IIJ、ルーター製品とリモートアクセスソリューションのVPN機能を強化……「SSTP」に対応 | RBB TODAY (ブロードバンド、テクノロジーのニュース)(情報元のブックマーク数)

SEILがSSTPに対応らしい!

インターネットイニシアティブIIJ)は3日、自社開発のルーター製品およびリモートアクセスソリューションにおいて、VPNプロトコルSSTP(Secure Socket Tunneling Protocol)」を新たに実装し、VPN機能を強化したことを発表した。
SSTPは、Windows Vista SP1以降に標準で搭載されているSSLを利用したVPNプロトコル。今回SSTPが実装されるのは、ルーター「SEIL」(ザイル)シリーズ (SEIL/X1、SEIL/X2、SEIL/B1、SEIL/x86)とリモートアクセスソリューション「IIJセキュアリモートアクセス」となる。
現在VPNプロトコルとしてPPTPL2TP/IPsecが主流となっているが、ルーターなどでNATされたネットワーク内で複数PCから同時にVPN接続ができないといった問題があった。SSTPを利用することで従来のインターネット接続環境に加えて、ホテル、無線LANスポットなどのNATされた環境、プロキシサーバーを経由してインターネット接続を行う環境からでも、確実にVPN接続を行うことが可能になるという。またSSTPは、TLS/SSLを利用したHTTPSポートを使用してVPNを行うため、ネットワーク機器の設定変更を行う必要がなく、手軽にリモートアクセスを導入できる。

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