窮鼠日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-02-10

[]あの夏で待ってるペルソナ あの夏で待ってる/ペルソナを含むブックマーク

あの夏で待ってる・5話。レモン先輩の香港式映画撮影と、その後のあれこれ。映画撮ってますよという形式にかこつけて、状況の本質にグイグイと迫ってゆくレモン先輩は一体何者か。腹黒いとか策士とか言う前に、なんちうか「制作スタッフの化身」のような趣があるよ。…マジで一種のメタ的存在なのじゃあるまいか。とまれ、映画の内容とイチカ先輩の秘密が微妙な距離を持ってパラレルな線を描く中「台詞は妙にリアルだが演技はたどたどしい」というイチカさんのアドリブが可笑しい。


さて、そんな感じでモヤモヤとする感情を励起させられたカンナさんは、単身イチカ/カイトペアの居城に乗り込んでゆくのである。雨に塗り込められた背景と、顔にぺったりと貼り付いているカンナさんの笑顔。この状況を表すに充分すぎる一枚の絵、ではありますね。それを見守る哲朗さんの中にある決意が生まれ…そしてその表明にて今回の話のヒキとなる。うーん、上手いね。哲朗さんのこの行動は、あくまで自分を殺した無私の愛の中にちょいとした「澱」もみえて、何ともよろしい。


雨の中の帰り道、哲朗さんを相手に感情を吐露して「私、このままでいくんだ」と宣言するカンナさん。この、雨上がり夕日の射す夏のバス停のシーンが凄まじく美しくて、一瞬ハッとしてしまった。色彩設計やら美術設定やら、相当に気を遣って描かれているわよねえ。このシーンだけでこの作品を全て承認しそうになったよ。


ペルソナ4・18話。堂島さん家の親子の話。轢き逃げされた亡き妻の事件を追う堂島さんと、娘のナナコちゃんの間には意識の相違がある。本当の心のうちは両者とも同じ、ただ家族のためを思ってのこと…ではあるのだが。「お父さんは自分よりも悪い人の方が好きなの」という問いかけはなかなかに辛い。そこでちゃんと自らを省みて、犯人を追うことに「逃げていた」と言える堂島さんはエエ人ではある。ガンコ一徹の旧型刑事さんにしては、ね。折角の授業参観だし、そこはドラマ展開的に出席してくださるといいんだけどなあ。どうなることやら。


いつもどおりというかいつにも増してというか、ナルカミさんの精神的イケメンぶりが極まった状態で頼もしいにも程がある。傷心のナナコちゃんを前にして躊躇う堂島お父んに対して「また逃げるんですか」という台詞とかねえ。これが単なる糾弾に聞こえないのはホンマ、ナルカミさんの行動原理が徹頭徹尾相手のためなりゃこそだよな。…これで堂島さんがナルカミさんの不正規捜査活動に寛容になるともちょっと思えないが、理解の一助となればよろしいね。


さて。今回残った問題は「また町に現れた白い外車」ですか。この町の一連の事件に関わるものなのか、あるいは単なる轢き逃げ野郎なのか。次回その解決編…じゃなくて、予告見るだにバカチン話っぽいね。うん、それもまたよし。

[]冬の焼き鳥冬の焼き鳥屋を含むブックマーク

●最近は各地でシャッター商店街化が報じられる中、ウチの近所の商店街はまだまだ衰えを見せていない感じ。色々と恵まれた用件が揃ってるんだろうな。お店のラインナップにはケータイ屋やほか弁屋等の目新しいものも増えてきたけど、未だに毛糸手芸店だのさんぱっちゃさんだの荒物屋だのが頑張ってんのがよろしい。


…ワシはどっちかっつーとその、テメエがよしとするものが買えるのならばどんな店でもそんな拘泥しないような人間ではあるけれど、それでもね。薬買うなら全国展開のチェーン店よりもそのハス向かいの「くすりの○×」ってな店で買いたくはなるわよね。別に値段も変わらないのであればね。


●てことでフランチャイズ焼き鳥屋を通り過ぎ、こないだ閉店日で買いそびれた古くからの焼き鳥屋んとこで自転車を止める。以前にもちょっと書いたけどここは席もカウンタもない純粋に販売のみの焼き鳥屋で、常時三人ほどのオバハンで切り盛りしている小さな店である。ぼんじり(テール)と軟骨の塩を注文する。プラのパックに詰めて薄紙で巻き、輪ゴムでぱちんと留めてビニル袋に入れてくれる。最近こういう「個人商店の名前の入ったハトロン紙」ってのもあんまし見ないねえ。


小腹が空いてたので喰いもって自転車に乗る。ふと見るとビニル袋の縁にちょっとだけ、焼き鳥のタレが付いている。商品詰めるときに付いたものだろう。おおざっぱなオバハンやでホンマ。とまあ、そういうお店である。

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2012-02-08

[]アクエリオンラグランジェ/ちはやふるラストエグザイル アクエリオン/ラグランジェ/ちはやふる/ラストエグザイルを含むブックマーク

アクエリオンEVOL・6話。なんかよう判らんラブラブ訓練中に襲来するカグラさん。「甘くて臭い俺のクソ女」たるミコノさんがさらわれてしまうという危機に際し、浪川のシュレードさんは立ち上がる。絶大な力を持ちつつもアクエリオンの操縦には耐えられないその病身は、終始カグラさんを圧倒し撃退するのだが…と、そんな風に書くと確かに悲劇的にカッチョ良い展開ではあるのだけれど、ねえ。


その実際は、やたらめったらお耽美ィシュレードさんの音楽台詞とか、カグラさんを討って「フッ」と笑った直後に「はあはあはあ、うーん」と反応がなくなっちゃう凄まじい唐突さとか、もう見ててツッコミと楽しさがおっつかなくて困るようなお話である。ラストでいかにも死んじゃったように見えるけど、まァ体力消耗でしばらく戦闘不能とかそういうことではあろう。…だよね? まさかマジ死にはしてないよね? 悲劇的に死んだ次の話が皆で胆試しイヴェントとか、そんな斬新なシリーズ構成とは違うよね? まあこの作品のことだからある程度覚悟はしておくけれどもさ。


にしても、今回の敵であるアルテア世界の人たちは、前シーズンの敵たちほどに絶対的な人外性を持ってるわけでは無さそうだな。カグラさん普通に喧嘩してたし、ワイヤ使ってタワー降りるなど妙にリアルな動きしてたし。あとカグラさんがアマタさんを「臭いがない」つってたのはあれ、やっぱし「自分の臭いはよく判らない」とかそういうギミックなんですかね。あるいはホンマにアマタさんには人間としての臭いが無い、特別な存在なのだろうか。ふむ。


輪廻のラグランジェ・5話。先週のムギナミさん登場ののち、彼女はすっかりこの日常に溶け込んで見える。その中にあってランさんは、ムギナミさんと敵対関係にあるようなのだがハッキリとは判らないこの状況にヤキモキしている。この時点ではムギナミさんの方が余裕も立場も一段上。ランちゃんもバットさかさまに持ってる場合と違いますぞ。


そしてムギナミさんの無双っぷりは加速する。小悪魔的な挑発によって周囲をあしらい、その上何かチャラけた「オニイチャン」まで出てきて「あーこりゃまどかとランの心が一旦曇っちゃうというタメのシーケンスやな」と思ってたら…うへえ! ヴィラジュリオのオニイチャンによる予想外の一撃! ムギナミさんの心の方がポッキリと折れてしまう。うーむ、30分の尺の中ですんげえ浮き沈みだなあ。エエように翻弄されてるワシは良い視聴者でありますわ。


ヴィラお兄ちゃんのあの厳しい言動は、まァ十中八九ムギナミさんを思ってのことでしょうけどね。なんかこの人はこの人でエエモンオーラが出てますもんな。しかし顔掴まれて寄生虫だの無駄飯ぐらいだの言われてるムギナミさんのシーンは、何が起こってるか俄かには理解できてない「笑顔と涙」がなかなかに心痛かったなあ。とまれ、このヘコまされによってムギちゃんが本当のジャージ部に歩み寄るキッカケとなりますでしょうか。あと今回はツッコミ仕事なくて良かったね司令、とか思ってたら予告でキッチリとイわされてた。安息の場所はありません。


ちはやふる・5話。新さんに拒絶されたってことでコッチから突っかけてって会いに行く千早さん(とお供の太一さん)である。こういう後先考えない行動力だけは豊富に持ってはるのが千早さんではあるよな。んでもって幸い新さんには会えたのであるが、彼は既にかるたに対してのモチベーションを失っている、どころか積極的に忌避している様子である。…世界でもっとも尊敬していたかるたの師である祖父、その死とかるたが直結しているとなれば…ね。てことで、今回は千早さんによる新さんのアイスブレイキングのお話。典型的な「イノセント最強主義」っちう必殺技でもって、どうしようもなく心の奥底に縮退してしまった新さんを引っ張り上げるまでの一幕ですな。


行きの電車中に太一さんが思う、千早さんと恋についてのアレコレ。ニブチンヒロインに繊細男ってのは定番ですが、太一さんは「会いたくないが一緒に居たい」のが恋人だと呟くワケで。それはそのまま、新さんと千早/太一の二人、あるいは新さんとかるたについての関係性とパラレルである。それだけ心乱される、尋常ではない関係性だということだ。ま、とりあえずは新さんの凍った心に一鑿のクラックは穿たれた。今はただ、彼の帰還を待ちましょう…ちうこっちゃね。


元から丁寧にも程がある作品ではあるが、今回は特に繊細な脚本なだけあって、全体にものすげく気合の入った作画演出がされていた感じがあったな。桜並木を走って帰るシーンとか、太一さんわざわざ「片手に手提げ袋を持っている」という重心で走らせているし。おまけにその道々喋らせるとか…まったくもってめんどくさいな! あと新さんのお隣のお嬢さん、「純朴地味な田舎娘」を煮出したようなキャラデザインが素晴らしかったです。千早さんと並ぶとデザインの差異がすさまじい!


ラストエグザイル-銀翼のファム-・16話。反ルスキニア勢力はミリアやヴァサント、サーラ・アウグスタ等の「容」を得たことで一気に走り始める。悪逆非道な戦争狂・ルスキニア許すまじ。しかしルスキニアさんたちはそういった動きを逐一知って予期しつつ、己がオシゴトの方にしか意図を向けていない。北の果てにあるその目的物とは一体何なのか。それがあれば戦いも終わる…ううむ、ヤな予感しかしねえのではありますが。なんか知らん封印を解いてから「ふははははは」とか悪役笑いすんじゃありません!


ルスキニアも反ルスキニア勢力も、実はその根っこにある行動原理は先の女王ファラフナーズである。世界の平和という巨大な目標を前にして、さてどうすべきかの方向性が間逆なのだろう。素朴に笑うトゥランの先住民、自らの無力に涙する年若き元首。世界は単純な筆致の概略絵ではない。末節を棄てなければ全て滅ぶのか、あるいは棄てられる末節こそが人の本質なのか。そこら辺の描写をちゃんと盛り込んでくるのは(最終的にどうオチをつけるかという問題はありつつも)意欲的ではあるなあと思う。てェかファムさんの「あんましデカい考え方ができない」っちう主人公キャラが良いカウンターバランスになっている、ような気もするね。


そしてファムさんの人タラシ能力はちゃァんと発揮されるのでした。今回の目標はサーラさん、キッチリ落とされてて見事やねえ。ただその、今回の場合は何だかサーラさんの絶望フラグのための前フリっぽい予感がしちゃったので素直に喜べないワシではある。だって絶対、ルスキニア兄さんの秘策の方が(一旦は)勝つ流れだもんねえ。…っちうこととは全く関係なく、冒頭のソリ足回りのペラ駆動マシン! エエねえシヴいねえ! ロシアというよりソ連やねえ。

[]未来日記夏目友人帳 未来日記/夏目友人帳を含むブックマーク

未来日記・17話。マルコとアイのお話、その決着といささかの大事件。…なんつーかその、未来日記所有者ってのはどいつもこいつも狂気と正気を併せ持ったお人ばかりなんだけど…ことこのお二人に関しては非常に真っ当な奴らなのだなあ。不幸な出自から生涯の伴侶を得て強くのし上がって行き、志半ばで無念にも敗退するが最後までその矜持は失わない。今までの対戦相手とは上記の「狂気」度合いでユノさんの方が上回っていたことで勝利してきたのだが、マルとアイの二人は全くベクトルが逆だ。


マルコさんがユッキーの携帯をさっさと壊さなかったのは説教してやりたかったからだとか、最後の最後の瞬間にアイさんの携帯に「マルコが助けに来てくれた」とだけ表示されるとか、そういうエピソードの立て方はもう主人公的なモノである。言ってみれば、真っ当な主人公的性格だからこそ、この作品では敗退するしか道が無かったということだろうか。こいつら、ファンも多いんじゃないでしょかね。


さて、彼らの言う「本当の愛」ってのがユッキーにどの程度の影響を残してゆくのだろうか。とりあえずは状況にもう少しだけ正対しようと決心するところまでは行けたユッキーであるが、決心早々にその意志はぶっ壊されるのでして。ちうか子安のお父ん、先週まではギリギリ「事情がよく判っていないダメ親父」という認識でもイケたけど…お母んに手をかけたとなればもうクズ一直線やよね! 悪意があったというより「面倒になってつい手が出た」という形なのが、余計に意志と人間性の弱さが出てて頭抱えることだ。逃げちゃってるしね!


夏目友人帳・6話。ガラス瓶に囚われの夏目さん。どうやら裏山に住まう巨きなアヤカシへの供物とされそうな勢いである。どっちみちこんな状況では解決の手も出せんわい、ならばここは一つニャンコ先生が一肌脱ぎましょうか、っちうお話。田沼やいいんちょなど友人を巻き込んでしまうことへの恐れというのがテーマでもあろうけれど…まあ、メインの見所はスタッフロールの役名言うところの「夏目型ニャンコ先生」でしょうなあ。そういや先生、レイコさんにも化けてたりしましたっけ。


普段は主にやさしくて控え目な(イザとなりゃ夏目パンチもするけれど)性格のところへ、いきなりこういう攻め風味なキャラで出てこられてはたまりませんよね。ある層には特にね。それに乗っかる先生の…井上和彦の演技は流石に堂に入ったものである。伊達に長年イケメン演技やってきたワケではあらしまへん。もうじき還暦迎えるおっさんの声とは思えませんな。


とまあそんな感じでボーっとみてたら続いてしまった。てことで詳細は次回。

[]夢の話は誰も聞かない 夢の話は誰も聞かないを含むブックマーク

●夢を見る。自分は山の上に留まっているバスの中に居る。山といっても都市圏に隣接している開発中の山であり、山肌は住宅予定地や道によってふもとまで視界が開けている。バスの中には自分を含め男女数十名、学生風なのを見るとこれは修学旅行か合宿か。「では出発します」と故杉原輝雄みたいな顔した運転手が言い、バスは出るのだがその方向がおかしい。道を無視していきなり山を下り始める。運転技術は優れているのかあまり揺れも無いのだが、結構なスピードもあり崖やら電柱やらがぶつかりそうになっておっそろしいことこの上ない。同乗のメガネいいんちょっぽい女の子が「ちょっと止めてくださいどこ走ってるんですか」と運転手に言うが、運転手は「いやいや大丈夫。ほらこうやって」と言いつつバスの前半分が浮いた状態で小さな花壇を跨ぎ越しつつそのまま下り「ね、私の運転に間違いはない」と応える。いいんちょは「いやそうではなくて…」と反論しているが、自分はもうその辺にしておいた方が、だって余計なこと言うて運転手の気が散ってミスったら元も子も…とか思っている。ふと窓外を見たら道端で逃げ回っている人の一人と目が合い、おやあのヒョロメガネはどこかで見たぞ確か…とか思ってたらケータイが鳴って目が覚めた。


ケータイが鳴ったのは夢に非ず。キャリアからのお得情報ご案内メールが来ましたよ、っちうお知らせ。全く余計なことを、ここしばらく無かった久々にゆっくり体を休めることができていた日だったのに…と思う。普通の人はどうしてんのだろう、メールが来たくらいでケータイ鳴るようにしてないのかな。このケータイに来るメールってキャリアからのお知らせか仕事上の連絡くらいだからそのまま鳴らしてんだけども。…ええ、そうです、知人友人からのメールなんかありません。ケータイを所有したのが数年前で、メールは主にパソでやってるからってのもありますけどね。


…今までこのケータイアドレスがスパムメールのリストに上がってこなかったのは、幸運なんだろうな。そういうメールは(PCは大量に来るが)ケータイには来てないや。

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2012-02-05

[]偽物語モーレツ宇宙海賊 偽物語/モーレツ宇宙海賊を含むブックマーク

偽物語・5話。カレンちゃんについてのいくつかの事情。正義に燃えるカレンさんは友人たちを騙して金を巻き上げている貝木のおっさんが実に気に喰わない。となりゃぶっ飛ばすに限るわい、ってんで敵陣に乗り込んだら言葉と妖術の双方でもってあっさり返り討ちにあいまして…というお話。ま、そういうメインストーリィの合間々々に、妹の服脱がしてカダラ拭ったり翼さんのちちもみ券で興奮したり、というアララギさんのえろえろ話が挿入されてるんですけどね。それはそれとして。


どうやらかなり焦点の座った「悪役」である貝木さん。今までは超自然の怪異とそれに翻弄される人間が対立者であったのだが、ここにきて人としての悪意が立ちはだかるのが違和感あってよろしい。ただカネのために悪を働き、お前よく女子供を狙えるな簡単さだって奴らは動きが鈍いからな、とまあ映画のトリガーハッピー野郎のような行動原理で動く…そうねえ、一週回った感じにひねくれた敵さんですな。まァ多分この作者のことだ、その先さらにもう一つ二つギミックがあったりすんでしょうけどね。それはそれとして。


そんな一筋縄ではいきそうもない貝木さんに対し、カレンさんは「自分の力が弱いからって強くなるまで目の前の悪を看過しろってのか!」とまあとても感情移入しやすいストレートな意思を持っているのがまた、上手い。未熟で危なっかしいけれど、応援したくなるようなツクリになっている。よいキタエリキャラやね。…あと、「世の中カネが全てではない、ほとんどだ」ってのはすごくそのまんまでエエ言葉だと思った。


モーレツ宇宙海賊・5話。敵を知り己を知れば百戦割と危うからずかもしれない。とりあえず己を知るにはちょいと早い女学生の皆さんだけど、その代わりに彼女たちには有り余る行動力と明るさと聡明さ、つまりまあ「正しい若さ」がある。警告ナシでビームビームしてくるような危ないおっさんどもには目潰しやっとけやっとけ! …ってことでそういうお話。何のこっちゃ。


相変わらず絵柄はモニタとにらめっこしてるだけという地味にも程があるアニメなんだけど…何つーかその、すげえワクワクすんですけどワシどうしましょう。純粋に電子的侵入行為のみの顔も言葉も判らない敵に対して、当意即妙と準備万端の双方から迎撃してゆくお嬢さんたちの流れるような会話劇。うん、見てるワシが彼女たちと同じく「デキる若者である」というバーチャル経験をしているような、そんなエンタテイメント。想定外のアクシデントもあれば「ひみつへいき」での逆転もある。うーん、かっこいいぞ。ちうかこの段階でここまでのワクワクをさせられて大丈夫なのか。この先はプロの大人の世界、てことはこれ以上の丁々発止があると期待していいのか。参ったなあ。


にしても、部長さんの返答通信が「バカめ」とはこりゃまたアナクロなことで。副部長が何か微妙な反応してたけど、ひょっとしてあの中にあって彼女だけ元ネタ知ってたのかしら…っちうか、この時代のこの世界にまで「元ネタ」の知識が生き残っているってのもスゲエな。案外、敵さんの方も判ってたりしてね。あと(これまた)地味ながら、下準備の積層の末に「戦闘、開始です!」でCMという流れもすごく美しかった。うんまァいいや、とにかく楽しかったっすよ。このまま地味丁寧なワクワクアニメであれ!

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