樽見鉄道

地理

樽見鉄道

たるみてつどう

岐阜県にある第三セクター鉄道大垣−樽見間 34.5km

国鉄樽見線。起点の大垣JR東海道線近鉄養老線に接続する。

沿革

大垣−神海*1間は旧国鉄樽見線で、1984年10月6日に樽見鉄道に転換された。

元々旧国鉄樽見線は「政治路線」の一つで、岐阜県出身の政治家大野伴睦が、セメント工場(住友大阪セメント)まで立地させて建設させた路線で、美濃神海〜樽見間の建設も進んでいたが、国鉄再建法の関連で建設は一時中止、その後樽見鉄道の業績が比較的好調だったこともあり同区間の建設を再開、神海−樽見間は1989年3月25日に延伸開業した。

ただし、近年は利用者減少、貨物輸送量の減少により赤字体質が慢性化している。

列車

レールバス」と呼ばれる軽快気動車による運行。開業当初は2軸のレールバスが運行されていたが、収容力不足のため軽快気動車を導入、また通学時間帯にはディーゼル機関車牽引による客車列車も走っていたが、通学客の減少により2006年に廃止された。*2

貨物列車は、住友大阪セメント岐阜工場からのセメント貨物が設定されていたが、近年のセメント貨物の低調により廃止された。

終点の樽見近くにある淡墨桜観光の乗客の輸送のため、4月上旬・中旬には列車を増発する「桜ダイヤ」による運行が行われた時期もあったが、経営難による合理化のためその後ダイヤは一本化されていた。2014年は一部時間帯で再び「桜ダイヤ」での運行が行われた。

*1国鉄時代は美濃神海

*2:開業当初は35系客車で、機関車にSGがなかったためストーブ暖房を設置していた。その後12系、14系客車と変遷。