明日2月2日(土)は、いよいよ『砂の影』の公開初日です!!

sabaku_m2008-02-01

明日(2/2)の21時15分より、
甲斐田祐輔監督、江口のりこさん、米村亮太朗さん、光石研さん
による舞台挨拶を行います!

舞台挨拶が終わってから、初回の上映になります。
上映が終わるのは、ざっと22時45分くらいでしょうか。
終電を気にせずに、お楽しみいただける時間かと思います。
ぜひぜひ、初日に『砂の影』をご覧にユーロスペースに入らして下さい。


そして、甲斐田監督から、ロッテルダム滞在記第3弾が届きました!


先日は毎夜行われているセンター内のパーティで
通訳等でお世話になったLukさん達と。
中合流したtomは映画サイトのチーフエディターであり、日本映画も専門的に詳しい。
彼とは三隅研次監督の剣三部作や若尾文子さんの話をする。アメリカの俳優で誰が好きかと問われ答えると"正解!”だって。










なんと彼は江口のりこさんの大ファンだそうだ!!

翌日、夢か現実かわからなくなるというギリシャ映画を見に行く。
なんか見たことあるなあ〜と思った矢先、フィルムが燃えた!!
あ、電気ついた。

気を取り直して、自分のpress&industry screeningの映写チェックにいく。




ここが会場の一つであるシネラマ。7つ劇場がある。

普通映画祭では作品数が多く、上映会場もその度に変わり、映写チェックをしないそうらしいのだが…
砂の影』はそこはかなり重要な作品である!!

映写技師さんは熱心に調整して、明日立ち会えない上映会場にも連絡をいれてくれる。

ちなみにpress&industry screeningとは一般のお客さんが入れない関係者に向けての上映なのだが(何故か今回の上映の中で一番おおきい劇場)、映写チェックのついでにそのまま見てみる。
バイヤーと思われる人達は途中で入ったり出たりして、その度にドアの閉まる音がする。
しかし、なぜだか余計にユキエの発する衣擦れや呼吸の音が染み込んでくる。う〜ん

その後、ウクライナの映画監督kira muratovaの2in1を見る、
すごい。。なんだかよくわからないがやばかった。とんでも話なのに最後爽快感があるぞ。
こんな映画あるんだ、、知らなかった。。。

そういえばこの劇場で明日やります。


あ、砂の影

すぐに今回もパンフに寄稿していただいている大久保賢一さんがプロデュースされているイベントにお邪魔する。
Japanese 8mm Kicks Ass Beautiful
http://www.filmfestivalrotterdam.com/eng/search/combined_programme.aspx?id=08a40809-99c2-4ae3-864a-d2e4563c52ac

このイベント会場はメイン会場から少し離れた所にあるのだが、歩いていってみることに。
ロッテルダム映画祭はいくつもの会場で行われている。
街の中心地は人工的であまりヒトの匂いがしない。
この会場は暗闇の中を抜けると突如出現するのだ。

会場は熱気に溢れていた。
若いカップルがスクリーンで寝転んでみていたりするライブ感。
暗闇から放たれるモノは間違いなく光であり、その原点に満ちあふれた場だった。



先日お会いした水由さん達と話す。自家現像や撮影方法など。おもしろい!


会場にあった8mmを使った作品。左は8mmから映写されたレースゲーム。

慌ててThe Melvins&Keiji Hainoのライブを見にいく。
映画館で爆音が!なぜか超満員の観客は座ったままヘッドバンキングしてた。
やばかった。

映画祭に来て、驚いたのはこのイベントをフツウにやっているように見えること。
そのタフさは映画祭だけではなく、世界中の映画そのものに問われている気がしました。

あした帰ります。

かいだ


ちょっとボリュームが多くなってしまいましたので、
【その時、渋谷では】は、明日に繰り越します!楽しみにしていてくださった方、すみません〜!

では、明日劇場でお会いしましょう!!


その時、東京では…。



“8mm”Tシャツを作りました。
袖口にワンポイント。
こんな感じです。
劇場で限定数、販売します。
ほんとに限定なので、お早めに!