Budapest その2

ハンガリーもEU入りし、あちこちで国旗とEUの旗を見かけました。通貨もユーロに統合されるそうで、ハンガリーの通貨フォリントは姿を消すんでしょうね。
さてBudapest2日目。午前中はユダヤ教会"Zsinagoga"シナゴーグへ。

ヨーロッパ最大級のユダヤ人教会だそうです。ユダヤ教会に入るのは初めてでした。男性にはキッパという小さい帽子が渡されてそれを教会内部ではかぶらなければいけません。これはユダヤ人を神が屋根を頭の上に作って守ってくれる・・・という意味があるそうです。
教会内部で英語のツアーに参加して説明を受けます。ハンガリーの悲惨なユダヤ人の歴史をみっちり聞かせてくれます。教会内部は非常に美しいタイルとステンドグラスがあります。トルコで見たイスラム教のモスクとかなり似ていました。

そして併設の博物館へ。ユダヤ人の日常生活品、洋服や祈りのための道具、食器など。ハンガリーで有名な陶磁器のHerendもユダヤ人が創設したそうです。博物館にはホロコーストのコーナーもありました。一番インパクトがあった展示は、人間の脂肪で作った石鹸でした。昨日アウシュビッツに行ってきたという日本人に会いましたが、そこにはもっと衝撃的な展示があるんでしょうね。
昼食はユダヤ料理を食べさせるレストランへ。（何故なら教会でガイドさんから、レストランの5%割引券をもらったから。さすが商売上手！）グースの料理が多いです。味はそんなに特徴はないような？ハンガリー料理と同じで少し油っぽいかな？
午後は国立オペラ劇場、国会議事堂などを外から見学しました。建物もかなり東欧の雰囲気がありますが、道路を走っている車もかなり渋いです。一緒に行った同僚は車好きなので”これ社会主義時代には、注文してから手に入るまで10年かかったんですよ〜”とか色々教えてもらいました。日曜なので閉まっている店も多く、寒くて出歩いている人も少なく、町はちょっと寂しい感じでした。
そして空港へ。空港ではついにHerendのティーカップを購入！Herendは緑の柄の陶磁器で、紅茶が好きな人は知っているかな？本当はセットで欲しかったのですが10万円近くするので買えず。カップとソーサを1セットだけ買いました。幸せ〜。