く〜も〜りガラスの向こうは♪辻三蔵の「ウィークエンダー。問わず語りの言葉が切ないね…フローラS(東京日曜11R)を徹底予想!
人気ブログランキングにお願いします。 
 どうもありがとうございます。
 フローラSは今年の牝馬クラシック戦線の層の薄さを象徴するような一戦。2歳女王テイエムプリキュアの実績だけが飛び抜けているが、あとは2勝馬5頭、1勝馬12頭とメンバーは500万特別並み。テイエムプリキャアにとって勝って当たり前の一戦だが、いかんせん今回は前走の敗因が掴めないから出走するだけのこと。桜花賞であれだけ引っ掛かっていた馬が距離がもつとは到底、思えない。まあ、それはともかく、開幕週の東京は内を通る先行馬しかこない。力差のないこのメンバーなら実績よりも展開を重視したい。
 本命は好位で流れに乗れるホウショウルビー。ダ1200mで2戦2勝の実績を見れば、当然、芝2000mは長いように思えるが、そこがミソ。母の兄ゲイリースティングは全4勝中2勝が芝2000m。ダ1200mでも好位から差す競馬で連勝したように一介のスピード馬ではない。ましてや、栗東坂路で1F12秒0を叩き出す脚力はハーツクライ並み。テイエムプリキュアと追い切りを見比べれば、どちらがG1馬かわからないほど、この馬は走る。2番人気に推されたマーガレットS(5着)は距離よりも重馬場と向かい風を気にしたから。絶好の良馬場で行われる今回は存分に力を発揮できる。
 鞍上の郷原騎手は3年前、14番人気のシンコールビーでフローラSを勝利。同じルビーつながりのホウショウルビーは土曜午後11時現在でなんとシンガリ人気。しかし、少なくとも500万で4、14、7着と頭打ちだったシンコーよりも3戦2勝のホウショウの方が数倍強い。ましてや、未勝利を勝ったばかりのハギノプリンセスアクロスザヘイブンが4、5番人気に推されるメンバーなら勝ってもおかしくはない。
 奇遇にも生産者の東京サラブレッドビューローは郷原騎手が初めて重賞を勝ったゲイリートマホークの馬主。しかも、紅玉と言われるルビーの赤色は情熱を象徴。3番枠に入ったホウショウルビーにとってこれほどの幸運はない。「幸運を招き、邪を遠ざける石」と呼ばれる「宝石の女王」ルビーが勝利をもたらす。
 相手は一長一短。芝2000m以上で勝った実績があるアクロスザヘイブンオリオンオンサイトハギノプリンセスホーリーミストに、叩き3戦目で状態は絶好のアイスドール。ただ、馬券的にはフィリーズレビュー5着、忘れな草賞6着のヤマニンエマイユやクイーンC6着、アネモネS4着のプリティタヤスが16、17番人気なのは美味しいかも。未知の魅力よりも経験を買いたい。
[フローラS予想]
◎ホウショウルビー
○ヤマニンエマイユ
▲プリティタヤス
☆アイスドール
アクロスザヘイブン
ホーリーミスト
ハギノプリンセス
オリオンオンサイト
●お読みになった方は→人気ブログランキングへお願いします。
 ありがとうございました。