Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

今日は参院選の投票日。

僕もさっきシャワーを浴びで、食事をすませ、これから投票に行ってきます。昼のニュースでは予想通り、いくつかの投票所で投票用紙の取り違えミスがあったと報道されていました。毎回ですね。色が違っているはずなのに、どうしてミスるんだろう??? しかも投票所にはあんなに人がいるのに。不思議です。


ところで、与党は憲法改正を争点化したくないようですが、改憲発議が可能な議席数を獲得する可能性はあります。もう一歩想像力を進めて、改憲された状態を想像してみましょう。そうすると、今の護憲勢力改憲勢力に、改憲勢力護憲勢力と呼ばれるようになります。わかりますね。90年代の東欧では、ソ連の崩壊で西欧流の社会民主主義政党が革新派、ソビエト体制を維持しようとする共産党が保守派と呼ばれるようになりました。今回の選挙結果によっては、こういうややこしい状況の入り口に我々は立つことになるのかも。さらにもう一歩想像力を進めて「憲法9条を保持する日本国民」にノーベル平和賞が授与されようものなら(今までの同賞の受賞履歴を見ると、全くあり得ない、とは言えないと思います)、この国は蜂の巣をつついたような騒ぎになること請け合いです。
まぁ、それもまた退屈しないか。


今回も投票にあたって「毎日ボートマッチ」を利用しました。これは利用価値がありますね。まだ試してない人は、一度お試しになってみては。


そうそう、もう一つ。楽天証券のホームページに「世界の一流機関投資家に学ぶ ETFポートフォリオ運用戦略」という記事があります。ここでは我がGPIFとカルパースの公表されている基本ポートフォリオに沿う形で個人投資家が運用した場合、資産がどの程度増えるか、という比較をしています(運用期間は2009年7月〜2011年6月)。これを読むと政府がGPIFの運用資産構成をより積極型に変更した理由がわかります。運用結果はGPIF型の3.44%に対し、カルパース型は15.21%と、比べ物にならない結果になってしまいました(運用時期が前記の通りリーマンショック後の株価のリバウンド時期だったため、という事情もあるのでしょうが、それにしても大きすぎる差です)。今回、基本ポートフォリオを変更したとたんに株価が急落して多額の損失を計上し、各方面から批判を浴びましたが、資産構成をより積極運用に振ったわけですから、運用成績が良いときも悪い時も、今までより大きく振れることは、当然です。その意味では政府の言う通り、短期間での判断は妥当ではないと思います。
僕が以前からカルパースの運用で注目しているのは、資産構成の中に商品(コモディティ)を一定割合組み込んでいる点です。
前記の運用期間中においても、SPDRゴールドシェアを組み込んでいます。今回のGPIFの資産構成の見直しでは商品は組み込まれていなかったと思います。ご存知のように、株と商品(とりわけ金)は異なる値動きをします。GPIFの現在の資産構成を僕は否定はしませんが、見直す必要はあるように思います。