旅仕事の記録1(1月27日〜28日)

1月30日
朝5時半過ぎに起床。朝食食べて、神楽車(ハイエース)で移動。八日市の金屋界隈の門付け。
神社前の角の畳屋さんから始まる。
毎年の生姜を効かせた牛筋煮込みが美味い!で、燗酒…。
昼前に一服する酒屋さんの一服が、無かった…。
全体的には、昔より戸数が減っていた…。

1月31日
建部北町〜中小路〜五智〜八日市本町の門付け。
これも、空地が多く、風景も変り、戸数が減っていた…。

昔、五智では、子供たちが、獅子の後ろを付いて歩いて来ていたが、平日ということもあり、今回は寂しい思いをした…。

演じる側に若手が増えても、受け入れて下さる方々が減ってしまうと、長い伝統も続かない。

2月1日(水)
神田(じんでん)界隈の門付け。

午後は、川桁御河辺神社奉納。神社で昼食をご馳走になる前に、数軒お酒が出る一服がある。
奉納の獅子舞・放下芸を終えた後、一度、宿に戻り、夜は、豊冨稲荷教会で奉納。
終了後の直会は、やはり湯豆腐。

マイミクのとおじ君も、ビデオ機材持参で、みかべ神社から登場。カメラあったみたいだね。
お疲れ様でした!

2月2日(水)
春日町・ひばり丘、幸町、沖野町と、飛び飛びに門付け。

今日は、酒と食事の多い日。

晴れていたが、急に雪!
降ったり止んだり、吹雪いたり!
どんどん積もる雪の中、雪駄履きでの門付けは、ツライ。

足の指先が、痛いのを通り越して、痺れて感覚が無い…。

移動途中、雪に滑りハイエースが、脱輪。
羽織袴姿の男、6人が、雪降りしきる中、車を押し上げた!
一挙に疲れた!

唐辛子入りラッキョウで、もてなして下さるお宅は、今はハバネロメイン…!お酒で口すすぐも、口中痛い!

一度、石塔の宿に戻り、休息の後、いつもご馳走になる、八日市の床屋さんと、料理屋さん。
料理屋さんでは、終了後宴会。コンパニオン登場。野球拳が始まり、片パイ出たあたりで退散。

2月3日(金)節分
昨日の雪が残り、ガリガリンに凍り付いた道を歩き回る!

五智〜林田〜聖和町界隈の門付け。
八日市の市神さんの節分会は、無くなっていた…。

宿に戻り、パッキング。
親方に車で、八日市駅まで送って戴く。

お世話になりました。ありがとうございます。

八日市米原〜新横浜〜菊名〜日吉〜大岡山へと移動。

帰宅して、バタンQ!


1月29日(日)

バタンQ!
…のはずが、市役所の担当さん他との、二次会にお付き合い。
どこも地元起こしのアイデアに苦慮している。

ホテルに帰った記憶が、ほとんど無い…。

で、朝。
二日酔いを覚ますため、熱いシャワーを、少し長めに浴びる。
ホテルのチェックアウトが10時なので、早めに出る。

ロビーにいた関係者の皆様方に、御挨拶を済ませ、歩いて近鉄の白子駅。
駅前の風景が、変わっていた。
15年も経っているんだからなぁ〜。

津に出て、亀山・柘植・貴生川を経由して、滋賀県八日市駅に、14時頃到着。

マイミクのoyanさんと落合い、石塔町に引っ越した、伊勢大神楽講社・加藤菊太夫社中宅に連れて行って戴く。
oyanさん、有難うございます!

約一週間前に、親方じきじきの緊急非常招集令の電話があったので(番頭格の一人が抜けたため)、鈴鹿から非常勤神楽師の愚生が、駆付けた次第。

夕飯は、石川源太夫社中の山城さんが、鹿肉を持参し、紅葉鍋!
久々の再会。

過酷な伊勢大神楽の正月場も、後五日。



1月28日(土)

鈴鹿市政70周年記念
新春を寿ぎ 福と笑いをはこぶ
第2回 万歳サミット鈴鹿

開場 12時30分
開演 13時30分

鈴鹿市民会館

◆出演
基調講演 小沢昭一「アラ目出度いなァ」〜万歳について考える〜

伊予万歳・越前万歳・尾張万歳・ゴゼ万歳・安城三河万歳・加賀万歳・伊勢万歳
◆展示
鈴鹿の祭」写真展◆入場料
指定席 2000円
  (当日2500円)
自由席 1500円
  (当日2000円)
主催
万歳サミット鈴鹿実行委員会、鈴鹿市、(財)鈴鹿市文化振興事業団
助成
公益財団法人 三重県文化振興事業団

後援
三重県三重県教育委員会、NHK厚生事業団中部支局、NHK津放送局、ケーブルネット鈴鹿、SuzukaVoice FM78.3MHz

…のため、前日の27日(金)午前中から移動。
27日は、打合わせ。
28日本番当日は、午前中リハーサル。
午後から本番。

各万歳さん、熱演ながら、スムーズに進行。
中入りをはさんで、小沢昭一先生の基調講演。

鈴鹿だけが、大好きな万歳を、2回も集めてくれた。次の時も呼んで戴きたい…。
と客席を笑わせて、舞台のあちこちに飛んで来た、おひねりを集めたりして、さらに笑いを取る。

マイクに戻って、話し出すと、さっきの話…。
万歳のひと節を演ったかと思うと、また話が冒頭に戻る…。
暫くこれが繰り返された。
小沢先生の演出なのだろうと思いたいが、持ち時間を10分ほど出ている!
舞台監督さんが、御付きの方の許可を得て、司会の小生が止めに入る事になる。
小沢先生の話に、割って入り、終って下さる様にお願いする。
ようやくハモニカを取り出し、一曲吹いて舞台から降りて下さった。
当方、冷や汗タラタラ…。

後半は、舞台転換の間、時間つなぎの愚生の和妻「紅白連理の紙〜落花の舞」。
そして、残りの万歳さん。
地元の伊勢万歳さんがトリで、フィナーレは、「伊勢音頭」で、出演者全員舞台に勢揃い。

終了後、ホテルで懇親会。
「ウラ伊勢音頭」「江州音頭」などで盛り上がって、閉会。

部屋に戻って、バタンQ!

皆様方、お疲れ様でした!
ありがとうございました。