月刊Windows Update 2004年2月号発売(Microsoft)

日本の祝日もなんのその。とりあえずリンクのみ。

Virtual PC for Mac の脆弱性により、権限が昇格する (835150) (MS04-005) (Microsoft)

最大深刻度:重要
対象(修正プログラムを適用可能なサービスパック):

対策:修正プログラムの適用。
概要:

  • Virtual PC for Mac が実行時に作成する一時ファイルを検証しない。この一時ファイルに任意のコードを挿入することで、システム レベルの特権で任意のコードを実行可能。ただし、この脆弱性を利用するためにはVirtual PC for Macを実行するコンピュータに対話的ログオンしなければならない。

注意事項:
その他:

  • 修正プログラムの適用により、バージョン番号が 6.1.1 になる。

関連:

Windows インターネット ネーム サービス (WINS) の脆弱性により、コードが実行される (830352) (MS04-006)(Microsoft)

最大深刻度:重要
対象(修正プログラムを適用可能なサービスパック):

対策:修正プログラムの適用。Windows Update による適用可能。
概要:

  • WINSがパケットの長さを検証する方法に問題がある。Windows Server 2003 では、セキュリティ機能がバッファ オーバーランを検知してWINSを強制的に終了させる。結果としてサービス拒否状態となる。Windows NT / 2000 では、特別なパケットを拒否するためサービス拒否にならない。

注意事項:
その他:

  • Windows NT Workstation 4.0 / 2000 Professional / XP にこの脆弱性は存在しない。

関連:

手元のWindows XP SP1 のPCでWindows Updateを試みたのですが、MS04-007をピックアップしないですね。Automatic UpdatesとRemote Registryの両サービスをためしに動かしたら出てきました。Windows Updateには直接関連しないと思っていたのですが認識違いかな。Windows Updateで検出できない状態でもMBSA 1.2でチェックしたところちゃんと検出できたし。
ご指摘のとおりにタイミングの問題かなぁ。

ASN .1 の脆弱性により、コードが実行される (828028) (MS04-007)(Microsoft)

最大深刻度:緊急
対象(修正プログラムを適用可能なサービスパック):

対策:修正プログラムの適用。Windows Update による適用可能。
概要:

  • Microsoft ASN.1 Library にバッファ オーバーフロー脆弱性が存在する。この脆弱性を利用し、システム特権にて任意のコードを実行可能。

注意事項:
その他:

  • Windows NT 4.0 では 脆弱性のあるファイル(msasn1.dll)が規定でインストールされない。MS03-041の修正プログラムやセキュリティー関連外の修正プログラムとしてインストールされる。

関連:

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ニュース番組ぐらい見ましょう。