新大阪→関西空港(60.5km)

メールの返信をしていたりすると、どんどん時間が経過していく。さすがに危なくなってきたので、19:30になって新大阪19:45発のはるかをチケットレスで予約する。19:35になって、上司に挨拶して出発する。いつもながらギリギリである。

新大阪駅東改札口の所まで来た時点で、あと4分強時間が余っていたので、MV端末で乗車券を発券する。ホームに下りるとほどなくしてはるか45号がやってきた。自由席はそこそこの乗り具合であるが、指定席はまだ余裕がある。とは言っても、ガラガラというレベルではない。特急はるか45号は、定刻に新大阪駅を発車する。梅田線を走り、淀川を渡るあたりから速度が下がる。梅田貨物駅で行き違い待ちのようだ。トロトロ走った後に、オーシャンアローとすれ違う。これが遅れていたようだ。西九条で環状線の電車を追い抜く。発車標には55発と出ているが、既に55分を過ぎている。

天王寺に到着後、開通待ちでしばらく停車した後に発車する。3分ほど遅れて発車しているようだ。和泉府中で後ろの席に座っていた人が降りる。日根野でも何人か降りて、関西空港へ向かう。既に新大阪から50分が経過している。やはり、遠いと言えば遠い。しかし、伊丹が近いかと言えば、それも違うように思う。

関空連絡線に入り、快調に飛ばすが、関西空港駅の場内で止められる。ラピートが出た後に入線となる。所定ではこっちが先に入って、ラピートが後から出るようになるのだろうが、3分ほど遅れていたので順序が逆になったようだ。定刻より5分遅れて20:40に関西空港に到着する。

KIX→SIN

SQのチェックイン業務はJALが受託している。荷物を提示してチェックイン。座席指定で見る限り満席に近い情況であったため、インボラを期待するが、出てきたのはエコノミーの搭乗券。GHがチラッと何かのリストを見ていたが、たぶんある程度のインボラはあるんだろう。ただ、チケットの予約クラスが安すぎるから、NH*Gとはいえ選ばれるのは望み薄と最初から思っていた。

チケットには、INVITE ANA LOUNGEと書いてあるが、サクララウンジをご利用ください、とのこと。

サクララウンジに入るのは初めてである。ラウンジ内は、外国人の方が多い感じ。食べ物はたいしたものが無いが、大きな窓もあり、雰囲気は悪くない。最近のANAラウンジが、無機質な方向に向かっているのと対照的に、素材感のあるやさしい色使いに癒される。

22:57に41番ゲートから搭乗する。満席に近いため、エコノミーは分割搭乗で行列ができているが、☆Gを生かして優先搭乗する。

23:18にはドアクローズとなる。なんと、結局隣の席に誰も来なかった。23:29、ほぼ定刻にPush backを開始する。

窓から離れているのでよく見えないが、貨物エリアらしきものが見えるのでA滑走路を南に向かっている模様だ。長距離便なのでインターセクションはせず、23:42にエンジンがスプールアップし、離陸滑走を開始する。久々のA330-300、やはり普段良く乗っている767-300ERや777-300に比べると非力な感じがする。

日本時間の5:37、PAが流れ到着予想時刻は5:10、気温は27度とのこと。さすがは赤道直下シンガポールである。