怪しい外資保険会社から精神性の高さを考える
常々思っていましたが、不良サービスや欠陥商品などのコマーシャルに出ていたタレントは、その罪を感じていないのでしょうか。笑顔を作って「悪いものを良く見せる」のもタレントの一つの「技術」かも知れませんが、それを信じ馬鹿を見た消費者に対して、イメージキャラクターはどう思っているのか聞きたいものです。私はおそらく、彼らは有名人でいたいために、金のためなら何でもするという人種だと思います。中にはそうでない人も少しはいるかも知れませんが、その多くは自己保身の無責任人種でしょう。
特にここ数年気になるのは、外資系保険会社の「とにかく安くて保証が一杯」とほざきまくってるテレビCMです。規制緩和を突破口に、ここぞとばかり日本の顧客を刈り取りに来ているえげつない宣伝に、どうしても違和感を覚えます。と言うか極めて怪しく疑わしいと感じるのです。本当にニコニコ顔の善良そうなタレントが言っているような、良質なサービスがすべての加入者に提供できるのか、ということです。
マスコミ最大のタブー、アリコ粉飾決算 2005-08-11 02:05:35
AIGアリコ保険は４０億ドル利益水増しで会長が逮捕され、過去に遡ってAAAが取り消されたが、なぜこの社会的犯罪集団の重大ニュースがテレビ、新聞、週刊誌で報道されないのか。
アリコの契約者には知る権利がある。
アリコのような自由社会のルールを踏みにじる社会的犯罪集団に日本を支配させてよいのか、・・・
http://blog.goo.ne.jp/sdfa2000より
外資の保険会社は、いざというときには、なかなか保険金を出してくれないらしい。これも老人が多い病院に入院してみて分かったことだ。
小林よしのり わしズムvol.17より
保険会社の監視強化、「業界Ｎｏ．１」根拠必要 金融庁
2005年12月28日00時42分金融庁は２７日、保険会社向けの監督指針の改正案を発表した。
それによると、テレビや新聞などの広告で「業界ナンバーワン」「わずか○○円」といった宣伝をする場合には客観的な根拠や注意事項の明示を求める。
保険商品の販売勧誘時には、重要事項をＡ３サイズ程度の１枚の両面にわかりやすくまとめることも義務付ける。
生命・損害保険各社で発覚した保険金の不払い問題を受け、消費者保護を図るのが狙いだ。
改正案は０６年４月から適用し、問題があれば行政処分を下す。金融庁は各社の広告を監視していると、保険料が安くても、厳しい支払い条件を小さな字で書いたり、その部分は短い時間しか放送しなかったりする場合があるという。
「業界ナンバーワン」と表示しても、客観的に実証されていない場合もあるという。保険商品が複雑化して広告が商品選びに与える影響は大きいため、消費者にとって不利益な情報も含め、商品の有利性や保険金支払いの条件などを客観的にわかりやすく示すよう求める。
保険商品の販売勧誘の際には、商品の仕組みや保障の内容などを記載した「契約概要」と病歴の告知義務の内容や保険金を支払わない場合の主な事例などを明示した「注意喚起情報」の提示を義務付ける。
これらの書類は小さな字で大量に記されているため、きちんと理解せずに契約する消費者が多い。
理解しようとする意欲を失わない程度の情報量でＡ３両面程度の書面とし、文字の大きさにも配慮するよう定めた。
勧誘時にはこの書面を読むことの重要性を口頭で説明することも求め、電話やインターネットでの勧誘にも同様の説明を義務付ける。
上記のようにどうもあちこちから、羊頭狗肉の話が聞こえてきます。しかし、マスコミにはたんまりとコマーシャル料を払っているから、マスコミは実態を伝えることができないのではないかと思うのです。
前出の小林よしのり氏は、「ちなみに、わしのところには『おぼっちゃまくん』をCMに使いたいという話が来たが、外資の保険会社だったので断った。」と述べています。普通に愛国心と社会的関心があれば、これくらいの判断をタレントがして当然だと思いますが、戦後の教育でそれが崩壊していて、常識が宿っていないので、そういう人がまず少ない。また仮に誰かが出演を断っても、落ち目で金で何でもいうことを聞く奴が代役を務めることになるのでしょう。しかし、その残りかすのようなやつらこそ、先の衆議院選挙で小泉自民党の応募にずらずらと臆面もなく面を並べたハイエナのような連中なのです。
武士は食わねど高楊枝。金で心を売るのか、金のためなら何でもやるのか。その基準をどこに置くか、どこまでこらえることができるのかで、その人の精神性の高さ、つまり品位が決まるのだと思います。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&neoc=2300702106&keitai=80
