ギラティナと氷空の花束シェイミ

日劇場版ポケットモンスターギラティナと氷空の花束シェイミ」を弟と見に行きました。かなり面白かったです。とりあえず以下感想と前回投げかけた質問の答え。ただし一部ネタバレ有り。ラストのネタバレは極力避けているので良かったらどうぞ。それとこちらのあらすじも参照に。

ゼロの計画は成功するのか?

反転世界からギラティナを引きずり出し、メガリバで見事にギラティナの捕獲に成功したゼロ。しかし彼の目的はギラティナを捕まえるだけではなかった。なんとギラティナの能力をスキャンし、それを彼が極秘で作った「メカギラティナ」に移すのだ。そうすればゼロがギラティナの様に現実世界と反転世界を自由に行き来する事が出来るのだ。しかしその代償としてギラティナ自身は死ぬ事となる…。
実はゼロはムゲンの助手。かつては反転世界をともに研究した仲間である。この反転世界に魅力を感じた彼らは早速反転世界と現実世界を行き来出来るマシン「メガリバ」の設計に取り掛かった。しかしその代償としてギラティナが犠牲になる事に気づいたムゲンはメガリバの設計図を消去した。反転世界は現実世界のバランスを保つための世界であり、ギラティナはその反転世界を守るために必要だと判断したからである。
しかし反転世界の王になるという野心をいまだに抱いてるゼロは密かにメガリバを完成させた。さらに反転世界を黒い瘴気で汚す現実世界を破壊しようという恐ろしい野望も…。
実は反転世界の中には現実世界を映す水晶の様なものが浮遊しており、それを壊すと現実世界にも影響が出るのだ。メカギラティナで反転世界に行ったゼロはまず氷河が移されてる水晶を破壊。そのせいで現実世界の氷河が動き出し大変なことに…。果たしてサトシ達はゼロの野望をそして現実世界の破壊を止めることができるのだろうか?
この結末は劇場で確かめてほしい!

ギラティナはどうなるのか?

ゼロに捕まり、能力をスキャンされることにより生気を失っていくギラティナ。何とかメガリバに侵入したムゲンがスキャン率99%の所で止めたものの、ギラティナはもう虫の息。
しかしシェイミアロマセラピー*1ギラティナは復活。シェイミとも分かり合えたその矢先、メカギラティナが動き出す。急いでメカギラティナを止めようとするギラティナ。サトシやシェイミ達も加勢に加わる!

シェイミの言う花運びとは?

花運びとはシェイミが群れで行動し、グラシデアの花畑から花畑へスカイフォルムになって渡りをするというもの。サトシ達が出会ったのはそのうちの1匹で、しかも仲間とはぐれた様子。さらにこのような事件に巻き込まれるのでかなりかわいそうなポケモンでもある。
映画でのシェイミのフォルムチェンジはゲーム上と同じになっていて(詳しくはこちら)、グラシデアの花粉を浴びるとスカイフォルムになり、夜になったり氷に触れるとランドフォルムになる描写がある。またスカイフォルムになると強気になりギラティナに自ら勝負を仕掛けるほどだが、ランドフォルムになると引っ込み思案になる。でもツンデレな所は変わってない。
因みにシェイミのCVは山崎バニラ。巷では有名な活弁士であるが、テレビで彼女が出てもシェイミの声にしか聞こえない俺は病気か?

レジギガスはいつ出てくるのか?

レジギガスの登場はかなり終盤。氷河の奥の神殿にいる。メカギラティナの攻撃により氷河が崩れ始めた頃に動き出しマンムーの群れとともに氷河を止めるが…。
余談だがエンディングで氷河の神殿にたまたま入ってきたロケット団3人組を破壊光線で吹っ飛ばす。

ゴルゴ松本の役は?

ゼロの手持ちポケモンであるジバコイルは何かどこかで聞いた様な声だと思ったら、何と実はゴルゴ松本はこのジバコイルのCVを担当していたのだ。何か特殊な方法で声を出しているらしい。相方のレッド吉田(役はこちら)と違い出番はかなり多く、しかもピカチュウシェイミとのバトルシーンもあるのでかなりの大役である。

感動ポイント

やっぱり何と言ってもラスト。ここは感動せずにはいられません。あと個人的にはギラティナが死にかける所も涙腺崩壊ポイントだと思う。
あと何と言ってもシェイミツンデレっぷりは目が離せません(かあいいよシェイミw)。

*1:ゲーム上では手も持ちポケモンの状態異常を治す技だが、アニメ版や劇場版ではなぜか体力も回復する。