「小沢一郎氏が民主党幹事長職を辞任すべきだ」とは、全く馬鹿げている!


民主党幹事長・小沢一郎氏の「不透明な巨額の資金」等に関する報道が続いていますが、「不透明」であっても本当に重大な違法性があるという証拠は皆無のようです。


国会に提出する資産報告書には当座預金又は普通預金について記載する義務がないので、「資産報告書に記載がないこと」を問題視する朝日新聞の記事も不可解です。閣僚の資産公開でも、同様の理由で「公開された額と実態は乖離していること」は周知の事実なのに、それを糾弾したことはあったのでしょうか。
http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201001180174.html


ゼネコンからの資金提供との関連もまことしやかに報じられていますが、当時の民主党は野党だったので贈収賄であるはずもありません。


政治資金規正法違反(虚偽記載)で3名が逮捕されましたが、「虚偽記載」以外の違法行為がないのであれば、逮捕したのは大袈裟すぎると言わざるをえません。小沢氏に「説明責任を果たせ」との大合唱がありますが、民主党大会で小沢氏は「個人の資産(父親の遺産)だ」と語りましたので、それを検察が否定するのなら、説明責任があるのは小沢氏ではなく検察でしょう。
http://www.asahi.com/special/ozawa_sikin/TKY201001160127.html


それでも、証拠がないまま検察及びマスメディアが流布する膨大な情報によって「小沢氏は重大な違法行為に関与している」というイメージが形成され、「小沢氏は民主党幹事長を辞任すべきだ」との回答が世論調査過半数を占めるのは、怖い状況です。


検察が逮捕すれば「有罪」と決め付けるのであれば、裁判の意義を否定することになります。そこまで、検察を信頼しても良いのでしょうか。マスメディアには「検察性善説」の視点しかなく、「検察の敵は社会の敵」と思い込んでいるように見えます。
三井環氏(ジャーナリスト・有田芳生さんのツイッターで、今日釈放されたことを知りました)への「口封じ疑惑」からも、私は検察には相当の不信感があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BA%95%E7%92%B0
http://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/