でキャンプをしつついくつかの競技の総合点で優勝を決めます。
  どんな競技をやるかというとQMAでもお馴染みのオリエンテーリングなど。
  他にはシルバーダラーハント、キャンプファイヤーでの出し物、そして火起こしが主な競技。
  オリエンテーリングはQMAの問題文そのままですね。
  山の中を走り回ってポイントの高いチームの勝ちというシンプルなもの。
  遠い所ほど点が高いので制限時間内にどう回るかがポイントです。
  ちなみに俺は体力無いのでいつもちょうど真ん中でしたw
  しかし俺のとこには強いチームが2つあったんでそこでのポイントが大きかったですね。
  あ、1チームは2人組です。
  そして俺の中学は人数が少なかったんでチーム数も少なかったです。
  制限時間を越えるとどんどん減点されるんで少数のチームがリスクは少ない競技です。
  各校の人数差が激しかったので各校の点数はその中学の全チームの平均点だったのです。
  この競技は全員参加なので大所帯のところはどうしても大きく減点するチームが出るんですよ。
  つまり山の中を散々迷った挙句先生達に助けてもらって帰ってくる。
  当然ながら制限時間はとんでもなくオーバーしてるので減点もエグイことになる…。
  そうなればチームの平均点もガタッと落ちちゃって居場所が無くなる恐ろしい競技w
  その点では俺達は少数だったので有利でしたね。

















  次はシルバーダラーハントという競技。
  これは説明がし辛いんですよね…。
  簡単に言えばコンパスを使って大きな正三角形を描く競技です。
  まずスタート地点に立ったら審判の人が石などの目印を置きます。
  そして何歩か指定してスタートなんですがイミフですよねw
  例えば19歩と言われればまず19歩歩きます。
  そして止まった所でコンパスを見つつ正確に60°回転します。
  これを2回やると理屈的には正三角形を描いてスタート地点に戻るわけです。
  んでもって目印からの誤差が小さい人が勝ちという競技。
  ポイントは想像の通り歩幅を常に安定させられるかということと60°の回転をいかに綺麗にするか。
  簡単なようでこれが意外と難しいんですよ。
  この競技は俺は好きじゃなかったし全員参加ではなかったので出てません。









  次はキャンプファイヤーでの出し物。
  これはレクリエーションでもあるんですがしっかり順位も決まります。
  匙加減は各校の顧問の先生達次第w
  ですがほとんどの学校があまりやる気が無いのでほとんどの学校が校歌を歌いますw
  なので校歌以外をやったら3位以内には入るwww
  俺達は2年の中体連は1位、3年の中体連は2位でした。
  何をやったかというと嘉門達夫の歌をまんまコントにしたもの。
  俺はそんなボケとかガチでやりたくなかったんで2年続けて進行に逃げましたw
  ちなみに3年のときに1位になった学校がやったのはホモ劇でしたwwww
  ストーリーはクソな劇ですがラストに中三の男子2人が熱いキスをするおしゃれな劇でした(・∀・)
  ブルーレイで発売されれば間違い無く予約するレベルwwww













  そんでもって最後の競技が火起こしですね。
  これが俺の輝く競技だったわけですw
  まずは誤解から解かねばなりませんが今みんなが想像してる火起こしとは違います。
  錐みたいなのをクルクル回してフーフーとかはしませんから!
  まぁそれこそ火起こしって気もしますが。
  俺達のやってた火起こしはマッチを使えるんですよw
  どういう競技かっていうと飯盒に入れた水を5分でどこまで温度上げれるかというシンプルなもの。
  セオリーでは小さな木から大きな木に少しずつ火を移し火力を上げねばなりません。
  ちなみに減点もあり火が点かなかったり消えた場合2本目のマッチから1本で3℃の減点です。
  あとは飯盒の水をこぼした場合は当然失格ですね。










  そんな火起こし競技が俺達は異常に強かったです。
  本当にずっと俺のターン状態w
  2年のときは2位の中学に40℃くらいの大差をつけて圧勝しました!
  結果は2年のときも3年のときもたしか90℃オーバーだったんですよ(^^)
  かまどってのは当然火を使うところだから周辺は植物が無いんですが上の木を燃やしたくらいでした。
  火柱が3mくらいまで上がってましたからね。










  さて、こんだけできるってことはセオリー通りやってないのは想像がつくと思いますがまさにその通りですw
  俺達は他の学校が真面目にやってる中黒に限りなく近いグレーゾーンなやり方をしてたわけです。
  言っちゃえばなんだってことなんですがね。
  俺達がやったのは5分間木は一切燃やさず藁だけを燃やすという作戦。
  藁というのは非常に燃えやすいし火力も強い。
  しかしすぐに燃え尽きてしまうので通常は小枝に火を点けるときに使ったりします。
  つまり裏を返せば5分間燃やし続けても無くならない量を準備すればいいだけのこと。
  この5分間のために空き時間にかなりの量を集めとけば勝ったも同然なのです。
  あとはとにかく燃やして燃やして燃やしまくるのみw
  そうすれば5分で沸騰直前までいけちゃうんですよ。











  そういえば、2年のときに圧勝したのは前述の通りですが3年のときは少し危なかったです。
  競技前に1年前の大敗が悔しかったのか相当練習してきたであろう学校の人から話しかけられました。
  「今年は負けないから!」というベタな台詞を言われたのは良い思い出w
        
  返り討ちにしたがな!
  でも言うだけあって85℃くらいまではいってましたね。
  セオリー通りのやり方だったら絶対負けてたなぁw
  この藁作戦ですが俺の最後の中体連以降はどこもやってないようです。
  なんでかっていうと次の新人戦から反則技になったらしいwww
  たしかに俺達の所を担当した他校の顧問の先生が「あれじゃ○○中学が絶対勝ちますよ…」と言ってたしね。
  しかし俺のときは合法だったのでアリなのです!















  そんなこんなで火起こしは1位、オリエンテーリングは2位と3位とかで優勝になったわけです。
  俺の時代は強かったんですよ。
  そして優勝校にはメダルが授与されます。
        
  2年連続日本一の動かぬ証です♪
  銀色ですが意味的にはプラチナですからねw















  さてさて、長々と書いてきたしそろそろオチにいきますか!w
  何度も日本一と書いてきましたがこれは嘘ですwww
  そもそもですが皆さん野外活動部なんて聞いたことないですよね?
  それもそのはず、この部活は当時福岡市に8校しかなかったのです。
  区大会も無くいきなり市大会なんですよw
  もちろん市大会で優勝しようがそれ以上は存在しない。
  つまりは市大会に始まり市大会に終わるんですw
  だからこそ市大会にさえ勝ってしまえばそれ以上が存在しない以上日本一と言おうが構わないのですw
  もっと言ってしまえば世界一でも良いし、なんなら銀河一とも言ってしまえるw
  しかし正確に言えばただの市大会優勝なんですよね。
  そんな言葉遊びですw
  なので実際は火起こしとか全然できませんw
  藁を燃やすことなら自信はあるけど錐みたいなのをふーふーしたりはできません。
  だけど言ってしまえば“オルセルグは銀河一の火起こし名人”なのですwww

























  …ここまで付き合ってくれた方がいれば本当にお疲れ様でした。
  オチがあんなんで非常に申し訳ない感はありますが本当に凄いことをやると俺じゃないんで勘弁してくださいw
  てかね、自分でもこんなに長くなるとは思わなかったです。
  他にも書きたいことはあるんですがもう寒くてたまらんのでここまでで。
  万が一リクエストがあればこの部活のことでまだ書くことはあるんで第2回やりますw
  リクエストが無ければやりませんw
  それではここまで頑張った皆さんお疲れ様でした!