岐阜へ

梅雨ってタイにいた8年間でどういう存在だったかというと、割とこの頃に日本に帰る時期だったので、なるべく避けたい存在であったことは間違いないです。ただ、タイの乾燥したあとに待っている雨季のありがたさを考えると、この湿った季節の大切さを昔よりは感じています。


さて、もう大分経ってしまいました。G.W.の事ですが、カミサンの親戚の別宅がある岐阜へ。





家の前は麦畑。何なんでしょうか、この美しさ。米とはまた違った種類の美しさを麦の姿からは感じます。
米は垂れてきた時が一番好きですが、麦のこの青々とピンピンした姿も気持ちが良いものです。




カミサンの親戚の家は昔ながらの日本家屋、ですが、もの凄く中をリノベーションしてて、ちょっとした感動があったのです。
外側はそのまま、中は現代的なフローリングと畳。以前いった祖谷の古民家の内装にも通じるモノなのですが、今後の方向性はこっちだろうと感じました。
マンションの内装ってもの凄い高いマンションでもほとんどがモダンな洋風ですよね。あれ、そろそろ変わるタイミングなんじゃ無いかなと。


コンビニという非常に現代的な店がハンバーガーでは無く日本的な「おにぎり」を販売したときのフィット感。
あの感覚がマンションにも来るんじゃないかと。



まあそれにしても、適度な田舎に家を持つ、ということの楽しさを存分に感じることが出来ました。
AKOGARE、ありますねえ。




徳山ダム近くの城。この城、かなり城なんですが、観光用に城を新しく建てたタイプの城。
どうなんでしょう。それ。中はプラネタリウムです。
ただ隣の民俗資料館(結構な広さの古民家園)と共通で500円なので、まあイイ感じといえばイイ感じではあります。



養老鉄道。ちょっとした事があり、なんともいえない気持ちです。



それに引き替えこちらの樽見鉄道の素晴らしさ。
こうした地方では鉄道は運輸業だけでは無く、サービス業の側面も強いと思います。
社風なのか一社員なのかは分かりませんが、残る会社、残れない会社というのは明確に存在しているんだろうと感じます。




最後は伊吹山ドライブウェイ。
こちら伊吹山山頂までぶち抜く自動車道で、3000円を超える通行料金なのですが、
その価値があるかは別としても楽しい道路でした。単純に山頂まで行けちゃう便利さと驚き、景色の良さ、どれもこれもなかなか無い体験でした。