Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

Stevie Wonder『Innervisions』

INNERVISIONS

INNERVISIONS

2/24のスティービーの来仙公演までに過去のアルバムをおさらいするシリーズ。
3部作の2作目はこのアルバム。
収録されているヒット曲に「Don't You Worry 'Bout A Thing(くよくよするな)」があるが、インコグニートのカバーの方を先に聴いており、大学時代に初めてこのアルバムを聴いたときの「とっかかり」になった。
だが、この本家の方(「Don't You Worry〜」)は、一番始めに入っている「語り?」が、どうしても関西弁のおっさんが怒っているように聴こえる。今回改めて思ったが、とにかく強烈。それがなければいい曲なのに(笑)
「Living For The City(汚れた街)」は、これまた名曲。歌が終わって、「先が開ける」ようなメロディーが好き、勿論、強烈なボーカル、途中に台詞?の挟まる映画のような構成も堪らない。「Golden Lady」は、この曲からの「繋ぎ」が素晴らしいので、好みではないなあ、との第一印象からかなり印象が変わった。
ラストの「He's Misstra Know-It-All」も良いし、曲順含めて、アルバムとしてのバランスが良いように感じた。
アルバムが発売されたのは1973年。まだ僕は生まれていない。
このとき、スティービーは23才。アルバム発売直後に交通事故で、生死の狭間をさまようことになるも無事生還。

(補足)シリーズこれまでとこれから

発表年 アルバムタイトル 備考
1972 Music Of my Mind
1972 Talking Book 3部作その1
1973 Innervisions 3部作その2
1974 Fulfillingness'First Finale 3部作その3
1976 Songs In The Key Of Life 一般的にも個人的にも最高傑作