PIC(Pictogram Ideogram Communication)

朝刊にPIC(Pictogram Ideogram Communication)のJIS化の事が載っていた。Pictogram=絵文字、Ideogram=表意文字
記事より一部引用

言語障害者のコミュニケーション手段として開発された絵記号「PICシンボル」が、暮らしの中で本格的に使われそうだ。半年以内に日本工業規格(JIS)化される見通しとなり、これを弾みに、パソコンの統一的な記号となったり、製品の説明書に加わったり、また、福祉施設でのより一層の普及のほか、日本語の話せない外国人や言葉の不自由な入院患者らの会話に活用されることも期待される。
朝日新聞より

PIC(Pictogram Ideogram Communication)とは、音声言語や文字の使用・理解が困難、あるいは不十分である人のために1980年にカナダで開発された視覚シンボルを用いた代替補助コミュニケーションをさします。
http://www.geocities.co.jp/NeverLand/3740/
日本PIC研究会のHPより

解説書も出版されているようだ。

視覚シンボルによるコミュニケーション 日本版PIC実践用具 600絵単語のカードとシール 改訂版 藤沢和子編著
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3c2b25a9b00630106299?aid=&bibid=02013787&volno=0000

さっそく図書館に予約してみた。
健常者と共有できる図によって、コミュニケーションできるようにJIS化して普及を目指すようだ。素晴らしい試みです。
新聞の記事に併せて同じような取り組みされている、全国知的障害養護学校長会のコミュニケーション支援ボードの紹介もあった。具体的な使用法等、マニュアル公開されていますね。「ダウンロードして自由にご利用いただけます」とある。共有する事の大事さの認識、僕も共鳴します。

http://www.my-kokoro.jp/link/communication/face.htm
http://www.my-kokoro.jp/
コミュニケーション支援ボード(財団法人 明治安田こころの健康財団のHPより)

新番組「光とともに」

自閉症の子どもと家族というテーマのドラマ。今日の夜10時からスタート。(プロ野球中継で時間ずれる可能性有り)どのように描かれるのか、見ておきたい。

http://www.ntv.co.jp/hikari/
光とともに公式HP

光とともに
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4871186989/qid=1081924582/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-4246108-6240353#product-details

原作者の戸部けいこさんのインタヴュー
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tv04032301.htm

森山和道さんのダイアリーから

科学技術評論の森山和道さんのダイアリーhttp://www.moriyama.com/diary/2004/diary.htmイチローの対談が引用されていました。メタ認知的な意識が必要であることの、良い例ですね。

▼『キャッチボール ICHIRO meets you』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835609336/ref=ase_sfsciencebook-22/249-4246108-6240353(ぴあ)に収録されている糸井重里との対談で、イチローはこんなふうに言っている。
 ぼくの中のスランプの定義というのは、「感覚をつかんでいないこと」です。結果が出ていないことを、ぼくはスランプとは言わないですから。「打てる」という感覚があること。バッターにとっては、ピッチャーがボールを放した時点か、もしくは放して近づいてくるところで、打てるかどうかが決まるわけです。バットがボールに当たる瞬間で打てるかどうかが決まるわけじゃないんです。ピッチャーが投げている途中で、もう打っている。その感覚が、なかったんですよね。当時のぼくには……って、これ、わけのわかんない話でしょう?
(略) ぼくは、その、九四年から九六年までの自分が見えていない経験からは「客観的に自分を見なければいけない」という結論に達したんですね。 自分は、今、ここにいる。でも、自分のナナメ上にはもうひとり自分がいて、その目で、自分がしっかりと地に足が着いているかどうか、ちゃんと見ていなければならない。そう思ったんです。

「自分のナナメ上にはもうひとり自分がいて」という部分が、うまい表現ですね。読んでみよう。