窮鼠日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-12-03

[]舟を編むドリフターズ 舟を編む/ドリフターズを含むブックマーク

舟を編む・8話。新人がやってきて辞書編集部の仕事もちょっとは楽になるかしら…って13年後ですかいな! またえらい時間飛びましたなあ。マジメさんとかぐやさんは結婚しててかぐやさんは女将になってて、しかし相変わらずマジメさんはああいう性格してんのがなにやら微笑ましい。しかしかぐやさん、すっかり落ち着いたな! 幻想的な雰囲気のお嬢さんだったのに…いやまあこの所帯じみた感じもキライじゃないですけれども。

ああその新人さん。ファッション誌からの異動ってことでどうも馴染めないのである。そりゃまあ佐々木さんとほぼ二人でコツコツやって来た場所ですから彼らに最適化されており、「アウェー感」はハンパないところではある。一度はヤんなって逃げ出そうともしたが(酒の場から走り去るとこの作画がなんか凝ってて良かった)、しかしいろいろあってどうやら定着してくれそうな雲行きであって良かったね。言葉を大事にしている人、ってな属性の見せ方はよろしかった。

新人さんと製紙業の営業さん、この「フレッシュ」な二人のキャスティングが日笠陽子浅沼晋太郎…ってのがこのアニメ方向性をよう示していると思う。かなりガッチリした演技力を求めてんのね、というか。どのキャストも(やろうと思えば)かなりエキセントリックな役所をこなせる人材のところ、あえてナチュラルなドラマに乗っけてんのが面白いなあ。前も言うたけど、フツーのオバハンな榊原良子って久しぶりに見るよ。うん。

ドリフターズ・9話。冒頭にサンジェルマンたちが移動しているところを挿し、本編はノブたちのどわあふ解放戦線の巻。帝国の一大兵器工廠を落とすのは通常ならばなみたいていのことでもあるまいが、ノブたちにはまず火薬がある。これを突破口とし、お豊の制圧力と与一のスナイプにオルミーヌの「石壁」を気持ち良さそうに指揮するのが信長の智謀。ここでエッセンス的にハンニバルを使ってんのはまあ…この人が万全だとチートすぎるという思惑だろうねえ。

自分たちと見ているところが違うこの世界の者たちを眺め、信長は考える。自分たちがここに居るレゾンデートルパラダイムシフトを起こす者としてのそれだ。ガトリングに驚きパランティアもどきに興奮する彼は、どこか型に嵌って牧歌的ですらある民たちを実際的戦闘という価値観で染め替えることを目論む。そしてその先は…さて、ムラサキはなにを彼らにさせたいのか? さてねえ。

ドワーフの工廠が実質「強制収容所」なのはなるほど、あの元伍長が興した国だけあるなあとは思う。ご丁寧に「労働は自由をもたらす」の看板まであるけれど、しかしどうなのかね。ヒトラーだけじゃなくてひょっとしてゲッベルスに当たる取り巻きが居たりもしたんかね。そこまで描写することはなさそうだけど、ちと気になるところ。

[]野菜フライ 野菜フライを含むブックマーク

●仕事帰りにスーパーで値引き品のカネテツ野菜フライを買い、食べながら帰る。これをファストフード的に、おやつ的に食べる人は多いんじゃないかなと思う。小腹がすいた時にちょっと喰うにエエ感じの食べでがあっていいよね…と思いつつ、ふと気になって検索してみたらああやっぱ、これって関西土着の食品なのか。普段気にもせず喰ってたから、地域差がどうのという思考にさえ至らなかったのだがねえ。

世の中こういうものってワシが知ってる以上にいっぱいあんだろな。あまりに自然に地域密着してるのでそれが土地固有のものであると気付かないような、そういう食品。いや食品に限らないだろうがまずは食品。例えば北海道なり東京なり大阪なり名古屋なり、そこそこ規模の大きな地域のものならば「○○フェア」で売ってただのテレビの特集で見ただのでまだ触れる機会もあるが、地方の小都市に紐づいた食品となるとこれはもう…地域外の人はそこに行かん限り一生知らんままのものも多いのだろう。美味かったり微妙だったりジャンクだったり上品だったり、いろいろあっても「特に声高に言い立てるというほどでもない」地域食品。例えば旅行好きの人は、そういうものの知識に長けてたりすんだろか。

…ちなみに上記の野菜フライ、知ってる人は判るでしょうが、「練り物」というジャンルの喰い物にしては妙にジャンキーな美味さがあっていいんすよ。ワシの中では多分、コロッケとかメンチカツとかハンバーグとかに近い「脳内の引き出し」に入っている。ちょっと説明しづらいんで、興味ある地域外の方は検索してください。ええ。

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2016-12-01

[]ジョジョ/オルフェンズ ジョジョ/オルフェンズを含むブックマーク

ジョジョの奇妙な冒険・36話。追いつめられた川尻吉良さんは早人さんを殺してしまって更に追いつめられてしまう。あまりの切羽詰り具合に血が出るまで指の爪を噛み潰してしまうという、ラスボスらしくない焦り具合と弱さの一面が面白い。こういう辺りも吉良さん独特の悪役ぶりではあるな。結局その極限の苦悩が更なるスタンドの発展を促すことになるのだが、…こっからあとに出てくるスタンドほどじゃないとは言え、バイツァ・ダストの初見時は結構「え、何? どういうこと?」って思ったりしましたけどね。アレを爆破能力のカテゴリに入れてしまう吉良さん、というか荒木先生の感覚が凄いわな。

バイツァ・ダスト自体は完全に受身のスタンドで、吉良さんの安全を巻戻しで守るというチートじみたもの。言い換えれば彼の安定志向への執着がそんなにもかいな、ということでもある。この段階でさえどないして勝つねんというシロモノだが、話が進むと後付みたいにどんどんディテイルが積み重なってきてもうワケ判んなくなんのよね。その複雑さのおかげで主人公たちも勝ちを見ることが出来たと言えんこともないのだが。

万全の安全を得て気が大きくなった、それを端的に示す為であろう、ここで吉良さんの髪形が全然違うものになる。原作見たときでもなんかよく判んない髪形だったが、アニメになってもやっぱよう判らんな。なんかブラシ処理までしてますけど、ちょっと怖いよ。でも描きやすさでいったらこっちの方がまだ楽そうだしねえ。多分ソレが一番の理由なんじゃないかしら。

●機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・34話。ヴィダールさんがその戦闘能力を示しつつ、その周囲とか割と離れたとことかでキャラの深化が進む話。非常に高い戦闘力と「美しさ」をディスプレイしたヴィダールさんだが、その相手が名無しの一般キャラたちってのは少々残念気味というか、今後の展開への「段取りくささ」を感じさせんこともない。一方イオク様はそのぽんこつ描写に拍車がかかってきたが、ここまでヘッポコいとこれからシリアスな目に遭うための踏み板状況なんじゃないかと気には…うーん、そない気にもならんか。まいいや。

その他のキャラもそれぞれ深化、オルガが各方面への挨拶回りと折衝で参ってたりハッシュがすっかりミカのおしかけ舎弟になってたり鉄華団テイワズ内部での立ち位置がキナ臭くなってきたりといろいろあるが、まずおやっさんとメリビットさんがつきあってたというのをこういうタイミングでぶっ込んでくるのがなんかすげえ「上手いこと伏線仕込みやがったな」と思った。予想できた人は少なかっただろうが思い返せば確かにそうだと思わせる、そのヤリクチが小憎そいなあ。

まあそれら要素を全部上書きしちゃう、マクギリスとアルミリアの絵面のインパクトっすわな。割とマジメに言うならばこれはマッキーにとっての一種の弱点であり、あるキャラの本質的なところが明らかになるというのはミステリアスさというヨロイが剥がれて「底が割れる」ということと不可分である。彼の言う理想の世界はひょっとして、実現はしても彼自身がそれを見ることはないんじゃなかろうかという、まあそんな感じもあるよね。そしてフマジメに言うならばあれ、児ポ案件以外の何物でもない。なんか純愛っぽい雰囲気出してんのが却ってタチ悪い。うん、まあ、いいと思います。なにがやねん。

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2016-11-26

[]舟を編むドリフターズ 舟を編む/ドリフターズを含むブックマーク

舟を編む・7話。雪の日、西岡さんは三面六臂でがんばるのである。彼の外渉能力はなかなかに得がたいものがあり、確かに彼が抜けることは辞書編集部にとっては痛手であろう。だからこそ、西岡さんは今のうちにできることを全てしておこうと思う。そしてそこまで肩入れする原因は、マジメさんの存在なのでありました…っちうね。

西行という単語を巡ってそれぞれの立場で言葉を交わす二人。松本先生がいいコンビだと言うのもよく判る、二人の立ち位置の対照性があざやか。ここでも「その文章を見た人がどう思うか」と、対人的な観点からの意見が出てくるってのが西岡さんらしいということなんだろうね。ラストで飛田展男先生に一泡吹かせつつも矜持を保つ、ああいうバランスのとり方が彼の才能なんでしょうなあ。

辞書編集の作業はつまづいては進み、留まっては走る。このリズムの演出の仕方が見てて結構引き込まれるものがあるんすな。突き詰めれば単純な、本相手サラリーマンモノってことなんだけど…やっぱ丁寧で上手いってことだろうなあ。

ドリフターズ・8話。冒頭、こっちにも来てた義経さんにいろいろ恐怖する与一っつぁんのあと、清明一行とノブたちがやっと出会うの巻。希代の軍師であるハンニバルスキピオが来たとなればこれは心強い…と思いきや、スキピオは戦乱の中はぐれてしまい、それがおかげでハンニバルはすっかりボケ老人モードになってしまっている。どちらかと言えばノブの心を奪ったのはワイルドバンチの持っていた近代的火器であり、その技術はおいそれと再現できるものでもないのは承知の上で、「信長の野望」を果たす上でどうしても欲しいモノである。さて、あとは雷管/錬金術師の合流であるが…?

はぐれたスキピオさんはジャングルの王となった菅野さんと合流しておられる。なんというかこの…なんだろうねこの表現しにくいコンビ。見た目にどうも潤いがないが、とにかくおもろいおっさんであるのは間違いない。菅野さんが原住民を腕っ節一本で束ねて王様呼ばわりされてんの、調べてみたら一応史実ネタでもあるのね。まああそこまで昔の映画みたいな感じじゃないでしょうけども。

ラストはノブが火器を作るためにドワーフの解放を画策するところでシメ。この世界でもエルフドワーフは仲悪いってことだが、お互い孤立主義同士なんだろうな。そういやホビットも居るらしいけど、…出てくんのかね。指輪捨てるようなクエストがあるとも思えんが。

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