水戸黄門の映像が変わる
4月以降に放送される「水戸黄門」が少し楽しみになった。撮影に使用するカメラが変わり、フィルムライクな映像になるらしい。1カ月ほど前の記事だが、下記の転載の中で井上監督が言っているように、“隅々までピントが合いすぎ”た映像は、時代劇の場合とても見苦しいと思う。最近の映像と、ぜひ比べてみたい。
「水戸黄門」の撮影に、Dシネマ用カメラ「VARICAM」を採用
松下電器のVARICAMは、4コマ/1秒〜60コマ/1秒まで自由に撮影スピードを変えられる720pのカメラ。最大の特徴は、これまでのビデオカメラやHDカメラに比べ、フィルムの質感を表現できること。映画で最初に使われたのは、2002年公開の『突入せよ!浅間山荘事件』で、現在、国内では約100台、世界中では約500台が使用されている(2003年12月時点)。フィルムライクなトーンが出せる一方、明るさや焦点深度はビデオ感覚で調節でき、広い範囲でコマ数を変換できることから、新しい表現の可能性も広がっている。
昨年12月15日にTBS系で放映された「水戸黄門スペシャル」をVARICAMで撮影した井上泰治監督によると、「時代劇の雰囲気がよく出せた。これまでのビデオカメラでは、カツラがばれてしまったり、セットでの撮影で隅々までピントが合いすぎて苦しい部分があったりした。VARICAMでは、HDという規格の中に、フィルムの良さや表現を持っている」とのこと。水戸黄門シリーズでは、2004年4月放送分から、全てVARICAMで撮影される。
また、開発に協力している撮影監督の阪本義尚氏(映画『突入せよ!…』『さびしんぼう』など)は、「夕暮れの残照の描写や、洞窟の中の女性を入れ込んで外の海を撮るシーンなど、これまでのフィルム撮影では難しかった映像が撮りやすい」と話している。
DVD「24 TWENTY FOUR」
「24 TWENTY FOUR」vol.9〜vol.12鑑賞。本編のみCoCoonに落としてレンタル返却したので、“もうひとつのエンディング”を見逃してしまった…。しかし、ニーナだけは信じていたのに。製作者の思惑通り、内通者はメイソンだと思っていたから、あんな展開になるとは予想外。真の黒幕は来シーズンに持ち越されるわけだ。また、“もうひとつのエンディング”によると、奥さんは死んでいなかったらしい。セカンドシーズンもまた見ねばならないのか…。
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