隠遁を望む研究と読書な日々

2007-07-28 ベトナム 南京 日本人の祖先

ベトナムに行ったはいいが、何にも歴史を勉強しなかったことに反省して。また、南京事件に関しては中立的立場の秦氏の本を少しは読んでおかないとと今更ながら。日本人のルーツは出来ればきちんと知りたいけど、DNA解析の専門論文を読むのは骨が折れるので。

ベトナム戦争―誤算と誤解の戦場 (中公新書)

ベトナム戦争―誤算と誤解の戦場 (中公新書)

南京事件―「虐殺」の構造 (中公新書)

南京事件―「虐殺」の構造 (中公新書)

日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

2007-07-24 自殺 統合失調症

自殺の危険―臨床的評価と危機介入

自殺の危険―臨床的評価と危機介入

2007-07-07 あさり

明日酒蒸しとみそ汁にされる運命のあさり君たち。

塩抜きは500ccの水に塩大さじ1杯。

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頑張ってる子たち。

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ちなみに酒蒸しは、カップ3/4の酒にあさりをぶち込んで殻が開くまで蓋して煮立てるだけ。

2007-06-30 自己評価の心理学

2007-06-23 フューチャリスト宣言

今日の当直のお供。

どうも茂木さんて自信満々ぽいから苦手で避けていたんだけどな…。

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

茂木健一郎はやっぱりどうも…と思ってしまうが、対談相手の梅田望夫さんはとても良い方のように思える。アメリカシリコンバレーに住み、インターネットでつながる社会をとても明るいものと捉えている点で、ともすればネットの闇が語られる世情の中では希望の持てる明るい未来を語ってくれるし、それが未来にひた走るシリコンバレー精神らしい。

インターネットの世界は広がり、Googleによって情報を自ら見つけて開拓していく社会となり、ほんのわずかな元手で始まったYouTubeが瞬く間に巨額の価値を付けていくその中では、何かが好きでどこまでも深く掘り下げていく、そういう人が成功していくと説くお二人。梅田さんは「中途半端だとサバイブ出来ない社会になっていきますよ」と言う。うーん、そこまで言われると、そんな中でサバイブなんて出来ませんよと反発も覚えてしまうけど。

個人的には今のWeb2.0化がどんどん進んでいく社会にはついていけない気はする。確かにネットは楽しいし、いくらでも調べたいことを自分の部屋で調べられるし、快適ではあるんだけど、その分リアルな部分が疎かになっていく怖さと背中合わせというか…茂木氏も言っているけど、「ネットへの興味とリアル世界の満足度は反比例する」。セカンドライフにもmixiにも夢中になりたくないなと。

のだめは一応。

あんまり進展無いですな。

2007-06-20 冷凍保存

usakobutyoさんのblogを見て、焼きそばまで冷凍できるんだと知ってどこまで冷凍できるのか知りたくて購入。大体、ほぼ毎日夕飯を作ってはいるものの、遅くかえると早く作らないと、と思ってしまうし、ある程度まで調理して冷凍できたら弁当も作りやすいかなと。

へぇと思ったものを幾つか。

あさり…砂抜きして保存バッグに入れ急速冷凍。使うとき、新鮮な貝なら凍ったまま火を通すと殻が開く。

アスパラガス…ゆでて水気を取って冷凍。使うとき、袋ごと水につけると良い。

オクラ…さっとゆでて冷凍。使うとき、半解凍状態の方が切りやすい。

かぼちゃ…ラップに包み、レンジで8-10分。あら熱が取れた皮を除き、すりつぶしてマッシュにする。使うとき、凍ったままスープに入れればかぼちゃスープに(←これすぐにでもやりたい。漉さなくていいなら楽)。

他にキュウリもゴボウも里芋もニンニクもみょうがもその他諸々も冷凍できるんだ…それにしても冷凍保存袋(ジップロック)は一体どれくらい使えばよいのやらというくらい、山のように使うことになるなぁ。

急速冷凍するためには金属製のトレイがあると良いようです。

解凍した材料を使ったレシピも載っているけれど、それは普通に使える。良い本だなぁ。

ちなみに冷凍にむかない野菜はレタスのようです。

usakobutyousakobutyo 2007/07/13 00:10 こんなに色々な野菜を冷凍できるんですねえ。あさりもできるなんてすごい!7/7mのあさりくんたちも冷凍されますか?

recluse74recluse74 2007/07/24 11:18 usakobutyoさん、どうも遅くなりました。夫婦で旅行したりしていて。
そう、冷凍って随分技があるようです。この前は種なしの大きなぶどうをそのまま冷凍しましたが、シャーベットのようになって美味しかったですよ。

usakobutyousakobutyo 2007/07/24 23:52 おお!ご結婚されたんですね!(^^)!おめでとうございます♪(あれ?以前から?)
フルーツの冷凍もおいしそうですねえ。葡萄は好物なので、ついすぐに食べきっっちゃいますが、こんど試してみます。私の夏の定番は、フルーツヨーグルト(市販のものですが)を冷凍してシャーベットみたいに食べることです。アイスよりも低カロリーだし、おいしいですよ。

recluse74recluse74 2007/07/29 15:39 そう、4月に結婚してました。報告の場ではないので特に書きませんでしたが、それで引っ越したわけです。
ヨーグルトは美味しそうですね。昔給食で楽しみなデザートがフローズンヨーグルトでした。

2007-06-19 Neuroscience

神経科学の教科書というと、KandelのPrinciples of Neural Science, Fourth Editionが有名で、もう本当に良い本なのだけれど、いかんせん、分厚い(1400ページ弱)。きっと通読すると神経科学全般に対する理解がものすごくつくことはわかっているけど大変…。

そう、その中で、この本を見つけたのだが(いや大学院生の時に見つけるべきだったなぁ…何をしていたんだろうか)、とても素晴らしく、素敵な本だ。記述が十分に詳しい上に英語が平易で、何より読み通せる程度の厚さ(800ページ弱)。さらに解剖学の知識を深くするためのCD-ROMもついており、これがまたいい。大体視床の核の配置なんて、腹内側核がどうのこうのなんて言われたってイメージ湧かないのだ。CDでは立体的な位置関係がよりマクロな部分と一緒に見られるため、ようやくその配置に実感が湧いた。

↓の本も「通読できる神経科学書」として有名だし、図表も豊富で素晴らしい本。でもこちらと比べると、現在の通説を立てられるまでの実験過程などの記述にやや不満があるかな。新しいのは良いけど。

Neuroscience (**)

Neuroscience (**)

2007-06-18 衝動 失語

衝動というのはやっかいなもので、精神医療に携わっていると多分に衝動行動に対する対処に苦慮することになる。言葉の定義を言えば、単に「欲求を我慢できずに行動が突き動かされる」というだけでは不十分。この本では、その精神医学的理解の章で以下のように定義される。

衝動性:その人が決断・実行するまでにじっくりと考えざるを得ない状況であったならばその人が選択しないような非合理的行動を導く内的な変化である。

そういった言葉の理解、脳科学的側面からの解説から始まり、様々な疾患でどのような衝動性が問題となるかの具体例、それへの対処、さらには衝動性を発揮させないような、もしくは発揮されたときにどのような態度で臨むのかの治療態勢(チーム、病棟)について非常に具体的に記述されていて有り難い。知らないと怖いのだ。

そもそもいわゆる医学書では脳科学的理解のみが取り上げられ、また治療に関してもやや上の方から眺めるような記載が多く、それのみではいざ場面に直面したときや、それに直面する人にどのようにしたらよいのか考えることが難しい。

千葉のS療養所は昔から薬物依存症者の治療で有名な病院だが、その堅牢強固な病棟と、厳しい看護体制が有名だった。

しかし、患者による威嚇・暴力をおそれる余り、個々の看護職員に裁量権は与えられず、いつでも「それは医師に聞いてから」という対応をしていたため、看護職員が常に患者から権威を与えられず、威嚇の対象になることをおそれて情報共有も上手く行かずに危険は増した。

そんな中、個々の看護師にも責任を付与し、患者の不満や逸脱行為への注意に対し「矢面に立つ」ことにした上で情報共有を徹底することで、患者は看護師を頼りにするようになり、いたずらに依存病棟への恐怖感を抱くことは無くなったという。

失語症 治療へのアプローチ

失語症 治療へのアプローチ

2007-06-11 DNAに魂はあるか

DNAに魂はあるか―驚異の仮説

DNAに魂はあるか―驚異の仮説

実はこの本のタイトルが気に入らなくて長い間読まなかった。だって、DNAが魂を持つなんて命題を立てること自体余りにナンセンスじゃないですか…魂の存在を認めるかどうかは置いておいても。だが、訳者による前書きを見て、この監訳者2人はまったく内容を読んでいないのではと疑ってしまった。何しろこの本にはDNAのことなんて何一つ書かれていないに等しいのである。クリックはワトソンと共にDNAの二重らせん構造を解明した高名な学者だが、その業績から考えてDNAのことが記述されているに違いないという先入観でこの前書きとタイトルは付けられたのではないか?


まぁ原題も「astonishing hypothesis」で、意識の解明を科学的立場から行うことへの欧米人の違和感といった立場から付けられていて、それもまた日本人からしてみればピンとは来ないものだけど。

ところで、内容は視覚機能から意識のメカニズムを論じていて、結構難解…うーん、まだ消化できない。「脳の中の幽霊」のラマチャンドランの研究が、幻肢以外の領域について盛んに引用されているのがちょっと印象的。

2007-06-08 学会in出雲 クリック 春樹

出雲大社学会

新幹線を使って岡山へ。その後岡山出雲市間の伯備線から山陰本線に乗り入れる特急やくもへ乗り換えて東京から6時間半。

伯備線は高梁川沿いの山々を眺めながら、山陰本線に移ると宍道湖を望みながら出雲市まで至る、とても景色の良い路線だった。

出雲大社へはローカル路線一畑電車で(1時間に1〜2本で学会に間に合わないかと思った)。

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出雲大社参道が静謐で素敵。

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午後は会場を抜けて、おそば屋さん。大社側の出雲割り子そば「かねだ」さん。おばちゃんが親切で座敷で1人ゆっくりさせてもらいました。感謝。↓3種そば。

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旅のお供に今まで買ってはいたものの長く読まずにいたクリックの本と、村上春樹

DNAに魂はあるか―驚異の仮説

DNAに魂はあるか―驚異の仮説


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

usakobutyousakobutyo 2007/06/13 00:44 出雲、いつか行ってみたいところです。電車の旅も、静謐な参道も、おそばも、よいですねえ。

recluse74recluse74 2007/06/13 22:47 出雲大社は雰囲気が良かったですし、そこまでの車窓がとてもきれいでした。お勧めです。