フォーマットできないUSBフラッシュメモリ
昨日、専門学校で生徒が作ったソースなどを持ち帰ってチェックしようと、手持ちのUSBフラッシュメモリにコピーしようとしたら、なぜか使えない。このUSBフラッシュメモリは、この前、Fedora Core をインストールするために使用したもの。USBフラッシュメモリからブートしてインストールした。そんときにDDForWinってソフトでイメージを書き込んだのが原因のような気がする。
専門学校の教室のパソコン(WindowsXP)でフォーマットしようとするとエラーが出てフォーマットできなかった。GUIがダメでもコマンドなら、と思ってやってみたけどやっぱりダメ。コピーしないまま帰ってきた。
そのUSBフラッシュメモリを復活させようと、自宅のパソコンでチャレンジ。
コマンドプロンプトから普通にフォーマットを試みる。
c:\>format u: 新しいディスクをドライブ U: に挿入してください 準備ができたら Enter キーを押してください... ファイル システムの種類は RAW です。 このボリュームで使用するファイル システムを指定するときは、 /FS スイッチを使用してください。
やっぱり普通にフォーマットしようとしてもできんらしい。言われたとおり/FSスイッチをつけてみる。
c:\>format u: /fs:fat 新しいディスクをドライブ U: に挿入してください 準備ができたら Enter キーを押してください... ファイル システムの種類は RAW です。 新しいファイル システムは FAT です。 検査しています 0M バイト このボリュームのセクタ数を判定できません。
やっぱりフォーマットできん。
でも、リムーバブルメディアってのは認識されてるし、指定したドライブにもアクセスした上でエラーになってる。USBフラッシュメモリが死んでるわけではなさそう。
DDForWinを起動して、イメージを読み出してみると、こちらは問題なく動作。やっぱりUSBフラッシュメモリが死んでるわけではなさそう。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を起動する。認識されてるんなら[ディスクの管理]ではどう見えてるんだろう?って思った。[ディスクの管理]を選択すると、USBフラッシュメモリのディスクがパーティション未割り当てになってた。パーティションがないとフォーマットできんってのは分かる。この手の製品って、みんな出荷時にFATファイルシステムでフォーマットしてあるから、通常はこういう問題が起こることはないんだろうね。
未割り当て領域の上で右クリックして[新しいパーティション]を選択すると、「新しいパーティション ウィザード」が起動。画面の指示通りにやったら、無事に使えるようになった。(^^