SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

PS3が人類を救う!?

PS3の有り余る演算能力を病気の発症に関わるたんぱく質の解析に使おうというプロジェクトがSCE協力の下、スタンフォード大学が行う計画が進行中なんだそうな。

スタンフォード大では、病気の発症や進行にかかわる蛋白質の構造の解明プロジェクトを進行中。このデータ処理に一般の人たちが所有するPS3を使おうというわけだ。

約2TFLOPSの演算能力があり、ネットワーク機能、HDDストレージを持つPS3。こいつを使ってグリッドコンピューティングをしてしまおうという計画なんですね。
実際、2TFLOPSという演算能力はものすごいです。仮にメモり速度やキャッシュのミスヒットで1/10のパフォーマンスになったとしても200GFLOPS、Dreamcast約100台分ですよ(笑)。
あの「地球シミュレータ」のスパコンは45TFLOPS程度なので、PS3が30台もあれば同程度のパフォーマンスに。現在最速のBlueGene/L(280TFLOPS)でさえ150台もあれば届いちゃう。しかもPS3は1台6万円程度。BlueGene/Lは120億円だ(笑)。
軍事目的に使われない事を祈るばかり……。消費電力が小さいモデルが出たら考えてもいいですかね(笑)。