★お知らせです!

みなさまお久しぶりです!

さて、昨年のずいき祭から一年が経ち、また今年もずいき祭の季節がやってきました◎

今年も新たなインターンシップ生4人を保存会に受け入れていただき、日々の作業をブログへ綴っています!!

そんなインターンシップ生のブログがこちら!
その名も「ずいき日和」です!
http://d.hatena.ne.jp/zuiki2012

上記のURLをクリックしていただくと、ブログへアクセスすることができます。

「ずいき日和」では、今年のずいき神輿及びずいき祭について更新していきます!!
こちらのブログでは今年分の更新はいたしませんので、予めご了承ください。


それでは今年もよろしくお願いいたします!!

京野菜の料理

こんにちは、インターンシップ生の住沢です。
今年のずいき祭も終わり、インターンシップも一息つきました。

そこで、今まで携わってきたけれど、なかなか口にすることのなかった京野菜を使って、
料理をしよう!ということになりました。


というわけで、今回はその料理会の模様をお伝えします!

日にち:11月28日(月)
参加者:インターンシップ生4人と三枝先生
場所:京都市内の某宅

料理会の前に何度が集まり、何を作りたいか各自で提案して工程などを確認しました。

今回作るのは
ずいきの豆腐煮、海老芋の唐揚げ、里芋団子の味噌汁 とご飯です。

いつもお世話になっている瑞饋神輿保存会の佐伯さんから、海老芋と里芋をわけていただきました。

 


○ずいきの豆腐煮
主な材料…ずいき2本・干ししいたけ・木綿豆腐・片栗粉
京都の赤ずいきは時期的に少し遅かったようで、手に入りませんでした…ので、今回は土佐の白ずいきを使用。

1.しいたけを水で戻し、戻し汁はとっておく。
2.ずいきの表面の硬い部分をむき、適当な大きさに切って水にさらしておく。豆腐も水気を切り一口大の大きさに切る。
3.お湯を沸かした鍋にずいきいれ、火を通し、ざるに上げて水分を切っておく。
4.鍋にしいたけの戻し汁とだし汁、ずいき、しいたけを入れ煮立てる。煮立ったら豆腐も加えて煮立たせる。
5.塩・すき焼きの割り下で味付けをし、片栗粉でとろみをつけて完成!


○海老芋の唐揚げ
主な材料…海老芋4個、片栗粉

1.海老芋を洗い、皮を向いて半分に切り、水にさらす。
2.たっぷりの水を沸かして海老芋を入れ、弱火で煮る。竹串が通るようになったら取り出して水で洗う。
3.だし汁を沸騰させ、海老芋を弱火で5分くらい炊き上げ、そのまま冷ます。冷めたら海老芋は一口大に切って片栗粉をまぶす。
4.フライパンに油をはり火にかけ、180℃くらいになったらきつね色になるまで揚げる。
5.4に塩をふったら出来上がり!


○里芋団子の味噌汁
主な材料…里芋6個、片栗粉、大根1/4本、人参1/2本、味噌

1.里芋は水洗いし、上下を切り落とし、また水洗い。
2.レンジで10分加熱し、竹串が刺せたら熱いうちに皮をむく
3.ボウルに2を入れ、マッシャーなどでつぶし、片栗粉・塩ひとつまみを加えて混ぜる。
4.鍋に水を入れ、短冊切りにした大根と人参と一緒に煮る。
5.だしの素を加え、中火にして里芋を一口大に丸めて5に入れていく。里芋の団子が浮いてきたら1〜2分煮る。
6.味噌を溶き入れたら完成!
  



全部おいしくいただきました!
京野菜を身近に感じられた一日でした。

   

11月20日 即売会

今日は、『朱雀野 京の農林秋祭り 野菜と花の即売会』を取材に行ってまいりました。
場所は、西之京瑞饋神輿保存会の方々がずいきみこしを作る、
あの北町集会所です。


朝11時からなのですが、お客さんはその前から列になって待っていました。
一方で、もちつきも!いい匂いが漂っています。

そして11時になると30人ずつ中に入って、野菜やお花を買うことができます。
ぞろぞろ…。

中では、聖護院だいこん、カブ、水菜、切り花、ネギ、ほうれん草などの野菜や
カネーションなどの切り花やビオラの苗も売られています。
お米や柚子こしょうまで!

集会所がずいきお祭り以来のにぎわいです。

男の子がもちつちに挑戦していました!地域の交流も感じられます。
ついたおもちは、並んでいる人に配られます。私も頂きました。やわらかくておいしいかったです!

今日は鈴木がお送りしました。

10月4日 巡行当日(午後の部)

午後の部からは中川がお送りします。
午後になると日差しが強くなり、汗がにじむ気温になってきました。


12:30 お旅所出発

準備が一通り終わり、いよいよ巡行開始です。
初めにずいき神輿、そして子神輿と続きます。

御神輿を一目見ようと、お旅所近辺には大勢の人が詰めかけていました。


12:45 集会所前
会長さんの掛け声で御神輿が揺らされます。
「鳴りかん」が”シャンシャン”と音を立て、御神輿の側面に取り付けられた平瓔珞が揺れ、とてもきれいでした。


13:10 西大路丸太町

通行する車を停めていただいての巡行です。
車の窓ガラス越しに覗いている方がたくさん。
歩道には、大勢の幼稚園生やカメラを構えて珍しそうに見ている外国人の方も見受けられました。
また、御神輿が通ると家の入口から出てきて手を合わせてお参りする方もおられました。
そのような御神輿の一部を私たちインターンシップ生も作っていたと思うと、不思議な感じがします。


13:45 千本丸太町
御神輿が通っている横の車線を、普通に車が走っています。
千本通りや西大路通りなど、こんな大きな車道を車を規制していただいて歩く機会がないため、とても気持ちがよいものです。
ずいき神輿は街中のビルに負けず劣らず目立っていました。


14:00 大休憩
トミナガさんという会社をお借りして休憩です。
強い日差しの中1時間半も御神輿を動かしていたアルバイトさんは、不慣れなこともあってか少しお疲れの様子です。
水分と栄養を補給して、残り1時間半がんばります!


14:20 出発
14:30 再び西大路


14:50 御池通
途中病院のそばを通ると、たくさんの人たちが窓から御神輿を眺めていました。


15:15 丸太町七本松
ここからは、ひたすら七本松を上七軒まで登っていきます。
私たち女性陣は御神輿をひくお手伝いはできないため、掛け声で応援!


15:25 立本寺で2度目の休憩
おいしいお茶をいただいて、いよいよ勝負の上七軒へ。


15:40 北野商店街
お店から人がぞくぞくと外に集まってきます。
御神輿が北野商店街を巡行する間に、私たちは一足先に上七軒に向かいます。
「カメラマンの方が多すぎて、御神輿が通れない」とは聞いていましたが、あの細い通りにそんな人数が集まるのか想像できません…。


15:55 上七軒
上七軒に到着すると、道路の片側に10mほどの列になってカメラマンの方が並んでいました。

ずいき神輿がやってくると、お茶屋さんから舞妓さん・芸妓さんが出てくるため、それを今か今かと待っておられるようでした。


16:00 御神輿が上七軒

いよいよ御神輿が上七軒に到着しました。
御神輿がお店の前を通り、舞妓さん・芸妓さんが出てくるとシャッターの嵐。
御神輿のかつぎ手も上七軒は気合が入るらしく、あっという間に人垣を抜け、無事北野天満宮東門に着きました


御神輿を見ることはできても、巡行に参加する機会はないので、とても貴重な1日になりました。
初めての巡行への参加だったため、特に上七軒は圧巻で印象に残りました。

お祭りの後は保存会の方たちの直会(なおらい)に参加させていただきました。

事故もなく、無事に巡行を終えられたことに感謝して、巡行のリポートを終えたいと思います。
ここまでは中川がお送りしました。

10月4日 お神輿巡行(午前)

とうとうお神輿の巡行当日となりました!
今日のブログは午前を住沢、午後を中川が担当します。

まずは午前。

★午前中の流れ
6:15〜 集会所集合、おにぎりづくり開始
7:00〜 朝ごはん
7:30〜 おにぎりづくり再開
9:00  全員集合
     御旅所へ移動
9:30〜 お神輿巡行準備
10:00〜 アルバイト集合
    集会所へ戻り、昼ごはん&着替え


まず朝早くから数人の会員さんが集まり、会員さん・アルバイトさん用の昼食のおにぎりをつくります。
学生も参加させていただきました。

今日つくるおにぎりは全部で220個必要とのこと!

お米はガスの炊飯器で炊きます。炊ける直前は鍋とふたの間から泡が出始め、ふたが踊っていました。

炊飯器は2台あり、1台が炊けたらそのお米でひたすらおにぎりをつくり、その間にもう一台が炊き…
という具合にうまく時間差をつくって作業をしました。


そのごはんをわたしたちは朝食にいただき、炊きたてはとーーーーーってもおいしくて贅沢でした。

会員さんに、イモの煮つけを持ってきていただいたので、朝ご飯にみんなでいただきました。はじめて食べましたが、とてもおいしかったです。

炊きたてのお米はかなり熱いので、少し冷ましながらやっていきます。
手に塩をつけてお米をにぎっていきました。

おにぎりの上にはゴマをふりかけます。
こんな感じ!



おにぎりにはたくあんがつきます。
このたくあんも毎年同じところから仕入れているそうです。


集会所の台所から外をみると
集会所のすぐ北側にある安楽寺天満宮
地域の方が掃除していました。
安楽寺天満宮は、西京に古くからある七つの「御供所」のうちの
第一番目に相当する社です。
お二人は毎朝ここを掃除しているそうで、安楽寺が地域の方によって
たいせつに守られていることを痛感しました。


御旅所へ移動してからは
会員の方々がお神輿の周りの提灯を取り、

お神輿が組み立てられてから少し時間が経っていて、ずいきの切り口が酸化しているのでそこを切り直して整えます。

瓔珞(ようらく)も巡行時に落ちないようにしっかりくくりつけます。

整ったお神輿は長柄にロープできつく縛り付けられ
 

くるまに乗せられました。
 


その後はまた集会所に戻り、アルバイトや会員さんは着替えと昼食、私たちも昼食をいただきました。
お米が炊きたてとは一味違い、塩が効いててこれもまたおいしかったです。
午後のためにエネルギーを補充しました。

午前はここまで!
午後は中川さんにお願いします!

★お知らせ いよいよ!

みなさん、おはようございます◎

今日は清々しい秋晴れとなり、絶好のお祭り日和となりましたね。

今日はいよいよ神輿巡行です。
みなさんぜひ見にいらして下さい!!

巡行ルート等は前の記事をご覧下さい◎


巡行の様子はTwitterにて随時発信していきますので、そちらの方もぜひご覧下さい!!


どうぞよろしくお願いします!


Twitterアカウント】
http://twitter.com/#!/ritszuiki2011

<注>
上記URLをクリックすると、クッションページに飛びますので、その際は[直接アクセス]をクリックして下さい。

10月3日 宇多野ユースホステル案内3日目

こんにちは!
さむーくなってきましたね…

今日は宇多野ユースホステルさんのツアー案内の最終日でした。

昨日に引き続き中川・住沢が案内を担当しました。

昨日は会員さんと打ち合わせる時間がなく、何を言うかは臨機応変に対応するつもりだったのにうまくいかず…
中川さんに頼ってしまいました…

昨日はかなり落ち込んだので、今日こそは!!とはりきっていました。
20時からツアー案内開始予定だったので、1時間以上前に行き心の準備をしていましたw
何度もシミュレーションをして、これを言ったらお客さん喜んでくれるよなーとかいろいろなアイディアも浮かんだし、
会員さんともしっかり打ち合わせを行い

準備万端!!
なんでも聞いてください!

という状態でした。


しかし、ここでハプニング発生。

宇多野班からメールが。

今日のお客さん
日本人1名
オーストラリア人17名



えええええーーーーー



そして彼らはやってきました。

さっきのメールだと日本語はOKとのことでしたが、
実際話してみたら全く通じていない!!
しかもよくよく聞いてみると15歳の子たちと、大人数名でした。(全員私より年上かと思ったw)

でもこうなったら説明するしかない!
精一杯知っている単語を言って伝えようとしました。でも混乱して簡単な基礎的な英語も出てこない…
ユースホステルさんの方に日本人の通訳の方が一名ついてくださいましたが、会員さんがこれはテングサ(寒天のもと)と説明しても、通訳さんがテングサを英語で何というか知らない。
と言うより、そもそもオーストラリアにはテングサがないようで、そのもの自体の概念が伝わらない。

欄間の「うさぎとかめ」を取り上げても、日本の昔話だから、それ自体の話を知らない。
しかも日本人でも知らないようなものがお神輿に使われていたりするので、
外国の方に日本のものを紹介するというのは本当に難しい事なんだと痛感しました。

 


でも日本語を分かる方がすこしだけいて、とても熱心に聞いてくれました。
内容が日本語と英語が混じってあまり深い事まで伝えられなかったのは残念でしたが、
興味を示してくれて、つたない英語にも反応してくださって、救われました。
  

終わった後で京都学の先生に、京都学は世界に発信していかなきゃいけないんだから〜 と念押しをされました(笑)


外国の方の前で案内をするなんてことは人生で初めてでしたし、本当に貴重な体験をさせていただきました。

と同時に、英語をもう一回しっかり勉強しようと決意した住沢でした。