HoA出漕も含めて、昨日は早朝から夕刻までボート三昧の一日だった。
昨日は帰宅時刻が遅く、また、疲れていたので一日の出来事をブログに纏める時間が無かった。
そこで昨日一日の出来事を撮影した写真などを見ながら振り返ってみたい。(内容が充実し、且つ、密度が濃すぎるので、文章にすると長文になってしまうため・・・)
HoAレース:
ブイ張り作業を終え、一休みした後、今度はおやじ自身がHoA出漕の準備。着替えて艇庫に降りると、何やら北西の空がどす黒い雲で覆われてきた。風もドンドン強まり、雨が降ってきたかと思ったら、何とヒョウが降ってきた。気温も低下し北北西の突風が吹き荒れた。(バタバタしていたので写真撮影は出来ず)
これは大会中止になるのでは?と一瞬思ったが、10分程度で嵐は小康状態となった。依然として強風と氷雨が降っているが、意を決して岸蹴り場へ向かった。1Xを一人で担いで行くと飛ばされそうなので、同じ50歳以上1Xレースに出走するK登さんと2人で、2人のボート・オールを2往復で運んだ。
岸蹴り場では、荒川出艇に不慣れなエイトクルーや1Xスカラーでごった返していた。埒が明かないので、おやじが指揮者に声を掛け、先ずはスタート順のエイトより先に岸蹴りする様に指示しなおした。その後のスカラーもモタモタしていた。
土手には沢山の馬が置いてあるので、先ずは馬の上に艇を載せ、オールを装着してから、オール付きの状態で水面に浮かべれば、あっという間に岸を蹴れるのに・・・ 普段やっていないから、出来ない模様。
尚、岸蹴り時まで吹いていた強風や雨は、往路の笹目橋を過ぎる頃には収まってきた。スタート地点に着くと、北西の空には青空が見えるまで回復していた。
さて、以下はレース中の写真(運営スタッフの「川流れ」さんがモーター上から撮影頂いたもの)
上の写真はM1Xレース中盤、中大艇庫裏手の残り距離700m地点から笹目橋方向を撮影したもの。遠くに秩父の山々が見え、また、ゴミ焼却場の煙突から出る煙が強めの風にたなびいているのが分かる。
上の写真はM4+で優勝した東大ジュニアフォア(祥雲クルー)
上の写真はM4+で3位の東大ジュニアフォア(彩雲クルー)、進行方向前方に祥雲クルーが見える。(レース中盤で祥雲クルーに抜かれた模様)
MBCシニアレディースのオクトプル艇(8人漕ぎスカル)今回、オープン参加。
おやじ本人。50歳以上1Xに出漕。50歳代では最初にスタート。後続の50歳代スカラーの様子を見ながら漕ぐ事が出来た。50歳代は4艇出漕。後続のT野氏を見た感じではスタート時点の差(約15秒:60m程度)より拡大出来たので、ゴール時に優勝を確信できた。あーやれやれ。
ただ、11月はジュニア指導などで乗艇練習量が確保できず、月間で120kmしか漕げなかった。これは昨年までの半分程度。
練習不足の為、後半はSR24程度までレートが落ちてしまい、タイムは24'42"と良くなかった。(それでお中盤以降は、逆風の中、結構苦しかった)もう少し練習量を確保(150km/月程度)し、パフォーマンスを維持したい。
午後はジュニア選手のエルゴレクチャー:
HoA出漕後、遅めの昼食を摂り、16時より午後のレクチャーを実施。今回の課題はエルゴのフォースカーブ。
少し前のログでも紹介したが、エルゴフォースカーブは、北京五輪M8+金メダル:カナダクルー整調のK.ハミルトン選手のフォースカーブをお手本としている。(下のカーブ)
H21年度に、東大の対校選手やジュニア選手のフォースカーブを撮影し、おやじが寸評を記載した資料をジュニア選手に配布し、「良いカーブ」と「改善すべきカーブ」の特徴を一通り説明した。
そして、今回はジュニア本人達のフォースカーブ等、以下のデータを計測を実施。
- レンジ計測:キャッチとフィニッシュでのハンドル位置をチェックし、その距離(レンジ)を計測。
- フォースカーブ撮影:レースペース(2000m漕を想定)でのカーブをデジカメで撮影。
- ビデオ撮影:上記計測中の漕ぎをビデオで撮影。
下の写真は、上記計測中の風景。特別な器具は必要なく、艇庫に置いてある用具を使って簡単に実施。(要はエルゴマシンがあれば何時でも出来る)
さて、今回撮影したフォースカーブを2つ程、見てみよう。
下の写真はジュニアで最もエルゴが強い選手のカーブ。ミドルのレッグドライブは良いが、フィニッシュ1/3では上体・腕が非力なのでストンとカーブが落ちてしまう。まだまだこれから要改善。:
下の写真は、少し前のログで紹介したフォースカーブを改善すべき漕手のカーブ。前回見たカーブより随分良くなっているが、未だ体幹が弱く、キャッチからのレッグドライブがダイレクトにハンドルに伝えられないのでキャッチでのカーブの立ち上がりが遅い。
エルゴのレクチャーを終えた後、12月23日の久保杯対科レースに向けた新クルー編成の説明を実施。今回ジュニアチームに復帰した者も含め、ジュニア選手は漕手11名、コックス2名の体制となった。
この体制の中で付きフォア:2クルーとシングルスカル:3人(フォアの補漕)で12月のトレーニングを行う。
下の写真は新クルーで、フォアやスカルのリギングをしている風景:
東大ジュニア激励会&祝勝会:
ジュニア活動に入り1か月経った事、また、12月23日の久保杯に向けて元気づけをするという意味も含め、激励会を実施した。会場は皆さんお馴染みの戸田の国谷。
忘年会シーズンでなかなか纏まった人数での会場予約が取れない中、国谷さんに頼んで、ジュニアが喜びそうなメニューをお任せした。
今回のメインディッシュは味噌風味の鍋。馴染の国谷で、いつもと違う料理を食べ、皆、満足そうだった。美味い物を腹いっぱい食べて、12月のハードトレーニングに向けて良いスタートとなった。下の写真は激励会の一コマ。
おう、そうそう、
東大ジュニア、HoA初出場での優勝、おめでとう!