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イラスト卒業生コースのみなさんによる、自主ゼミ第3回。
今回のテーマは70年代のイラストレーションです。


いつもどおり、各自が好きな/影響を受けたイラストレーターについて発表。
今回取り上げられたのは、三輪滋、佐々木マキ林静一、エロール・カイン、リスベート・ツヴェルガー、原田治、谷川晃一、毛利彰空山基水森亜土東君平でした。




雑誌「ガロ」の影響や、竹久夢二→林静→中村佑介へとつながる女性画の流れ、ヘタウマを現代美術に接続した谷川晃一の話などが興味深かったです。


勉強会も今回で3回目ですが、これまで知らなかったイラストレーターを知るきっかけになるのはもちろん、紹介されるイラストレーターをとおして、各生徒さんの趣味や人柄を知ることができるのもいいですね。


講師:服部一成(アートディレクター)



2回目の今回は、課題講評でした。

「1.顔の描き方研究、2.色を減らす・増やす、3.画材を変えて描く、4.よいかたち研究」
以上の4つのテーマから、各自、自分に適していると思うものを選んで制作。



今回もひとりずつ時間をかけて、持ち味や特徴的な部分と改善した方がいい部分を指摘していただきました。
じっくりと作品を見ながら、言葉を選んで丁寧にコメントしてくださる服部さんの姿に、生徒さんたちも食い入るように聞き入っていて、とても緊張感のある授業でした。


講師:秋重羊偕成社 編集部)


講義「ノンフィクション絵本の作り方」



ノンフィクション絵本とは何か?なぜノンフィクション絵本を作るのか?写真ではなくイラストで見せることの意味とは?ノンフィクション絵本を作る時に大事な2つのポイントなどについてお話ししていただきました。


途中、イラスト卒業生コース在学中の小和瀬さんがゲストとして登場。
小和瀬さんは12期イラストコースを卒業後、ザ・チョイス展やボローニャ国際絵本原画展で入選、展覧会を見た秋重さんから声をかけていただいたそうです。
これまでに「まえとうしろ どんなくるま?」シリーズ三冊の編集を秋重さんが担当され、その制作話を聞かせてくださいました。



最後に、生徒さんが持ってきたノンフィクション絵本を発表。
次回の授業までに「ノンフィクション絵本のラフを作る」という課題が出されました。


どうろこうじのくるま (まえとうしろ どんなくるま?)

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オランダ サシャの笑顔はチューリップ (世界のともだち)

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てつびん物語―阪神・淡路大震災 ある被災者の記録

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