育児保険で保育サービス抜本拡大

きのうの日経新聞朝刊「経済教室」欄に、坂東眞理子氏が「保育サービス抜本拡大 育児保険の創設を」との論考を寄せていました。ポイントを簡単にまとめると以下のようになるでしょうか。

少子化対策で最も必要なのは保育サービスを抜本的に増やすこと。
・育児を社会的に支えるとの理念を明確化するため育児保険=社会保険制度とする。
・サービス内容は保育所・幼稚園のほか一時保育、学童保育なども含む。
・保育サービスの給付は専業主婦も含めすべての親に対するユニバーサルサービスとする。
・サービス供給主体はNPOや株式会社も含め多様なものとする。
・保険料は成人国民一律月額1000円とするほか、扶養控除や公的年金優遇の廃止などを財源にあてる。

なるほど、なるほど。細部や傍論はともかくとして、大筋としてはたいへんうなずける提案です。

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