川崎仙台薪ストーブの会:里山再生

快晴 往復の途中で何本かのウワミズザクラに気がつきました。サクラとは思えない花つきです。

 春の女神と云われて(オスはどうしてくれる!)人気が高く、カタクリなどの"春の妖精、spring ephemeral"と共に現れ共に儚い命を終える(ヒメ)ギフチョウに前回腹帯伐採地で出会いました。

 ギフチョウヒメギフチョウははっきりと棲み分けしており、東北地方で見られるのはヒメギフチョウで、絶滅危惧種に指定されているそうです。何年か前に太白山自然観察の森でかなり多くの個体を見たことがありますが、そうしたいわゆる保護区では生息環境を維持するために落葉広葉樹林の手入れなど相当な努力をしているようです。5年目の今年、腹帯伐採地でヒメギフチョウの生育を確認できたことは薪の会の活動によって里山が再生されつつある証左と云えるかもしれません。

 次には、類似の環境で晩春に出現して優雅な舞を見せてくれるウスバシロチョウに会うことを期待しています。一度だけ奥会津の桧枝岐で見たことがあります。会津盆地では桐の花が目立つ季節でした。

 薪ストーブの会5月の例会。参加者は20名強か。これだけの人数だと手分けしていろいろなことができます。
風倒木、伐倒木の処理。上にもひとり。
国道から見える場所での薪棚の増設も進行。最終的には4棚?5棚?
大風で壊滅した休憩所が薪棚となり、配置も変えました。4m×0.8m×1.3mとすると約4立米。×14=56立米。これが全部満杯になったらかなり壮観では?