DRM強化断固反対

補償金はDRM強化よりまし?より。俺も補償金のほうがましだ。DRMのせいで専用ソフトを使わないと見られない・聞けない…そんな事態になるとマルチメディア関係のフリーソフトウェアの存続にもかかわる由々しき問題だ。DRMのせいで独占的ソフトウェアを入れないといけないなんて、考えるだけでもヘドが出る。そんなコンテンツなど最初から見る気しないんだよ。ようつべやニコニコ動画がある。

権利者側は、PCなど録音・録画が主な用途ではない汎用的な機器も課金対象にすべきだと主張

自分の利権をちょっとでも多く確保したいだけの単なるエゴだろ、こんなの。醜いったらありゃしない。だいたい私的録画の権利なんか著作権法30条で保証されてるだろ。

プリンタ入手も動かず

ぐぐって動作したという報告をちらほらと見たのでキャノンPIXUS iP4300を購入。

・・・・やっときたか・・この日が・・・・
この5ねんのあいだ
なんどとなく プリンタの設定を
おもいだしたぞ
私のただいちどの はいぼく!
ゴミのような きかいに
Unixがやぶれたのだ!
5ねんのあいだ
このはずかしめに たえてきた
だが きょうで それもおわる
しんがたプリンタを うごかして
あの はいぼくが くそ店員の
しくんだわなとしょうめいし
この わずかなきずをぬぐいさって
かんぜんな ふっかつをとげるのだ

(店員なんかかんけいない!
この世界とWindowsのためにおまえにまけるわけにはいかないんだ!)

なんとでもほざけ!
しょせんWindowsはUnixがつくったどうぐにすぎん!
では私のふっかつのぶたいへ!

某悪神ばりに意気込んで設定にかかるのだが、丸一日格闘の末結局自分のPCで動かすことはできなかった。cups, gutenprint, キャノンが提供するドライバみな試したもののだめだった。

cupsがまだなかった10年前に設定したBJ-10vは苦労の末動かすことができていた。あれから数台プリンタを購入するもどれも動かせず。そのうち一台は初期不良に気付かずいつのまにか保証期間切れで丸損だった。俺はとことんプリンタに嫌われているようだorzorz そういう経緯もあってプリンタ設定はトラウマだ。cupsとかfoomaticとかghostscriptとか聞くたびに背筋に寒気が走るほど。そんなこと言ったらLinuxなんか使うなと怒られそうだが、ハードウェアの設定そのものが怖くてたまらない。安い買物じゃないので丸損になるのが怖い。

俺がPC買換えを極度にためらうのも、そういう理由だ。起動するだろうか?X Window Systemは立ち上がるだろうか?音は出るだろうか?ネットにつながるだろうか?移行するためには数々のハードルを乗り越えなくてはならない。ハードウェアに弱い俺にとってPC購入は大博打だ。幸い今のマシンはあっさり乗り越えてくれたのでラッキーだった。

だいたいメーカーがLinuxサポートに消極的なのが問題だよな。ハードディスクやCD-ROMと違って機種ごとに固有のドライバが必要というのがつらい。linuxprinting.orgやfoomaticはがんばっているけど、しょせんは個人か小さな団体にすぎない。どんどん出る新製品にデータベース登録が追い付かないのが現状。まあそりゃそうだよな、特定の機種を買ってかつLinux使いでかつデータベースに反映しようとする人なんて購入者の何万人かに一人ってところだろ。だからデータベースに登録されるころにはそのプリンタは店頭から姿を消している…多勢に無勢ってやつだ。悲しいけどメーカーが積極的にならない限り、「Linuxはハードウェアの設定が大変」という印象が拭えることなんてないだろうね。プリンタしかりスキャナしかり拡張ボードしかり…

確実にLinuxで動かすにはやっぱり中古品しかないんだろうかねえ?

プリンタは家族にあげようと思う。