ノロウイルスにご注意下さい 〜予防には手洗いが有効です〜

ノロウイルスにご注意下さい
〜予防には手洗いが有効です〜
http://www.koho.metro.tokyo.jp/koho/2008/12/noro.htm

ノロウイルスによる集団感染は、これから春先にかけて多く発生します。
ノロウイルスは、人から人へ感染する感染性胃腸炎のほか、食品を汚染して食中毒の原因にもなります。また、感染者のおう吐物や便には多量のノロウイルスが含まれ、感染力が強く、少量でも感染するので注意が必要です。

症状

潜伏期間は1日〜2日。下痢・吐き気・おう吐・腹痛・発熱などで、一般的には数日で軽快します。

治療法

現在、有効な薬はなく、主に安静と対症療法で対処します。病後の経過は良好ですが、乳幼児や高齢者では下痢による脱水症状を起こすこともあります。ぐったりする、唇が乾燥するなどの症状が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

感染経路

基本的には経口感染です。
主に次の場合が考えられます。

感染者のおう吐物や便に触れた手指を介し、ノロウイルスが口に入る
乾燥したおう吐物や便から、空中に浮遊したノロウイルス粒子を吸い込む
感染者が十分な手洗いをせずに調理し、汚染された食品を食べる
ノロウイルスに汚染された二枚貝を、生または不十分な加熱調理で食べる

最も有効な予防法は「手洗い」です

調理や食事の前、トイレの後やおう吐物等の処理後は、せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱して下さい。

感染の拡大を防ぐには

手洗いの徹底が重要です。また、感染者のおう吐物や便の処理時には手袋やマスクを着用し、ふき取ったペーパータオル等はビニール袋に入れて処理して下さい。

※詳しい対応方法などは、http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/で。

問い合わせ
福祉保健局感染症対策課 電話03-5320-4482 ファクス03-5388-1432
食品監視課 電話03-5320-4405 ファクス03-5388-1431
http://www.koho.metro.tokyo.jp/koho/2008/12/noro.htm

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