ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[音楽] 最近心を揺さぶられるモノ

 本来なら、モーツァルトのa-mollのソナタの2楽章の譜読みが終わっているはずの時期なのに、PTAのせいで(半分ウソ。わたしがさぼっているとも言う!)ちっとも自分のピアノが弾けていないので、その話はできません。すご〜くいい曲で、弾けるようになったらどんなに気持ちがよいことだろうとは薄々感じておりますが、現状ではとても気持ちがいいには程遠い状態なので、別の話を。
 先週の金曜日、スーパーの有線で中村中の「友達の詩」がかかりました。その前の週にMステで聞いた時はそれほどピンと来なかったのですが、今回聞くともなく聞いたこの曲が心の琴線に触れて、思わずスーパーのかごを片手に立ちすくんでしまいました。うれしいとか悲しいとか、言葉に表せるような感情ではなくて、ただただ「やられた〜!」と言う感じ。同じ人が歌う同じ曲を聴いているのに、こうして突然に人が音楽に心を動かされる、そのメカニズムってなんなんでしょう。不思議です。
 絢香嬢のアルバムも相変わらず良く聞いています。そして、先週の金曜日にMステで見聞きした「レ・フレール」こんな面白いピアノを弾く人たちがいたなんて・・・始めて音大の先輩であるところの、山下洋輔氏が演奏しているところを見た時以来かもしれないくらいの衝撃度でした。CDも聞いてみたいけど、映像ももっと見たい。できれば生で聞きたい・・・とどんどん欲が出て来ています。楽しみな人たちです。
 さて、そんな風にあっちを向いたりこっちを向いたりミーハー全開のわたしですが、いよいよくたびれきったこの週末、気がつけばまたENDLICHERI☆ENDLICHERIを聞いています。困った時のケリー頼み。なんだかパワーがほしいときは、これに限ります(笑)ああ、もう終わっちゃってずいぶん経つんだなあ・・・とぼんやり思ってから、ちょっと待って、まだライブ終了から一月も過ぎてないじゃない!と愕然としました。贅沢を言ってはいけません!
 シャッフルにしてかけたら、1曲目に「ソメイヨシノ」が来て、この曲こそ久しぶりに聞いたので最初から撃沈。「これだけの日を跨いできたのだから」「雄」「濡れ鼠」「a happy love word」「16」「six pack」聞けば聞くほどに、この歌い方このメロディー、この歌詞にあらためて心を動かされているわたしがいて、KinKiも大好きだしKinKi Kidsモードの冬ももちろんとってもうれしいけれど、ケリーも全然忘れちゃいないぞ〜!と再確認した週末なのでした。
追伸:「空が泣くから」はどうなるんでしょうか?ケリーさん。あの曲は冬の冷たい空気の中で聞きたいなあ。吐く息が白くなるくらい寒い冬によく似合うと思うのですが。こちらの発売もお待ちしておりまする。贅沢なファンでごめんなさい!!

[日記] 子分体質

 先週末、暇だ暇だと言い倒したのでバチが当たったのか、先週後半からは反動のような忙しい日々が来ました。
 今日中学校のバザーがあって、先週は足りない足りないとせかされながら毎日献品(バザーで売るものの寄付)を集めまくり、ようやく規定数辺りに達したと思ったら昨日になって、今度は市内の小学校のバザーの売れ残りがダンボールで20箱くらいドッと届き、今度は多すぎて大わらわ。学校や子どもたちのための資金集めという目的があって動いているとはいえ、PTAは本当に大変です。まったくな〜にやってんだか(笑)
 ということで、バザー前日の昨日は8時半から夕方5時半まで、当日の今日は8時過ぎから4時ぐらいまで、ず〜っと暖房ひとつない冷たい体育館に座り込んで冷え切ったかと思えば、走り回ったり。寒くなったり(冷や汗含め)汗をかいたりしておりました。売り物の値札付けやらレイアウトやら、売り子やら運び屋やら、会場整理からレジ手伝いまで、あらゆることをやって、役員一同、こまねずみのように働きました。ホントに皆様お疲れ様!
 夕べなんてあまりに疲れ過ぎて、帰宅後鍋種の買い物に行き、鍋をしながらワインを飲んだら、お風呂にも入れないくらい眠くなり、9時半には布団に倒れこんで爆睡してしまいました。そのまま朝までぐっすりコースで、今朝になってからシャワーを浴びて出かけたという・・・子どもたちが何時に寝たのだかさえ知りません。
 今日はさすがに睡眠ばっちりだったお陰でそこまで疲れてはおりませんが、それにしてもハードな二日間でした。 
 そんな中、ある店で以前役員をやっていた時の部長だった人にばったり会いました。彼女がお店の人にわたしを紹介してくれたのですが、「ほら〜!わたし(元部長が自分を指して)って親分肌じゃない?!それでさあ、この子(わたしのこと)ったら子分体質なわけよ。だから前に役員をやった時はすごくいいコンビだったのよ」ですって・・・そうだったんだ(笑)そりゃ、どうも。
 前回といい、今回といい、わたしが役員になった年は、どういうわけか年齢層が高くて(わたしが若いのではなくて、まわりが結構同世代の母にしては年齢層が高いということです)、わたしが一番下っ端というパターンが多いです。年下組なので、もめ事や決めごとはたいがいお姉さま方が引き受けてくださる代わりに、わたしはもっぱら実働部隊。パソコンで原稿を作ったり、買い物に行ったりお金の計算をしたり・・・今回もそういえば、全く前回と同じ役回りです。
 「下っぱだから、面倒なことに巻き込まれる率は低いし、はいはいって言って動いていればいいから、楽なポジションと言えば楽なんだしさ、なんの文句はないんだけどさ。子分体質って言い方はどうよ?!」とオットに愚痴りながら笑い転げていたのをオトートが小耳にはさんで、今朝、こう言いました。
 「おかあさん、そういうの、パシリって言うんじゃないの。おかあさん、PTA界のパシリだね!」と。う〜ん。その通りすぎて痛いイタイ(笑)
 さて、そんなこんなで家族ほったらかしの二日間の間に、オットはまた中国出張に出かけ、オトートは床屋に行き、習字や塾に行き、昼はわたしがおわびも兼ねて奮発して渡した昼食代込みのお小遣い1000円で、マックで豪遊豪食(彼にしては)したらしいです。
 そして、もうひとり・・・アネはというと、いつの間にかネット友達とこんなものを作って、ある集まりに参加したらしく、日が暮れてから、頬を紅潮させて帰って来ました。とっても楽しかったらしいです。

画像は彼女が絵を書いた同人誌の裏表紙です。表表紙はさすがに嫌だと断られたので、こっちを撮らせてもらいました。ちらっと見せてもらったら、本当に店で売られている本みたいなステキな装丁になっていてびっくり。グループは娘以外みんな社会人だったそうで、仲間に入れていただいたことが、そもそも彼女、とってもうれしかったらしいです。
 アネは春から長年の夢だったデザイン系の専門学校に行くことが決まりました。小さい頃から暇さえあれば、イラストを書いたりCG画を描いたり、お話を書いたりしていた彼女がやっと踏み出す夢への一歩。
 彼女にとっての今年は、本当に大変な年になってしまい、一時期はどうなることかと思いましたが、こうやってNet上でしか知らない人たちと一緒に集まり、楽しい時間を過ごして帰って来れたというのは、わたしにとってもとってもうれしいことなのです。これからは、何もかもがうまく行くから大丈夫・・・とは経験上とても言えませんが、ひとつひとつ乗り越えながら、ゆっくり行ってほしいなあと思っている母なのです。