「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

放射線被曝問題から浮かび上がる過去の亡霊「悪魔の飽食」

★これは、書くべきかどうか??迷っていました。非常に悲惨な話になりますし、原発問題や放射線被曝問題から、話が逸れてしまうからです。
★一番、分かりやすい例は、「薬害エイズ事件」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%AC%E5%AE%B3%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

★ここで出てくる、当時の「ミドリ十字」と言う製薬会社に、第2次大戦の亡霊の系譜があるということを、聞きました。多分、新聞か雑誌の記事で読んだのだと思います。旧陸軍731部隊関係者が在籍していると言う話です。それで、旧陸軍731部隊関係者が、まだ社会の中に存在しているのを、知りました。

★「悪魔の飽食森村誠一 著で、書かれている事の延長線上に戦後の医学・薬学界の暗部があります。以下の、事を告発した、ノンフィクションです。
731部隊 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/731%E9%83%A8%E9%9A%8A

★内容は、書きたくありません。旧陸軍の細菌兵器開発と人体実験に関することです。問題は、アメリカ政府と731部隊関係者との間に、何らかの裏取引があり、部隊関係者が戦後社会の中で生き残ってしまった事です。本来なら、一番最初に戦争法廷で裁かれるべき人間たちが、社会のしかも、医学・薬学界に生き残った事が、問題なのです。

★当然、原爆の被害調査の資料もアメリカ政府が、全部接収したものと推測されます。その後、日本に戻された資料は、ごく一部であると思います。更に、共同研究と称して、日米で研究成果???を、合わせる様な作業もされたと思います。ここに、旧731部隊関係者が関係していたかどうかは、私には分かりません。

★しかし、原爆被曝被害に対する冷酷さと無慈悲さを、考えるなら関係が、強く推測されます。
チェルノブイリ原発事故の5年後、チェルノブイリIAEAの調査団が派遣されました。調査の結論は、ドキュメンタリー映像によれば、「放射線被曝の健康への影響は、ない」と言う結論だったそうです。このときの、中心的人物が、重松逸造さんです。経歴を見ると実に立派な方です。非の打ち所のない、立派な経歴です。

★しかし、この方がチェルノブイリ原発事故の放射線被曝の健康への影響は、無いというIAEAの見解を、取りまとめた方でもあるのです。
中国新聞
放影研60年
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/houeiken/tyousa.html
重松逸造 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%9D%BE%E9%80%B8%E9%80%A0
(一部引用)
1990年4月、IAEAが発足させたチェルノブイリ原発事故をめぐる国際諮問委員会(IAC)の委員長に就任。各国から集められた200人の専門家集団の責任者として、ソ連国内の汚染状況と住民の健康の調査、住民の防護対策の妥当性の検討を目的とする国際チェルノブイリプロジェクト実施にあたった。翌1991年5月、ウィーンのIAEA本部で開かれたプロジェクト報告会において、汚染地帯の住民には放射能による健康影響は認められない、むしろ、「ラジオフォビア(放射能恐怖症)」による精神的ストレスの方が問題である、1平方km当り40キュリーという移住基準はもっと上げてもよいが、社会的条件を考えると今のままでしかたないであろう、との報告をまとめ発表した。

★現在のチェルノブイリ周辺諸国の現状を見るなら、明らかに間違い(多分、意図的に)であろうと推測されます。

★「ラバウルで海軍軍医として終戦を迎える」とありますから、重松逸造さんが直接、731部隊関係者と接点が、あったのかは、不明です。その経歴を辿ると、「ABCC機関の日本側代表」、「ICRP委員」、「国際諮問委員会(IAC)の委員長」、「放影研の名誉顧問」とどこまでも、原発利権と関係の深い団体や組織の重い役職を、歴任しています。

★そして、重松逸造さんの系譜に連なるのは、福島の「山下俊一さん」です。「100ミリシーベルト/年間・以下の被曝には、健康に何の影響もありません」と福島県民を説得???した人物です。

原発推進に協力的な人間が根拠にするのが、放射線影響研究所のデータです。しかし、放射線影響研究所のデータには、原爆爆発直後からの旧日本陸軍の所有していたデータの多くは、ないと推測します。アメリカ軍の軍事機密に肝心なデータは、守られていると推測します。

★ここへ来て、これまで軍事機密の壁に守られてきたデータが、出始めているように思います。アメリカの良識ある人間の「リーク」かもしれません。アメリカ政府の方針変更かもしれません。


47NEWS 2012/03/01 14:00 【共同通信
被爆でがんリスク42%増加 放影研、50年余の追跡調査
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012030101001155.html

47NEWS 2012/04/22 05:18 【共同通信
被爆赤ちゃん1200人研究利用 遺伝影響調査で米
http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012042101002115.html


Sekilala&Zowie
黒い雨:放影研データ/1 1万3000人分保有判明 /広島
(毎日新聞 2011年11月30日 地方版)
http://threechords.blog134.fc2.com/?mode=m&no=1308
(http://agz205jxiw01bbo77dzo.blogspot.jp/2012/04/28746736498038.html)

「黒い雨」データ公開を 放影研が1万3000人分保有
(2011年12月5日朝刊掲載)中国新聞
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20111206103109841_ja

日本共産党
広島・長崎原爆「黒い雨」データ1万3000件あった 厚労相に公開を要望 長崎県保険医協会 2011年11月10日 20時15分55秒
http://blog.goo.ne.jp/kuiin11/e/bb9a8bb15c37d0179fe25ba2f1a7ba16

★などなど、疑えばいくらでも怪しい部分(過去)が、蘇えります。
それを、追求したブログをご紹介して、今日は終わりです。
『誰も通らない裏道』
2011/10/05
731部隊と山下俊一
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2011/10/post-28fe.html