*所信表明演説


 昨日の国会で小泉首相による三度目の所信表明演説がありました。内容に関しては既にマスコミによってその骨子が伝えられていましたが内容は四年前のそれに酷似したものでした。
 異なる点は、その内容というよりも観客の反応でした。要所要所に合いの手にも似た盛大な拍手が本会議場の右前方を中心とした場所から湧き上がっていました。しかも、同じタイミングで同じ長さでした。個人的にはチョッと不気味でした(ーー;)
 そればかりが、首相の所信表明演説の感想を求められた新人議員の返答には、必ず『強い』というフレーズが含まれていて『力強い意思を感じました』とか『強い思いを感じました』と答えていました。
 想定問答集を新人研修会で配布したのでしょうか?
 マスゲームの上手な国や地域は独裁色が強いんだそうです。そう言えば、隣国で開催される『アリラン祭』は外国人観光者の招致の為、期間延長と期間中の航空料金の値下げを決定したそうです。
 流石、食料の人道的援助を断るだけあって観光立国へ向け着々と準備を重ねているんですね・・・・
 さて、本題に戻りますが「郵政民営化は改革の本丸」と位置づける小泉首相は「どうして郵政だけは公務員でなければならないのか?」と言います。
 どうして警察、消防、税務署、社会保険事務所海上保安庁、市役所は民営化しないのでしょうか?
 これまで郵便局で受けられる様々なサービスは国民の権利でした。どんな山間僻地でも共通のサービスが受けられます(現在は)。
 これを民間企業にしたならば、共通サービスの維持は可能なのでしょうか?現時点においては可能だと言っています。そう言えば、JRやNTTも同じ事を言っていたと思います。
 言葉の魔術には惑わされたくないとの思いを強くしたのでした。
 詳しくは、今朝の新聞を読んでからにします。

 
追伸 恐ろしくも、笑ってしまった記事を転載します

キムチ本場、半数が中国産 ソウル、健康被害の指摘も
2005年 9月26日 (月) 17:25


 【ソウル26日共同】ソウルにある食堂の半数が中国産キムチを提供−。韓国の飲食店団体が26日までにまとめた調査で、キムチの本場で中国産が広く出回っていることが分かった。国産品保護を求める声が上がっている。

調査によると、ソウル市内や近郊などの食堂約8万店のうち4万店近くで中国産を使用。地域によっては9割近くの店が中国産だった。韓国の食堂ではキムチが無料で提供されており、安価な中国産に頼る傾向が強くなっているという。

国会保健福祉委員会の高京華議員(ハンナラ党)は中国産の鉛含有量が国内産よりも最大5倍に上ると発表。健康被害の可能性を指摘し「消費者が知らない間に食べている」と警告する。