DO YOU LIKE うさぎ?

こんにちは!

猫飯ブログ、更新がちょっと遅くなってしまいしましたm(_ _)m
年の瀬で何かと忙しいこの頃、

先日rifiさんはお料理学校で、今年初の西洋料理を、学んできましたよ〜
早速レポ開始です。


まず最初にとりかかるのは、生パスタの麺づくり〜〜!!

材料を合わせて混ぜ合わせてこねこね。
強力粉・セモリナ粉・卵黄・卵白・塩を順番に入れていきます。

混ぜ合わせたら、こちらの機械で伸ばしていきます。

君の名は。
「パスタマシーン」(そのまんまー)


ちなみにrifiさん、手動ですが一応持ってます。さすがっ!

生地は均等な薄さになるように、たたんで伸ばして、向きをかえ〜を繰り返していきます。
(指が巻き込まれたら大変なことになるのでご注意くださいm(__)m)

綺麗に伸びたら、ラップにくるんでロールケーキのように丸めて、30分ほどおいておきます〜。


さぁ、その間にこの冬常連のワタリガニさん(2回目)の登場です!!(拍手〜)

なんのご縁か、前回の日本料理の時はすさまじい抵抗力を見せてくれたワタリガニさん、今回も登場でち。

前回のむごさが記憶に新しい一同、今回はぜひ一思いにやっておくんなせぇ・・・・!!!と心の中で願っておりました。笑

結果、ワタリガニ軍曹は蒸し器の中へ・・・・


むごいことは終わりかと思いきや、ここで動物愛護団体が気配を見せそうな・・・?

「う さ ぎ」さんの登場です(ぴょんぴょーん)

ですが皆さま、ご安心ください。
どこかの小学生が大切に学校で育てたウサギではなく、ちゃんと食用のウサギです。

私、ウサギさん初体験です・・・あわわわわ。

先生によると、
「うさぎの肉は一度食べたら絶対に美味しいと思いますよ!」
とのこと。

さてはて一体どんなお味なのでしょうか・・・??

ウサギのもも肉をカットしていきます。
今回は骨付きです〜!けっこう堅そうなので叩き切る・・・という表現の方が正しいような・・・???
なかなか激しい音がしておりました。汗


ウサギ肉に合わせる食材は、にんにく・赤唐辛子・チェリートマトローズマリーイタリアンパセリです。

※注意※ 赤唐辛子は激辛の種を取り出しておいてくださいね。

フライパンにたっぷりのオリーブオイルを入れ、にんにく・赤唐辛子を入れじーっくりとにんにくの香りが出るまでしっかりと熱します。
この香りでよりお腹が空いてしまうんですよね〜><

香りが出たら、一旦にんにくを取り出して、ウサギちゃんのお肉をフライパンに敷き詰めるように並べ焼いていきます。

焦げ目がしっかりつくまで動かさず、ひっくり返さず、ただ、待つのみ・・・
(ついつい触りたくなっちゃうんですけどね笑)

火が通ったら一旦お肉を取り出し、残ったオリーブオイルも取り出します。
フライパンには美味しそうな焦げ目が!!
なななんと、この焦げ目が美味しいソースになるんだそうで!

取り出したお肉をもう一度フライパンに戻し、白ワインを入れ、焦げ目をこそげ取りながら煮詰めていきます。

ある程度煮詰まったら、半分にカットしたチェリートマト、先ほど取り出したにんにく、ローズマリーイタリアンパセリを加えます。イタリアンチックにどんどんなってきました!

ここで、お水を加えてぐつぐつと煮詰めていきましょう〜
ウサギ肉のお料理はこれでおおよそ出来上がりです^^


皆さん、一番初めに作ったもの覚えてらっしゃいますでしょうか??
そう、パスタです、パスタ!!
そろそろ30分たったかな〜ということで、パスタ生地をパスタ状にしていきます。

ここで再登場のパスタマシーン(じゃじゃじゃーん)

練った直後よりも生地は柔らかくなっていました。
この状態でセモリナ粉を軽く全体にふりかけ、あとは長ーーくなるまでマシンにかけて伸ばします。

びよーーんと長い、長方形になってきたら、包丁で6等分ぐらいになるようにカットします。
パスタマシーンの横幅が、1本のパスタの長さになるんだそうで、これがフォークで巻き取るのにちょうどいい長さなんだそうです。

パスタマシーンに棒状になるカッターを装着。
生地を入れれば・・・・・

あっという間にパスタスタイルに大変身〜!!

まっすぐに入れないとパスタの長さがバラバラになってしまうので、まっすぐ入れないといけなんですね〜。
なかなかこれもテクニックがいる作業です。

くっつかないようにしっかりと残りのセモリナ粉をふりかけておき、茹でるその時を待つのみとなりました。


さて、この生パスタとコラボレーションしてくれるのは、忘れかけのワタリガニです〜。
蒸し器に行かれた蟹さんは綺麗にあかーく蒸し上がってきました^^

身からみそまで丁寧に取り出し、殻は鳥出汁にいれ火にかけ、蟹エキスを抽出。

別のフライパンにみじん切りしたにんにくをオリーブオイルと共に焦げないように気を付けながら、じーっくりと香りづけしていきます。
にんにく風味のオリーブオイルを作っているのですね。

にんにく風味のオリーブオイルが出来上がったら、取り出しておいた蟹の身&みそを入れ・・・
蟹のエキス入り鳥のだし汁を投入。
塩加減を調整したら、生クリームを投入〜 できたらボールに移しておきます。


そしてついにパスタを茹でるときがきました・・・!!!


お湯1Lに対して、塩10g。
これがパスタをゆでるときの塩加減の鉄則!(そうだったのか!( ゚Д゚))

手に取ってみるとなかなかの量です・・・皆様も是非覚えておいてくださいね。

試し茹での結果、2分半ぐらいがちょうどいい茹で加減ということに。
パスタ茹でただけですが、塩味がしっかりパスタにしみこんでいて、これだけでも十分美味しいという事態です。

というわけで全てのパスタを茹でたら、しっかりとお湯を切ってボールの中へ!
よーく混ぜ蟹ソースとしっかりと絡めます。

ここでも塩加減を確認、足りないことしかないんじゃないかってぐらいに、ほぼ毎回足します。笑

混ぜ混ぜできたら、卵黄と投下!(混ぜる手は止めちゃぁいけませんので人手が2人は必要です。)

あとは盛り付けたら完成です♪(拍手〜)


さぁ、残すはウサギさんのみ!
ぐつぐつと煮込んでほぼ完成のウサギさんは果たして・・・?


じつは先生&rifiさん、同時進行でキノコとジャガイモをバターソテーされておりました。
今回使ったのは「ポルチーニ茸」(右)と、あまり聞きなじみのない「黒ラッパ茸」(左下)。


黒ラッパ茸は、この時期になるとフランスなどではよくつかわれるキノコなんだそう。
日本でいうところの木耳(キクラゲ)のような感じらしいです。乾燥させたものを水でもどして使用します。
まさしく木耳のようですね!

バターをフライパンに入れ、溶かしていきます。
ここで大切なのは・・・・タイミング!!

バターは溶けてくると泡が出てきます。
大きい泡が細かい泡になったとき。それがまさに、材料を投入するパーフェクトなタイミングなのです。
(写真参照)

エスポルチーニ!と黒ラッパ茸、そして先に蒸しておいたじゃがいもをフライパンにいれじっくりと火にかけます。

あとはこれをウサギさんの上にのせれば・・・・

こちらも完成なんです!(拍手〜!!)


今回は、下準備をしっかりとすれば調理工程的にはわりとざっくり、煮る!焼く!混ぜる!といった印象でした〜

さぁ、盛り付けた完成形のお披露目ですー('ω')

1品目「うさぎの煮込み イスキア風」

盛り付けではオリーブオイルをお皿に回しかけ見た目も綺麗に仕上げて頂きました!
が、試食班の美女Hさんは自称動物愛護団体のメンバーということで難色を示しておられましたが。。。。

食べてみると一同驚き!
鶏肉のようでいて、鶏肉よりもしっとり!いわゆる鶏肉のぱさぱさ感が全くないんです。
先生のおっしゃった「一度食べたら絶対に美味しいと思うはず」というお言葉、納得です。m(__)m

もしご家庭で作られる場合は、鶏肉を使って、一度焼いてからほかの具材をしっかり煮込み、最後に鶏肉加えるといいですよ♪


2品目「マッケローニ・アッラ・キタッラ」(蟹のカルボナーラ風)

実はこのお料理、先生が中華料理を食べられた料理にインスピレーションを受けて作られたんですって!
この蟹のカルボナーラ、rifiさん早速おうちで挑戦されようと意気込んでらっしゃいました〜。
皆さんも良ければお試しあれ^^

そして、西洋料理の時の一同のお楽しみ。
デザートの登場です!デザートはサービスでつけてくださるんですって♡

今回は、バニラアイスクリームと栗クリーム、そしてメレンゲを焼いたお菓子クロカンを乗せたデザートです♪
これがまた美味でございまして、女子大盛り上がりでござんした(●´ω`●)

先生方、今回もありがとうございました!
次回のレポート内容は中華料理です。
年内最後のお料理学校、張り切ってまいりましょう〜