引っ越しました
自宅も引っ越したんですが、当ブログも引っ越しました。
気分を変えるのと、携帯から見やすくするためです。
引き続き新ブログのほうでお会いしましょう!
こちらです!
tortie notes II
http://saxophoneko.jugem.jp/
ブックマークの変更よろしくお願いします!
Motohiro Ouch Quintet : 7/3(Fri.)
7月3日(金)
Open 19:30 Start 20:00
¥2,000(1ドリンク付)
四万温泉 柏屋カフェ
http://www.onsen-cafe.com/
それぞれに個性を持った5人の男が、
今年も最高のロケーションで演奏させていただきます。
よせばいいのに今年も
我々が普段接している物の名前の中で、古くからの日本語だと思っていたものがじつは外国語を語源としているというのは時々ある話です。
「イクラ」がロシア語、「オクラ」が英語なんていうのは有名な話ですね。
ところで、「刀」というものがありますね。
「かたな」という語は単独ではすでに生活の中からは失われていますが、時代劇では頻繁に耳にします。
現代では「小刀(こがたな)」、「懐刀(ふところがたな)」等の語に生き続けています。
この「かたな」なんですが、この言葉、じつは英語の「cutterknife(カッターナイフ)」が語源なんですね。
そもそも「かたな」という語が初めて文献に登場するのが、紀貫之の「土佐日記」であり、
その後、平安時代中期に編纂された百科事典「倭名類聚抄」の中で「かたな」の語源が「カッターナイフ」である事に触れられています。
「かたな」と「カッターナイフ」の関係性については、「あきな」と「アッキーナ」の関係との比較(具体的には単語の変化のベクトルの相反性あるいは可逆性の考察)を通じて今後より一層の研究が待たれます。
…なあんて、
うっそぴょーん!(あるいは「うそぴょん!」)
カタルシス
Ouchが所属するバンド、Clockworkが主催となって、先日六本木morphでライブイベントが行われました。
出演者は水野弘章、「アルコール怪獣!」、TRIPPER、Roche、Clockworkの5組。
Ouchは水野弘章のサポートもやっているので、まず1組目に出演。
まだ酔いがまわってないせいかおかげさまで僕のサックスも好評を頂きまして。
ここんちはリハが大変でね。
ヴォーカル以外はサポートなわけだから、本番前2回くらいしか集まれないの。
で、コード譜渡されて、デモ音源1回聴いて、
「じゃあこんな感じで行きますんで。イントロは鍵盤とサックスで行きましょう。泣きのテーマをお願いします」
えー、今すぐかよぅ。
ちょっと予想してたけどさぁ。
で、1テイク目でひねり出したのが、ほぼ、本番で吹いたあの「生きてこそ」のフレーズですよ。
えらいよねおれ。
いやあ、でも水野君の作曲がいいからおれもいいフレーズのっけられるんだよぅ。
なんて。
そうそう、このイベント、morphはバーのあるロビーとライブスペースがガラスの壁で仕切られてるんですけど、そのロビーのほうで、なんと焼き鳥を売りました。
売り子さんは各バンドのメンバー。
うまかったねあれ。
タレが最高。
用意してくれたのはRocheのベースのこうちゃん。
さんくす。
神戸にはおいしい焼き鳥屋さんがあるんだねえ。
そんなおいしいおつまみも手伝って、Clockworkが始まる頃にはほどよく酔っぱらい。
気持ちよーく演奏出来ました。
そしてClockworkには2曲、TRIPPERのMIZがアルトサックスで参加。
OuchとMIZの2人でホーンセクションやってた頃を思い出してかーなり楽しくなっちゃいました。
やっぱいいねえ。
息を合わせる感覚。
2人ともあの頃よりいい演奏できたね。
そしてClockworkの後は各バンドからメンバーを募ってセッション2曲。
ご存知Marvin GayeのWhat's going onとMichael McDonaldがやってるバージョンのAin't no mountain high enough。
これ、2曲ともホーンズ入ってないんで僕がだいたいのホーンアレンジをしたんですけど、
ちょっと、もったいないなあ。
かっこよくできたのに。
この日だけ?
まあTRIPPERのホーンズと一緒にできて楽しかったからいいか。
で、ステージ上、ホーンズの前には各バンドのヴォーカル。
5人。
みんなでかい。
壁のようだったよ。
その後はそのままライブハウスで打ち上げだったんだけど、ちょっと押してしまったんで帰る人続出。
残念。
またの機会に!
Ouchはそこでもいっぱい呑んで(演奏すると汗と一緒にアルコールが出ていく(ような気がする)からまた呑み直しなのです)、最後にはよくしゃべるウザい人になってました。
記憶はあります。
なんとなく。
そんなわけでお客さんと一緒にだいぶ暴れたんで(そりゃ浅間山も桜島も噴火するわ。っていうくらい。ひどい事にならないといいんですが)、
こりゃ第2弾も考えないとですね。
秋ぐらいに?
できるかなあ。
ヲススメ
みなさんあけましておめでとうございます。
まあそろそろ松も取れて新年の挨拶も遅い気がしますが、
とはいえ今年もよろしくお願いします。
Ouchはといえばお正月は実家に帰っておせちやお雑煮を食べたり、
お年玉をもらったり(何歳までくれるつもりなんだろう)。
いいもんですね。
クリスマスの反動かわかりませんが、お正月というとやはり「和」の色合いがぐっと濃くなります。
そんなわけで今日は一つ、落語のDVDをご紹介しましょう。
言われれば思い出す方もいらっしゃるかと思いますが、
現在デアゴスティーニから「落語百選DVDコレクション」のシリーズが刊行中です。
http://www.de-club.net/rgd/
最近発売になった小学館の、ではないですよ。お間違いなく。
この「落語百選DVDコレクション」、今7号まで出ているんですが、
古典落語が毎回2話ずつ収録されていまして、
まあいろいろな落語家が演じているわけですが、
こちらの第2号で「時そば」を演じているのが、
そうです、我らが柳家喬太郎師匠なんですね。
もう僕は一度浅草の寄席で拝見してからこの落語家が大好きでして、
なんて言うんですかね、表現力の豊かさ、キャラクターの使い分けのうまさ、
くすぐりのおもしろさなんかもう最高ですね。
落語というと、おじいちゃんが一人、江戸弁でなんかよくわかんないことしゃべってる、
なんてイメージをお持ちの方はですね、一度柳家喬太郎師匠の高座を観てみたら良いですよ。
そんな枠じゃ収まらないですから。
この「時そば(そばを食った客がお金を数える途中で時間を訊いて勘定をごまかす、という有名な話)」もですね、まあまずマクラが長いんだ。
立ち食いそばの話を始めたら止まんなくなっちゃった感じ。
途中でコロッケそばのコロッケを熱演する下りは必見ですね。
(ぜんっぜん関係なくて申し訳ないんですが、「熱演」と「熱海」って似てますね)
ネタに(本編に)入ってからもその表現力の豊かさで笑いが止まりません。
落語という古典芸能の形を守りつつも現代に通用するエンターテイメントに昇華させる技術は、
新作落語も得意とする喬太郎師匠ならではですね。
ほんとに、これ観ると立ち食いそば食いたくなりますよ。
カップ麺でも良いから用意してから観ることをお薦めしますね。
さあみなさん今から近くの本屋で「デアゴスティーニ落語百選DVDコレクション第2号」を注文だ!
(amazonでは売ってないみたいなんですよね)