黒豆の故郷・丹波篠山より

今日は長期出張前の最後の休みということもあって、せめて出発前の思い出作りに丹波篠山へドライブに出かけることにしました。マイレガシィも名古屋に行って以来まともに長距離走ってないし・・・。で、なぜ篠山かと言うと、以前kinutさんが書き込んでくれた、ある温泉に興味があったからです!まずはそのレポートから。
  

こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷


このタイトル通りの温泉に行って来ました!去年オープンしたばかりの温泉ですが、インターネットで情報を検索してみたところ、レストランを含めていろんな見所いっぱいの所だったので、サークル仲間を誘って3人で行って来ました!大阪から車で約1時間30分。辺り一面に緑の木々が広がる所にその温泉はありました。思った以上に大きく、駐車場にはいろんな府県のナンバーの車がとまっており、認知度の高さが伺えます。で、日曜日は多くの人で賑わうのですが、何とか順番待ちなしで入浴することが出来ました!で、ここの温泉ですが、特徴はやはり、あまり熱くないので長風呂できる、といったところでしょうか。泉質は食塩泉だそうですが、手に触れた感じはあまりドロっとしておらず、どっちかというとサラサラで、人によっては温泉かどうか分からないかもしれません。けど湯上りの爽快感は、まぎれもなく温泉そのもの!加えて大自然の中でゆったりできる露天風呂は最高!これだけで優雅な気分になれる、日頃のストレスから開放できるひと時を楽しめました!繰返し入浴してなおサウナにも入っていると、あっという間に1時間が経過してしまいました。本来だったらのぼせてしまうのに。やはり先述の通り、低温だという点が効いています。それにしても女の子はさらに入浴が長い!カップルもしくは仲間同士で温泉に行く時は、入浴時間は最低1時間30分は必要だという事を頭に入れておきましょう。
本当は露天風呂の写真も撮りたいのですが、当然無理なので、入浴施設の様子はこちらのページをチェック!
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/nukumori/tp04010801.html

湯上りのランチタイムも優雅に・・・
これだけ大きな温泉施設となると、土産の店や軽食コーナー等も充実しているのですが、今回はちょっと豪華なお昼ご飯を堪能して来ました!

これは館内にある日本料理店、「さぎ草茶寮」のランチメニューです!
左はステーキランチ、右は松華堂弁当です。両方共ご飯もちゃんとついてきます。
僕はステーキランチを、友達は松華堂弁当をオーダーしました。ステーキは地元の銘産・丹波牛を使っており、少量ながら懐の深い味わいが堪能できました!まさに至福のひと時!ステーキソースも何種類かありましたが、塩をつけてシンプルにいただくのがベストです。そして意外なことに、セットでついてきた味噌汁が美味い!ちょっとどろっとした味噌汁に豆腐となめこが入っていたのですが、これが妙にご飯に合うのです!ここ最近高級な食材を口にしていなかったので(福岡や名古屋では美味しいもの三昧でしたがちょっとリーズナブルだったかな)、時にはこんな贅沢もしないとな、と思いました。ちなみに松華堂弁当も、一品一品が深みのある味わいのものであり、そこに付いていた鮭をちょっといただいたのですが、どことなく鰤の照り焼きに似た味わいの、今までにない塩鮭にびっくり!けど非常に美味い!お昼どきにこんな贅沢な食事が出来たのは本当に久々でした!
ちなみに予約制で懐石料理をやってたり、宴会にも対応しているので、温泉+食事のセットでいろんな楽しみ方ができますよ!
日本料理 さぎ草茶寮の詳しい情報はこちらをチェック!
http://www2.ocn.ne.jp/~soul-tmb/photosagisaryo.htm
  
土産はもちろん黒豆!

ここでの人気の土産は黒豆の枝豆!そう、ここ丹波篠山は黒豆で有名な町なのです。故に物産店では黒豆関連の商品を多数取り揃えていて、その中でもよく売れているのが枝豆です。で、黒豆といえば黒い豆だ、と単刀直入に考えていた僕が、「じゃあ枝豆もやっぱり黒?」と疑問に思い、たまたま試食コーナーに出ていた枝豆を手に取ってみました。すると・・・微妙に黒いが、やはり真っ黒ではありませんでした。当たり前か・・・。けどこの枝豆は美味い!酒がなくてもついついつまんでしまいたくなる味でした!
  
丹波の銘産スウィーツ

館内に手作り豆腐工房があったので寄ってみました。豆腐は好きなので本当は買って帰りたかったのですが、出張前の忙しい状況で自炊できるかどうか微妙だったので、ジェラートを買って食べることにしました。で、やはり丹波まで来たのだから、丹波らしい組合せを、と思いオーダーしたのがこの「黒豆+豆乳」のジェラートでした。まさに豆づくし!黒豆ジェラートは、小豆菓子にも似た幅広い年代に受け入れられそうな味わいで、豆乳ジェラートは、いかにも豆乳だ!という味わいでありながら、妙な苦さがなく、上手い具合に甘さが加わっていました。やはりその場所にふさわしい名物の味を、いろんな形で味わえるのはとても嬉しい事です!
   
と、思った以上に楽しめる温泉施設、「こんだ薬師温泉・ぬくもりの郷」レポートでした!
やはり日本人は「温泉+露天風呂」が好きなんだなぁと思うと同時に、そこに美食が加わると、本当に優雅なひと時になるものだなと実感できました!まさに極楽です!
場所は上記ホームページに記載しておりますので、そこの「地図」のページをご覧下さい。
ちなみにお昼どきの12時台は混雑が予想されますので、できるだけ早い時間の来館をお勧めします。
最後に、入浴料は大人¥600と非常にリーズナブル!温泉だけでも充分楽しめますよ!
  
その後どこ行こうかと考えていたところに、とても面白そうなスポットを発見しました!温泉近くの「立杭 陶(すえ)の郷」という所ですが、陶芸を見に行くのではなく、いきなり作ってみました!詳しくは次のコーナーで。
  
  

できるかな?いきなり陶芸体験!

ここ丹波立杭という所は、多くの窯元が集まる陶芸の町だったのです!車で走っていてもたくさんの陶器を見ることができ、いろいろ気になるものもあったのですが、今回向かった場所は、実際に陶芸体験できる所でした。確か小学生の頃、陶芸みたいな事をやっていた憶えはあるのですが、何しろ20数年振りに器を作るというだけあって、場内の説明書を見ながら、器作りにチャレンジしてみました!
  
1.スタートは丸い粘土の塊から

当然元となる原料には手を加えていません。ちなみにこの量だと湯呑みやちょっとした小皿が作れるサイズ(90g)だそうです。料金は\900+完成品を家まで送る送料なので、けっこうお得です!
2.まずは土台を作る

今回のコースは、手動ろくろとへら等がついてきます。電動ろくろが登場するのは、上級者コースからだそうです。ま、これ位だと電動ろくろなんか必要ないのですが。ここでポイントとなるのは、あまり薄くしない事です!薄くしすぎると窯で焼いた時に割れるそうです。窯焼き後には実際作ったサイズの約2割は縮んでしまうので、その事を意識しながら作っていくのがポイント!土台ができたら、徐々に横を固めていくのですが、粘土をひも状に延ばし、親指程度の太さにしたら1層ずつ重ねていき、接合点を埋めていきます。その繰返しですが、意外と難しい!すぐ変形してしまうのが難敵だ・・・。
3.積み上がったら縁を整える

形はようやく完成!で、仕上げなんですが・・・縁を整えるのに糸を使って粘土を切り揃えるのだがこれが難しい!糸が引っ掛かって落さなくていい所まで削れてしまい、結局うねるようないびつな縁のままで仕上げることにしました!ちなみに、粘土は水を加えすぎると硬くなって形の修正が出来なくなってしまうから気をつけろ!そんなこんなで・・・
4.完成!あとは焼きあがりを待つのみ

試行錯誤しながら陶器が完成!僕がつくったのは鍋用の取り皿・・・なのですが、縮んでしまうと漬物皿に変わってしまいそうな気が。微妙に小さいのだ!で、左の作品は以前陶芸体験したことがあるというメンバーの作品。やはり一目で分かる仕上がりの優秀さでした!右の作品は僕と同じ小学生時代以来の陶芸となるメンバーの作品。とても肉厚なのですが、底が薄すぎたかな、としきりに心配してました。これらの作品は窯で焼かれた後、郵送で自宅に届けられます。約1ヶ月かかるそうですが、今から完成が楽しみです!
  
それにしても陶芸は面白い!気軽に体験できる施設があると、さらに「陶芸しよう!」という気になります。また訪れたいです!今度こそは湯呑みかな?
  
立杭 陶の郷
〒669-2135
兵庫県篠山市今田町上立杭3
TEL 079-597-2034
開園時間:9:00〜17:00(祝日以外の木曜は休館日です)
場所はコチラ!
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.58.39.458&el=135.8.1.894&la=1&fi=1&sc=3
  
温泉と銘産の黒豆と陶芸。丹波篠山は思った以上に見所いっぱい!リピーターになる価値は充分!今日は本当に素晴らしい休日でした!