Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

東北大 名取艇庫

oyajisculler2011-03-12

昨日の東日本大震災、おやじは品川の本社ビル内で勤務中に地震に遭遇。P波が来てから本震(S波)までの時間が結構長かったので、震源地が遠いと判断できた。従い、立てたばかりの新しい自社ビルが倒壊することは無いと思った。しかし、東京で震度5強。これまで体験した最大震度だったので、本当に驚いた。窓越しに見る隣のビルの揺れ具合、お互いのビルの固有振動数が異なるので、位相差により相対的な振幅差は大変なものだった。(互いのビルの窓枠が一枠以上ズレたような振幅)
おやじはJR東海道で通っており、昨夕は帰宅できずに会社のオフィスで一夜を明かした。今日は電車を乗り継ぎ、昼前に自宅へ到着。
TVで東北地方の津波の被害の映像を見ていたが、名取市にある船台空港の津波後のTV映像を見ていた。そういえば東北大の名取艇庫はこの辺りと思い。Googleマップで東北大名取艇庫と仙台空港の位置関係はチェックしてみた。

TV放映の仙台空港映像をチェック:

さて、名取艇庫と船台空港の位置関係が頭に入ったので、TVに放映された仙台空港の映像をまじまじと良く見てみた。すると、仙台空港のすぐ横に屋上が緑色で外壁が白色の鉄筋コンクリートの建物が映っているのを発見。前記の図と見比べると、どうやらこの白い建物は東北大名取艇庫の様に見える。
周囲の木造民家は、皆津波に飲まれて倒壊してしまった様だが、鉄筋コンクリート造りの名取艇庫は壊れずに残った模様。もっとも内装や、中に保管された艇は全滅だろうが。。。
念のため、仙台空港津波後の写真をチェックしてみた。下の写真に示す通り、上記の白い艇庫らしき建物が映っている。

東北大漕艇部の部員は全員戸田で合宿中=無事:

東北大の名取艇庫は、たまたま現在改装公示中で、部員は2月末から4月まで戸田の艇庫で合宿に来ていた。この為、今回の震災には合わずに済み、全員無事の模様。
名取艇庫の状況が一体どうなっているか、全く分からないが、構造本体が健全である事を祈るのみ。
以上