『ジョン平とぼくと』『ジョン平と去っていった猫』使い魔メモ（ネタバレ注意）

使い魔	主人	種族	能力
ジョン平	北見重	大型犬	？
ジルバ	重の母	猫	？
エンダー	北見陽一郎	パンダ	加速
イゾルデ	伊達首相	？	？
トルバディン	有吉鈴音	黒猫	写真記憶
ダガー	浜野優	白カラス	穿孔
コバルト	保科日向子	白猫	発香
アルゴノート	一瀬光昭	フクロウ	？
ナプラフォーゴ	辻田翼	マーモセット	？
アイザック	柳長夫	ハツカネズミ	数値解析
エルステッド	神原かつみ	小型の鳥	？
ユーフラテス	東郷先生	ウサギ	？
ペンブローク	滝沢源吾	カンガルー	収納
チュブラーベル	榎戸寧	大蛇	固定
ブラウ	一瀬義昭	バクテリア	爆縮
コンドライト	浅野先生	猫	？
ロオト	片桐	赤猫	魅惑
オーランジェ	城塚さや	ハムスター	変身
ウォルフラム	新藤信輝	犬（ジャーマンシェパード）	追跡
バートランド	小木津鉄兵	フェレット	？
フリューリング	城塚知樹	蚊	魔法防御

　ジョン平の能力は？としておきましたが、榎戸寧の助言・ジョン平を置いていったら魔法課の試験が（重にしては）上手くいったことから（ジョン平が近くにいないときには《傘》の魔法も使えた）、何らかの魔法抑制効果であろうことは想像できます。ただ、重以外の人間が魔法を使う場合には何の不自由も感じていないことから、まだまだ謎の多い能力ではあるので、素直に？としておきました。
　使い魔の名前には、意味がありそうでありません（笑）。イゾルデはトリスタンの物語に出てくるイゾルデでしょうからいかにもそれっぽいのですが、他はなかなか。
　エンダーというと『エンダーのゲーム』のエンダーを思い浮かべますが、まさかね（笑）。アイザックはアジモフでしょうけど。ペンブロークは、そういう犬種がありますが意味不明です。
　トルバディンなんていかにも何かありそうなのですが分かりません。ダガーというのは短剣のことですから、能力《穿孔》をイメージしやすいです。もっとも、能力は後から開花するものなので、あくまでメタ的な意味ですが。
　エルステッドは磁場の強さの単位ですし、コバルトやコンドライト、ウォルフラム（＝タングステン）は元素記号です。理系的なこだわりがあるのかも知れませんね。
　オーランジェは見た目どおりオレンジ（orange）ですね。フリューリングはドイツ語で”春”って意味らしいですが、だから何だと言うのでしょうね（笑）。
　ちなみに、ロオトが重と会ったときにとっさに名乗った”三葉”というのは、化学室にあった化石標本（三葉虫）が元ネタでしょうから念のため。三つ葉になりたい四つ葉の悲哀という意味深な思いが込められてると思ったり思わなかったり。
　そんなわけで、何かありましたらどしどしコメント下さい。お願いします（ぺこり）。
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「ジョン平とぼくと」についてもう少し語ってみる

ジョン平とぼくと (GA文庫)

ジョン平とぼくと2 ジョン平と去っていった猫 (GA文庫)