ひとつ

　メディファクの文庫から出た赤塚不二夫の対談集を読んでた。タモリとの対談はホントめちゃくちゃ面白い。赤塚不二夫はすごい。
　こないだの弔辞でも言ってた気がする正月の軽井沢の話のくだりで、

タモリ　あー、だけど俺、あれは敵わなかったなぁ。ケツにロウソクは入んなかったからな（笑）。だって、オロナミンＣの瓶くらいの太さのロウソクなんだもん（笑）。そんで、「よく入ったねぇ。俺、入んなかったよ」って言ったら。「バカだねぇーお前は、石鹸つけんだよ」って、どっちがバカなんだよ（笑）。「石鹸つけりゃあ、あんなもんスルーッて入るんだよ」そんな人にゃあ敵わないよ、俺も。荒業。

　「どっちがバカなんだよ」ってとこで声だして笑った。ホントそうだよな。あとレオ・レオーニって「平行植物」書いてる人だけど、タモリはこの人に偶然会ったことがあるらしい。で、会ってレオ・レオーニがイタリア語でばーってタモリに話しかけてきたらしく、でもタモリはイタリア語わかんないから通訳の人にこの人は何言ってるんですか？って聞いたら、通訳曰く、この人はイタリア人なんだけどでたらめなイタリア語喋ってるんです。で、タモリはでたらめのイタリア語を話して返したらしいんだけど、レオ・レオーニいいセンスしてるなー。

赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

なんか

　朗読がしたいんだが、なんか素人が朗読できる機会ってないのだろうか。