*パクス・アメリカーナ解散

 遂に衆議院解散総選挙となりました。郵政民営化法案が参議院で否決されたために、これを小泉内閣の不信任と受け止め衆議院を解散しました。(?_?)
 外資系生保・損保のあげる営業利益の内、約70%が日本における売り上げのようですから、郵貯簡保の350兆円は喉から手が出るほど欲しいお金だと思います。この営業利益は、米国内の株主が主な被分配者となるわけですから日本人には余りおこぼれは無さそうです。中東で発見されるはずだった大量殺戮兵器にしろ今回の郵政民営化にしろ世の中はアメリカのためにあるみたいです。
 ウォールストリートジャーナルでは今年の一月に既に郵政民営化によって350兆円がアメリカ国内にその大部分が流入し、それによってアメリカ経済が目先の破綻から逃れることができると言及しているとのことです。今回は、その目論見が外れたのですから今後のアメリカの日本に対する政策がどのように変化していくのかを注目する必要があるようです。
 今回の解散は世界の警察官にして、世界経済の支配者であるアメリカによる平和を甘受せよとの独裁者と見紛わんばかりの小泉首相解散総選挙です。パクス・アメリカーナ万歳\(^o^)/