[環境] 「第1回新エネルギー世界展示会」に行ってきます

今週、幕張メッセで行われる表題の展示会に行ってきます。開催の概要は次のようなものです。

世界の持続的発展を支えるためには地球環境保護と産業の共生が不可欠であり、なかでも地球温暖化の主要因である二酸化炭素ガスの削減は、世界各国の共通課題として新技術の開発が加速化されております。中でも、近年は化石年業が主流のエネルギー社会にかわり、新エネルギーが今後のエネルギー政策の中核として位置づけられるようになりました。特に日本では、高い技術レベルを持つことと京都議定書の議長国であるということから世界中から大きな期待が寄せられております。
この様な背景を基に、新エネルギー業界・市場の発展と普及啓蒙に寄与する目的で、産・官・学が一堂に会し、「日本から世界に向けて、新エネルギーに関する最新製品・技術・情報を発信する」-大イベントを開催します。新エネルギーの”今”を「見て!触れて!」いただくために是非、ご来場ください。
http://www.cnt-inc.co.jp/energy/top.html

私のライフワークは、一言でいえば「自給」ということですが、その主な分野は「衣・食・住・医療・教育・エネルギー」です。衣、つまり着るものや医療ということに対しては、まだ具体的なアプローチはできていません。住に対しても不十分な状況です。

エネルギーに関しては、きわめて個人的な取り組みしかしていませんが、小川町(埼玉県)で行われた「自然エネルギー学校」に通い、そこから自分の家に「バイオガスプラント」や「太陽光発電」や「パッシブソーラー住宅」を実現し、まさに「学問と実践」の中でその実態を会得してきたと考えています。

さらに、個人的なシステムを構築する中でその本質を理解してきました。ですから、こういった「自然エネルギー」技術を地域や国家に展開する場合の技術や制約についても一応は理解しているつもりです。本来そのような実現を目指すべく町会議員に立候補して当選したのですが、思ったような活動はできませんでした。それについては別の機会・別の場所で十分に報告します。

今回の展示会でどのような情報が得られるか分かりませんが、とにかく足を運んだ上で、「新エネルギー」と呼ばれるものの実情を、肌で感じてきたいと考えています。このようなイベントは、他にもあったとは思いますが、これだけのものが行われるのが「第1回」というのは少し残念な気もします。

地球温暖化オイルピーク・中東地域の戦争・中国の発展など、エネルギーを巡る世界情勢は危機的状況が迫っているのは間違いありません。そのような中で、日本のエネルギー政策を長期的視野でどう考えていくのか、ということは、一国民である私のところには見えてきていないのが現状です。

「そんな重要なことは国が十分に考えているのだろう」と楽観的に考えれば、一個人が何らアクションを起こさなくてもいいことになります。その逆で一人一人が何とかしなければならないという考え方もあります。しかし私は、マイバッグ運動とか、ゴミ減量作戦とか、草の根で問題が解決するとも思えません。

私は、エネルギーだけでなく、これまで自分が得た知識と体験した知恵を総動員して、今後国政レベルでの活動をしていくつもりです。その活動の一環として、この展示会に行ってくるのです。